【ドラフト】田中晴也(日本文理)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、日本文理の田中晴也です。

本記事では2022年ドラフト候補 日本文理・田中晴也

記事の内容

をご紹介しています。

田中晴也の動画

【ドラフト2022候補】田中晴也の球質分析と点数化による評価と打撃シーン

特徴はこちら

田中晴也のプロフィール

田中晴也 投球練習

基本情報
名前田中晴也
(たなか はるや)
出身地新潟県長岡市
生年月日2004年6月6日
身長186 cm
体重92 kg
選手情報
投球・打席右・左
守備位置投手
一塁

田中晴也の経歴

田中晴也 リリース

経歴(所属チーム)
小学校長岡市立四郎丸小学校
赤城ベースボールクラブ
中学校長岡市立南中学校
高校日本文理
全国大会
全国中学生
都道府県対抗
2019年
 夏の甲子園2021年

中学時代は新潟選抜に選出

四郎丸小学校二年生時に赤城ベースボールクラブで野球を始めます。

南中学校では軟式野球部に所属していました。

三年生11月に行われた全国中学校都道府県対抗野球大会では新潟選抜に選出され、背番号1としてベスト4入りに貢献します。

日本文理では一年生秋から主力

日本文理では一年生秋からベンチ入りを果たします。

秋季県大会四回戦の長岡大手戦で4回無失点の好投を披露。

打撃でも三番を任され満塁ホームランを放つ活躍を見せます。

二年生夏に甲子園初出場

二年生春からエースを任されます。

夏の選手権予選では初戦の新発田中央戦で8奪三振完封勝利

準決勝の新潟明訓戦で2ホームランを放つ活躍を見せます。

決勝の新潟産大付戦では9奪三振完投勝利でチームの甲子園出場に貢献します。

甲子園では初戦の敦賀気比戦で先発します。

8回8失点と打ち込まれ敗戦となるも、自己最速を更新する147km/hを記録し7奪三振を奪いました。

二年生秋に148km/hを記録

秋季県大会では初戦の新津戦で4打数4安打、4回7奪三振無失点で勝利に貢献。

その後も投打でチームをけん引し、チームを優勝に導きます。

北信越大会では初戦の高岡商戦ではリリーフとして自己最速を更新する148km/hを記録し4回7奪三振の好投を見せます。

準々決勝の星稜戦では3失点完投ながら敗戦となっています。

三年生夏は二年連続の甲子園出場

三年生夏の選手権予選では二回戦の加茂暁星戦に先発し7回完投。

自らの満塁ホームランでコールド勝ちとなります。

準々決勝の新潟線では14奪三振完投勝利

準決勝の北越戦では7回5失点ながら自己最速を更新する150km/hを記録します。

決勝の帝京長岡戦では延長11回を投げ1失点でチームを甲子園に導きます。

甲子園ではマメの影響で降板

甲子園では初戦の海星戦で先発を任されます。

初回に148km/hを計測するも、その後は球速が落ち打ち込まれます。

新潟大会で出来たマメが完治していなかったようで、出力が出せなかったとの報道です。

田中晴也の特徴

田中晴也 マウンド捌き

次に、田中晴也の特徴です。

動画はこちら

勢いあるストレート

ストレートの最速は150km/hです。

腕を柔らかく使う投球フォームとなっており、リリースポイントが低いです。

打ちにくさを感じる投手といえるでしょう。

高い投球技術

変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。

中でも決め球はスライダーです。

横変化量が大きく空振りが奪えます。

また、これらの変化球をストライクゾーン近辺に投げ込む制球力があります。

複数の変化球を投げるだけでなく、操ることもできる感覚の良さを持ち合わせています。

抜群の長打力

打撃面では抜群の長打力が魅力です。

しっかりしたフルスイングでスイングスピードが速い印象です。

そのため打球速度が速く長打になりやすいのでしょう。

広角に長打が打てる

前でとらえる打撃が出来ています。

そのため、逆方向でも打球が伸びやすく、広角に長打が打てています。

ポイントが前の為、打球も上がりやすいです。

広角に長打が打てる条件を持った選手です。

特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 最速150km/hのストレート
  • 低いリリースポイント
  • 変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ
  • まとまって制球力
  • 抜群の長打力
  • 広角に長打が打てる

です。

投手としては最速150km/hのストレートだけでなく完成度の高い投球が持ち味です。

野手としては抜群の長打力と広角に打ち分ける打撃技術が持ち味です。

投打で高レベルですが、打者として注目したい選手でしょう。

田中晴也の成績

続いて、田中晴也の成績です。

成績は2021年までです。

投手成績

投球回防御率奪三振率与四死球率被安打率
21夏予選381.897.822.137.11
21秋新潟271.6710.331.675.67
21秋北信越122.259.751.506.75

防御率は2点前後と安定感抜群です。

秋以降はイニング数を超える三振数を記録しており、三振が奪えるタイプであることがわかります。

また、被安打率が低く、与四死球率も非常に低くなっており、ランナーを出しにくい事がわかります。

こういった数値からも安定感があることがわかります。

打者成績

試合打率本塁打打点盗塁三振出塁率OPS
21夏予選6.2802804.3451.065
21秋北信越2.2860100.4441.016

把握できた大会が少ないので参考程度です。

打率は3割を超えていません。

しかし、四死球を選ぶことが出来ており出塁率は高めです。

また、ホームランだけでなく、二塁打や三塁打といった長打が多く、長打率が高いのでOPSが高いのが特徴です。

三振数が多めですが、長打力が魅力の選手であることがわかります。

田中晴也のスカウト評価

続いて、田中晴也のスカウト評価です。

*評価はスカウトコメントで一位同等コメント有が◎、上位候補同等コメント有が〇、コメント有が△

球団評価コメント
ヤク小川淳司GM「スケールが大きく、ポテンシャルの高い投手」
橿渕聡スカウトグループデスク「日本文理の田中投手は指の状態が悪く、本来の姿を見せることができなかった。ピッチングだけではなくバッティングも能力が高いです。」
阪神筒井スカウト「(投手としては)駆け引きとかいろんな技術がついてくれば飛躍的に伸びる。先発で長いイニングを投げられるように、大きく育てていきたい素材。打撃も注目している」「なんといっても体がある」
巨人水野雄仁スカウト部長「日本文理・田中は、右手のまめがつぶれた影響か初戦で敗れましたが、将来性は指折りの存在です。」「球に威力があり、もっと伸びしろがある」
広島
中日音チーフスカウト「出力が出せて将来性が高い」
横浜
オリ
千葉榎康弘スカウト部長「ここという時の球の強さは魅力。連戦で疲れもある中で、強弱をつけてゲームメークができる。甲子園での投球が楽しみ。」
楽天
福岡永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長「来年は大注目の存在になるかも」「素材的に楽しみ。すぐか、先かはわからないが、いずれプロで出てくると思う」「まだ体のバランスの割に、ボールをバチッとたたけるところまではきていない。だから、体を鍛えれば、チームの中心投手になれる素材。」
ハム
西武

現時点で複数球団からのコメントが出ています。

ホークスからは二年生時に「来年の目玉になるかも」、甲子園終了時には「いずれプロで出てくる」「中心投手になれる素材」という非常に高い評価を受けています。

他球団も高いポテンシャルを評価しており、素材としての魅力を感じているようです。

また、全12球団が視察に訪れたという報道も出ており、非常に注目度が高いことがわかります。

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田中晴也のまとめ

以上が、日本文理 田中晴也経歴、成績や特徴でした。

恵まれた体格で完成度の高い投球と広角に長打が打てる打撃力が魅力の二刀流。

2022ドラフトで上位指名される可能性が高そうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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