今回、紹介する選手は駒澤大学の竹本祐瑛投手です。
力のあるストレートと打者の近くで鋭く変化するスライダーなどの変化球が持ち味の本格派。
大学では1年生春からリーグ戦に登板、3年生冬はストレート中心に磨きをかけて、球速を最速150km/hまで伸ばしています。
今回は、そんな2020年ドラフト候補 駒澤大学・竹本祐瑛の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
竹本祐瑛(駒澤大)経歴やプロフィール
まず、竹本祐瑛の経歴です。
- 名前:竹本祐瑛(たけもと ひろあき)
- 出身地:青森県八戸市
- 生年月日:1998年8月22日
- 身長 :186cm
- 体重:93kg
- 投打:右投右打
- ポジション:投手
- 経歴:白銀マリーンズ → 八戸市立白銀中学校 → 青森県立八戸西高校 → 駒澤大学
詳しく見ていきましょう。
竹本祐瑛は中学3年生の時に県大会に出場!
小学生の時から野球をはじめ、白銀マリーンズでプレーします。
中学生の時は、軟式野球部に所属し、その時からピッチャーでした。
中学校3年生の時は、青森県大会に進みますが、初戦の三沢第二中学に敗れます。
その時の、相手中学校のエースは、現・千葉ロッテの種市篤暉でした。
竹本祐瑛は高校3年生春に県大会で優勝!
高校は、青森県立八戸西高校に進みます。
1年生の時からベンチ入りし、2年生春からはエースとなりました。
3年生春の県大会では、準決勝の八戸工大第一高校戦で、種市篤暉に投げ勝ちます。
決勝の聖愛高校戦では、9回を投げて4安打4失点、13個の三振を奪いサヨナラ勝ち、34年2回目となる県大会優勝を果たしました。
東北大会では2回戦(初戦)の仙台育英高校(宮城)戦では、先発として9回を投げて本塁打も打ちますが、7失点し試合も敗れます。
3年生夏の県大会は、2回戦の鶴田金木高校戦では3回、4回戦の野辺地西高校戦では7回、準々決勝の青森商業高校戦では6回を投げて無失点に抑えました。
しかし、準決勝の八戸学院光星高校戦では、4回を投げて7安打4失点で降板、試合も敗れます。
高校時代の球速は、最速で143km/hでした。
竹本祐瑛は1年生春からリーグ戦に登板!
高校時代から注目されていましたが、プロ志望届は提出せず、駒澤大学に進学します。
1年生春からリーグ戦に出場し、青山学院大学戦でリリーフ登板しました。
1年生の時は東都大学野球連盟二部でしたが、2年生春からは一部に昇格します。
2年生春の国学院大学戦で一部リーグ初登板を果たし、1回を無失点に抑えました。
3年生春は、先発8試合を含む12試合に登板し、中央大学2回戦では球速を145km/hに伸ばします。
また、その頃からプロを意識するようになりました。
中学・高校時代に対戦した種市篤暉がプロで活躍しだしたのがきっかけで、「中学から投げ合ってきましたが、だいぶ先を行かれてしまいました。プロで活躍するのはすごい」と感じたそうです。
3年生秋は、先発8試合を含む11試合に登板、亜細亜大学1回戦では、9回を完投し2失点に抑え、サヨナラ勝利につなげました。
しかし、リーグ戦で最下位となり、拓殖大学との入替戦に臨みます。
入替戦では、リリーフとして6回を投げて無失点、試合にも勝ち一部残留を決めました。
竹本祐瑛は大学3年生冬に球速を148km/hに伸ばす!
3年生冬はストレートを中心に投げ込みを行いました。
これは、種市篤暉の動画を見た時に、「フォークなどの決め球があっても、大事なのは真っすぐだ」と思うようになったからで、「自分も回転をしっかりかけたストレートを投げるように意識している」そうです。
その成果もあり、2月の紅白戦で、球速が148km/hまで伸びます。
それでも、「150キロと150キロは違う」と、さらに、上を目指すそうです。
4年生夏は、早稲田大学とのオープン戦で、8回からリリーフして無失点に抑えました。
この試合では、3球団のスカウトが視察しています。
4年生秋のリーグ戦を迎える際に、「入替戦はもう勘弁です。最低でも5勝はしたい」と話したそうです。
竹本祐瑛は大学4年秋季リーグで150km/hを記録!
秋季リーグでは主にロングリリーフとして登板し、亜細亜大戦では150km/hを記録。
中央大戦では連投ながら先発を任されると、8回2失点で勝利投手となっています。
また、リーグ戦途中にプロ志望届を提出しています。
竹本祐瑛(駒澤大)の成績
次に、竹本祐瑛の成績です。
- リーグ戦通算(17春、18春、19春秋、20秋):27試合、107投球回、防御率3.70、被安打率7.74、奪三振率7.07、四死球率4.54
成績は9月末までのものです。
先発16試合、リリーフ11試合と先発・リリーフ両方で投げることができます。
打たれたヒットが少し多く、失点も多めです。
与えた四死球の数も多く、四死球を減らせるかが今後の課題となるかもしれません。
その一方で、奪三振率を見ると、三振を奪う事もできるピッチャーと言って良さそうです。
竹本祐瑛(駒澤大)の特徴や動画
続いて、竹本祐瑛の特徴です。
まず、こちらの動画を見ていきましょう。
恵まれた体型で、上から投げ下ろしています。
左足を大きく上げてタメをつくり、全身を使った大きな腕の振りです。
肘も柔らかく使えています。
竹本祐瑛は力のあるストレート!
球速は常時140km/h前後、最速150km/hですが、バッターが振り遅れており、球速以上に速く感じるかもしれません。
回転数が約2500rpmとなっており、MLB平均以上となっています。
水平成分の傾きは標準的でジャイロ成分が少なくなっています。
その為、比較的ホップ量が大きい球質だと思われます。
また、上から投げ下ろしているため、球に角度があります。
竹本祐瑛は打者の近くで鋭く変化する縦スライダー!
動画では、スライダー、カットボール、チェンジアップを投げています。
130kmh台のジャイロ回転気味のスライダーを軸に投球を組み立てます。
スライダーと近い回転のカットボールも投げており、球速は140km/hを大きく超える球速なので面白いボールです。
さらに変化量が大きいチェンジアップで空振りを奪うことが出来ています。
竹本祐瑛の制球力はまずまず!
動画を見ると、概ねキャッチャーの構えた所に投げられており、内外角や低めに投球する事もできてした。
一方で、明らかなボールとなったり、投球が抜けた場面も見られています。
制球力はまずまずと言ったところです。
竹本祐瑛の特徴まとめ!
特徴をもう一度まとめると
- 最速150km/hの力のあるストレート
- 変化球はスライダー、カットボール、チェンジアップ
- 制球力はまずまず
です。
最速150km/hの力のあるストレートと打者の近くで鋭く変化する縦スライダーなどの変化球の投げ分けで抑えます。
竹本祐瑛(駒澤大)のスカウト評価や指名の可能性
次に、竹本祐瑛のスカウト評価です。
残念ながら、コメントを寄せたスカウトはいません。
ですが、リーグ戦や練習試合を視察しているスカウトはいるので、今後の活躍次第では注目を集めると思います。
なので、2020ドラフトでの指名もあるかもしれません。
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竹本祐瑛(駒澤大)のまとめ!
以上が、駒澤大学 竹本祐瑛の経歴、成績や特徴でした。
最速150km/hの力のあるストレートと打者の近くで鋭く変化するスライダーなどの変化球が強みです。
活躍次第では、2020ドラフトでの指名される可能性もあるかもしれません。
今後の活躍や動向に注目していきましょう。
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