今回ご紹介するのは、大島の大野稼頭央です。
本記事では2022年ドラフト候補 大島・大野稼頭央の
をご紹介しています。
◇目次◇（該当箇所クリックで飛べます）
大野稼頭央の動画
大分舞鶴1-2大島(5回終了)
大島は1-1で迎えた4回に4番西田心太朗(2年)の適時二塁打で勝ち越し。
先発の大野稼頭央(2年)は被安打3、2四死球、7奪三振。最速はマイガンもFGEさんのガンも140。 pic.twitter.com/L2A5Fuxiuy— 西尾典文 (@Norifumi_Nishio) November 6, 2021
大野稼頭央のプロフィール
大野稼頭央の経歴
中学時代は軟式野球
名前の由来は松井稼頭央です。
小学校三年生時に龍郷野球スポーツ少年団で野球を開始します。
龍南中学校では軟式野球部に所属し、龍郷選抜として離島甲子園に出場しています。
高校では二年生からエース
大島高校では二年生春季大会からエースとして活躍します。
初戦の鹿児島中央戦では2安打15奪三振完封勝利を挙げます。
結果として、4完投するなど計45回を投げて50奪三振を奪う活躍でチームをベスト4に導きます。
夏の選手権予選では初戦から三回戦まで3試合連続完投勝利を挙げます。
続く、準々決勝の鹿児島実戦では5回自責点5で敗戦となります。
秋季大会で九州大会準優勝
秋季大会では県内の離島初の優勝に貢献し九州大会に出場します。
九州大会では、初戦の大分舞鶴戦で10回自責点2、16奪三振ながら引き分け再試合となります。
翌日の同戦では9回自責点2、12奪三振で勝利に大きく貢献します。
中1日で迎えた興南戦では疲労の影響もあり、力をセーブしながらも2奪三振完封勝利を挙げます。
球数制限やなどもあり、その後の登板はありませんでしたが、チームは準優勝となります。
三年生春に初の甲子園出場
九州大会準優勝ということで選抜出場を決めています。
大野稼頭央の特徴
次に、大野稼頭央の特徴です。
ノビのあるストレート
ストレートの最速は146km/hで常時130km/h台です。
先発時は平均球速を抑えている印象です。
腕を柔らかく使えており、腕を縦に振れるのでボールの回転軸が水平に近そうです。
ややマッスラするケースがあるので、ジャイロ成分があるシュート変化の少ない球質のようです。
緩いカーブが持ち味
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。
90km/h台の緩く大きく変化するスローカーブを中心に投球を組み立てます。
ほとんどカーブですが、110km/h台の緩いチェンジアップも投げます。
制球面はまずまず
制球面ではまずまずといえます。
緩い変化の大きなカーブをストライクゾーンにしっかり投げ込めています。
なかなか難しいボールですが、制球出来ていることからも感覚が良い投手といえるでしょう。
特徴まとめ！
わかりやすくまとめると
- 最速146km/hのストレート
- シュート変化の少ないマッスラ気味
- 90km/h台の緩いカーブ
- 制球面はまずまず
です。
最速146km/hのマッスラ気味のストレートが特徴です。
90km/h台の緩いカーブを巧みに操る技術力の高さを持ち合わせています。
まだまだ細身でこれからの成長が楽しみな選手です。
大野稼頭央の成績
続いて、大野稼頭央の成績です。
| 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
| 21夏予選 | 28 | 2.89 | 7.71 | 2.89 | 7.39 |
| 21秋近畿 | 28 | 1.29 | 9.64 | 3.86 | 7.07 |
成績は2021年までです。
直近の秋季近畿大会では防御率1.29という安定感ある投球をしています。
イニング数を超える三振数を記録しており、三振が奪えるタイプであることがわかります。
与四球率や被安打率がやや高い印象です。
ただ、近畿大会では延長再試合での連騰＆中1日登板という過酷な日程でした。
それでこれだけの数字を残せているのは素晴らしいと思います。
大野稼頭央のスカウト評価
続いて、大野稼頭央のスカウト評価です。
＊評価はスカウトコメントで一位同等コメント有が◎、上位候補同等コメント有が〇、コメント有が△
| 球団 | 評価 | コメント |
| ヤク | ||
| 阪神 | ||
| 巨人 | ||
| 広島 | ||
| 中日 | ||
| 横浜 | ||
| オリ | △ | 縞田拓弥「ボールに切れがある」「センバツの時よりもストレートの質が上がっている。真っすぐで空振りが取れるのがすごくいい」 |
| 千葉 | △ | 榎康弘スカウト部長「真っすぐに将来性を感じた」 |
| 楽天 | ||
| 福岡 | △ | 永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長「腕がしっかりと振れる。体ができてくればもっと球速が出るし今後が非常に楽しみ」 |
| ハム | ||
| 西武 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
ボールの切れの良さや将来性を評価しているようです。
選抜出場では結果を残せませんでしたが、今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てくるでしょう。
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大野稼頭央の指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
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大野稼頭央のまとめ
以上が、大島 大野稼頭央の経歴、成績や特徴でした。
最速146km/hのマッスラ気味のストレートが特徴の本格派左腕。
2022ドラフトで指名される可能性は高いでしょう。
今後の動向や活躍に期待です。