今回ご紹介するのは、米子東高校の岡本大翔内野手です。
長打力や逆方向に打つバッティングのほか、肩の強さ、足の速さが魅力の大型内野手です。
投手としてもマウンドに上がり140km/hのストレートを投げます。
今回は、そんな2020年ドラフト候補 米子東高校・岡本大翔の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
岡本大翔(米子東)の経歴やプロフィール
まずは、岡本大翔の経歴です。
- 名前:岡本大翔(おかもと ひろと)
- 出身地:鳥取県西伯郡伯耆町
- 生年月日:2002年9月12日
- 身長:190cm
- 体重:92kg
- 投打:右投右打
- ポジション:遊撃手、三塁手、投手
- 経歴:八郷少年野球クラブ → 米子ボーイズ(伯耆町立岸本中学校)→ 鳥取県立米子東高校
詳しく見ていきましょう。
岡本大翔は高校2年生春のセンバツ甲子園に出場!
小学校の頃から野球をはじめ、八郷少年野球クラブに所属します。
中学生になってからは、硬式野球チームの米子ボーイズで主に投手としてプレーしました。
チームの先輩が進んだ県外の強豪校に行く選択肢もありましたが、中学3年生の時に県大会の試合を見て米子東高校へ進む事を決めます。
一つ一つのプレーから野球に対する熱さを感じたそうです。
米子東高校は鳥取県内でも有数の進学校ですが、学業の成績も良く、一般入試で合格し、入学しました。
1年生から試合に出場し、1年生夏の県大会では、6番サードで出場します。
1年生秋の県大会では、準決勝の倉吉東高校戦で本塁打を打つなどの活躍で準優勝、中国大会に進みました。
1回戦の開星高校(島根)戦で三塁打、準決勝の市立呉高校(広島)戦で二塁打を打つなど、毎試合でヒットを打ちますが、決勝の広陵高校(広島)戦で敗れます。
2年生春のセンバツ甲子園初戦の札幌大谷高校(北海道)戦では1番ショートで出場しますがノーヒット、試合も敗れました。
岡本大翔は2季連続で甲子園出場、高校通算17本塁打!
センバツ甲子園でノーヒットに終わったことを悔しいと感じ、大会後は素振りなどのトレーニングに力を入れます。
2年生春の中国大会では、試合は敗れますが、初戦の広島商業高校戦で本塁打を打ちました。
2年生夏は県大会決勝の鳥取城北高校戦で本塁打を打ち優勝、2季連続の甲子園出場を決めます。
甲子園初戦の智辯和歌山高校戦では4番を打ち、試合は敗れますが3本のヒットを打ちました。
2年生秋は県大会初戦の米子高専戦で先発として登板し、三塁打も打ちます。
しかし、準々決勝の境高校戦で敗れ、3季連続の甲子園はなりませんでした。
「負けた事で、もう一度甲子園へという思いがより強くなり、3年生夏には甲子園に戻って、自分の持っている力を出し切りたい」と話し、悔しい気持ちを持ったそうです。
また、夏の甲子園の時点での通算本塁打は17本、そのうち2年生になってからは10本であり、どれだけ伸ばせるか注目していきましょう。
岡本大翔(米子東)の成績
続いて、岡本大翔の成績を見ていきましょう。
- 甲子園(19春夏):2試合、打率.429、1三振、出塁率.500
- 地方大会通算(中国大会:18秋、19春):5試合、打率.333、1二塁打、1三塁打、1本塁打、2打点、4三振、出塁率.458
成績は2019年までのものです。
2019年夏の甲子園で3安打したこともあり、高い打率を残せています。
二塁打、本塁打などを打っているので、長打力がありそうです。
三振数は少し多めで、三振数を減らしていけるかが今後の課題となるかもしれません。
ですが、それ以上の四死球(甲子園:1、地方:5)を選べています。
四死球を選んで出塁することにより、打率以上の貢献ができているといっていいでしょう。
岡本大翔(米子東)の特徴や動画
次に、岡本大翔の特徴です。
まず、こちらの動画を見ていきましょう。
米子東 岡本大翔 pic.twitter.com/ddN1LcLbvL
— ランドル (@RandollZ10) February 2, 2020
恵まれた体格ですね。
左足を上げてタイミングを取っており、足を少し曲げて構えています。
その後は、体重移動を使って一気にバットを振りきり、鋭いスイングです。
岡本大翔は長打力!
動画の最初では、落ちる変化球をレフトフェンス前に運んでいます。
恵まれた体形なのと体重移動を使った鋭いスイングなので、当たれば遠くに飛ばせそうです。
岡本大翔の守備はまずまず!
動画の25秒以降では守備について取り上げており、ほぼ正面の打球でしたが確実にさばいています。
ワンステップ多かった以外は、捕ってから投げるまでの動作はスムーズでした。
ショートとサードと複数のポジションを守れるので野球センスがありそうです。
因みに、高校入学後は、守備範囲を広げるため、瞬発力を鍛える練習をしています。
そして、投手をやっていることもあり、肩自体も強いです。
岡本大翔は逆方向にも打て、足も速い!
次にこちらの動画を見ていきましょう。
動画の45秒辺りでは、外角への変化球をライト方向へのヒットとしています。
引っ張って長打を打つだけでなく、状況に応じて逆方向に打てるのも強みとなるでしょう。
また、1塁到達は4秒程度で、1番を打ったこともあり足も速そうです。
岡本大翔は投手としても140km/hを投げる!
動画の1分30秒辺りでは、投手としての投球シーンを特集しています。
バッターがストレートに振り遅れており、ストレートにノビがありそうです。
球速は、最速で140km/hを超えています。
内外角に投げ分けられますが、細かいコントロールはそこまでないようです。
岡本大翔の特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 鋭いスイングで長打を打てる
- 守備はまずまずで肩が強い
- 逆方向にも打てる
- 足も速い
- 最速140km/hの伸びのあるストレート
です。
長打力や逆方向に打つバッティングのほか、肩の強さ、足の速さも魅力で走攻守揃った選手と言っていいでしょう。
岡本大翔(米子東)のスカウト評価や指名の可能性
続いて、岡本大翔のスカウト評価です。
- ホークス・山崎賢一スカウト「相手投手に合わせてうまく対応していると思う」
現時点では、ホークスのみのコメントとなっています。
まだ、そこまで注目度は高くないようですが、将来性はかなり高そうです。
なので、2020ドラフトで指名される可能性もありそうです。
投手として140km/hのストレートを投げますが、内野手として出場する機会が多く、恵まれた体型の走攻守揃った大型内野手なので、野手としてのプレーの方が魅力だと思います。
また、「以前は、大学に行ってからプロに行こうと考えていましたが、甲子園で全国のレベルを味わい高卒でプロに行きたい思うようになった」と本人はプロ入りに対する意気込みは十分です。
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岡本大翔(米子東)のまとめ
以上が、米子東高校・岡本大翔の経歴や成績、特徴でした。
長打力や逆方向に打つバッティングのほか、肩の強さ、足の速さが魅力の大型内野手です。
2020ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の活躍や動向に注目していきましょう。