津嘉山憲志郎（神戸国際大付）【ドラフト】

ドラフト候補の津嘉山憲志郎（つかやま けんしろう）は、178cm・92kgの右投右打の投手。沖縄県沖縄市出身。神戸国際大付所属。

最速148km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。

阪神スカウトからは「目玉になる」と評価されている。

津嘉山憲志郎の経歴・プロフィール

中学校時に148km/hを計測

幼稚園の5歳から美東ドラゴンズで野球を開始し、美東東小学校でも同チームに所属していました。

美東中学校では軟式野球部に所属し、3年生時には硬式球で148km/hを計測していました。

神戸国際では1年生夏からチームをけん引

神戸国際大付では1年生夏から背番号20としてベンチ入り。

リリーフとして6試合に登板し、防御率0.64という素晴らしい成績でチームの準優勝に貢献します。

秋季大会から先発を任され、県大会準々決勝の須磨翔風戦で6安打1失点完投。

準決勝の社戦では9安打1失点完投でチームを近畿大会へ導きます。

近畿大会初戦では大阪桐蔭戦で6回自責点1の投球を見せますがチームは敗戦となっています。

2年生夏には実質的なエースに

2年生夏の選手権予選では初戦の星稜戦で15奪三振完封勝利。

5回戦では堀柊那擁する報徳学園戦で9奪三振自責点1の好投を見せ勝利に貢献します。

準決勝の社戦では3回途中からリリーフ登板し、7 2/3回を自責点0、6奪三振の好投を見せるもチームは敗戦となっています。

秋季大会では右ひじ痛を発症し、4番センターでチームをけん引。

準々決勝の報徳戦で復帰登板するも、3 2/3回2失点で降板となり、チームも敗戦となっています。

津嘉山憲志郎の動画と特徴

ワインドアップから肘を柔らかく使った投球フォームです。

ノビのあるストレート

魅力はストレートです。

最速148km/hで常時140km/h前後と球速はまずまずですが、それでも多くの空振りが奪えています。

肘を柔らかく使い、手首を立てながらリリースできるので、ボールの回転の質が良さそうです。

阪神の村上頌樹に近い印象です。

もう少し球速が上がってくる高校生では太刀打ちできないでしょうね。

多彩な変化球

変化球はスライダー、カーブ、フォークを持ち球としています。

変化球の中ではスライダーの投球割合が多くなっており自信があるボールのようです。

空振りも奪えており、決め球として使えそうです。

その他にはカーブやフォークを投げます。

まとまった制球力

制球力はまとまっています。

ややバラつきはあるものの、捕手の構えたコースに投げ分けが出来ています。

外角だけでなく、内角の要求にも応えられているあたり、感覚の良さだけでなく度胸もあるのでしょう。

四死球で崩れるようなタイプではありません。

津嘉山憲志郎の成績

成績は2023年終了時です

1年生夏、2年生夏共に防御率0点台という素晴らしい成績を残しています。

1年生時は奪三振数がそこまで多くありませんでしたが、2年生時にはイニング数を超える奪三振数となっています。

三振が奪えるタイプであることがわかります。

また、与四死球率が1台と非常に低くなっています。

制球面でも安定したまとまりのある投手であることがわかります。

気になるのは被安打率です。

1年生時は4以下という異常値でしたが、2年生時にはイニング数近い被安打数を献上しています。

空振りを奪えるようになった反面、ヒットを打たれることが多くなっているようですね。

今後、被安打率をどこまで抑えられるかに注目しましょう。

津嘉山憲志郎のスカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点で複数球団からコメントが出ています。

阪神スカウトからは「来年の目玉」と評価されており、非常に高い評価となっています。

複数球団が視察している報道もでているので、注目度は非常に高そうですね。

今後の活躍次第ではどんどんコメントも出てくるでしょう。

皆様のドラフト指名予想

読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。

是非ご投票ください！

津嘉山憲志郎のまとめ

以上が、津嘉山憲志郎のご紹介でした。

最速148km/hのノビのあるストレートと高い制球力が武器の本格派右腕。

ドラフト2024での指名の可能性は高く、順調に成長すれば上位指名もあるでしょう。

今後の動向や活躍に期待です。

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