今回、紹介する選手は天理大学の森浦大輔投手です。
キレのあるストレートとスライダーやチェンジアップなどの変化球を投げ分けて抑えます。
大学1年生春から全国大会で投げ、球速を148km/hに伸ばしました。
今回はそんな天理大学 森浦大輔の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
森浦大輔(天理大)経歴やプロフィール
#森浦大輔 投手 天理大
175cm70kg 左投左打
天理高のエースから天理大のエースとなったサウスポー。高校では1年春からベンチ入りし、2年春に甲子園を経験。大学では1年春からリーグ戦に登板し、すぐにMVPを獲得した。最速148km/hの直球に、キレのいい変化球を持つ。画像提供 @lions_addiction pic.twitter.com/rTlaH4UpPH
— R.B (@RB_yakyuu) December 20, 2019
まず、森浦大輔の経歴です。
- 名前:森浦大輔(もりうら だいすけ)
- 出身地:和歌山県新宮市
- 生年月日:1998年6月15日
- 身長 :175cm
- 体重: 70kg
- 投打:左投左打
- ポジション:投手
- 経歴:新宮市立丹鶴小学校 → 新宮市立緑丘中学校 → 天理高校 → 天理大学
詳しく見ていきましょう。
森浦大輔は高校2年生春のセンバツ甲子園で球速136km/hをマーク!
小学校のときから軟式野球をはじめます。
中学校では、軟式野球部に入りました。
高校は天理高校に進みます。
1年生夏にベンチ入りし、1年生秋の奈良県大会には5試合に登板しました。
近畿大会では大阪桐蔭高校戦に先発し2失点、完投勝利を挙げます。
近畿大会で優勝して出場した明治神宮野球大会では、準々決勝(初戦)の仙台育英高校(宮城)戦にリリーフとして1 2/3回を投げて3失点、試合も敗れました。
センバツ甲子園では、1回戦の糸満高校(沖縄)戦ではリリーフとして1回を投げて無失点に抑えます。
2回戦の健大高崎高校(群馬)戦では、1アウト二塁の場面から登板して打者2人を抑えますが試合は敗れました。
この試合で、球速136km/hを記録します。
森浦大輔は高校2年生秋からエース!
2年生夏は県大会で優勝し甲子園に出場しますが、登板機会はありませんでした。
エースとなった2年生秋は県大会では、準々決勝の平城高校戦で敗退します。
3年生夏の県大会は、準決勝までの4試合では無失点に抑えましたが、先発した決勝の智辯学園高校戦では8回を投げて6失点で試合も敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
森浦大輔は2年連続で全日本大学野球選手権に出場!
高校卒業後は天理大学(阪神大学野球連盟)に進学します。
1年生春のリーグ戦では5試合に先発し、3勝を挙げ、防御率も0.92で、MVPの表彰を受けました。
リーグ優勝もして、出場した全日本大学野球選手権では、2回戦の大阪商業大学戦で9回2失点で完投勝利を挙げ、16個の三振を奪います。
続く準々決勝の立教大学戦では、2 1/3回を投げて1失点し、試合もタイブレークの末に敗れますが、球速を145km/hに伸ばしました。
2年生春も全日本大学野球選手権に出場しますが、1回戦の大阪商業大学戦に先発し3回途中5失点で降板、試合も敗れます。
森浦大輔は3年生春に球速を148km/hに伸ばす!
3年生春は6試合に先発して3勝を挙げ、敢闘賞の表彰を受けました。
大阪産業大学戦で、球速を148km/hに伸ばします。
そして、リーグ戦後に大学野球日本代表候補に選ばれました。
3年生秋は、リーグ戦の途中で、左足の人差し指を怪我し、投球できず戦線を離脱します。
1 2/3回を投げて3安打されましたが、11月に行われた奈良県知事杯大学・社会人野球大会の立命館大学戦で復帰しました。
「練習もそんなにしていなかったので、球が高かったが、投げられたのはよかった」そうです。
秋にケガで投球を行えなかった時期があった分、3年生冬は投げ込みや体力強化に力を入れました。
因みに、リーグ戦では、下記のタイトルを獲得しています。
- MVP(17春秋)
- 最優秀投手(17秋)
- 敢闘賞(19春)
森浦大輔(天理大)の成績
次に、森浦大輔の成績です。
- 全国大会通算(全日本:17、18):3試合、13 2/3投球回、防御率5.27、被安打率8.56、奪三振率13.83、四死球率3.29
- リーグ戦通算(17春~19秋):34試合、247 1/3投球回、防御率1.71、被安打率6.40、奪三振率8.01、四死球率3.49
成績は、2019年終了時点のものです。
全国大会では、ヒットを打たれ失点しやすくなっていました。
リーグ戦では、被安打、失点を抑えられています。
四死球が少し多く、四死球を減らせるかが課題となりそうです。
一方で、奪三振率が高く、三振を奪う事もできるピッチャーと言っていいでしょう。
森浦大輔(天理大)の特徴や動画
続いて、森浦大輔の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
右足を一塁方向に上げてタメを作り、スリークォーターに近いフォームで投げています。
テイクバックはそこまで大きくなく、出所も見にくそうです。
その一方で、腕がよく振れていて、肘も柔らかく使って投げています。
森浦大輔はキレのあるストレート!
バッターが振り遅れており、出所が見づらいのでバッターの対応が遅れるのかもしれません。
球速は最速148km/h、常時130km/h台以上で、ストレートにキレがありそうです。
森浦大輔は鋭いスライダーと大きく落ちるチェンジアップ!
動画では、スライダー、チェンジアップを投げています。
スライダーは、打者の手元で鋭く変化し、コースが決まればストライクカウントを取ったり打ち取るのに使えていました。
ただ、精度はそこまでなさそうです。
チェンジアップは、大きく落ちており、バットの芯を外すのに使えます。
それ以外の変化球は、緩いカーブも投げるそうです。
森浦大輔の制球力はまずまず!
動画を見ると、大体はキャッチャーの構えた所に投げられており、内外角などストライクゾーンギリギリの所にも投げられています。
一方で、投球が抜けてボール球となったり、甘く入った球をヒットにされたこともあるので、制球力はまずまずといった所でしょう。
森浦大輔の特徴まとめ!
特徴をもう一度まとめると
- キレのある最速148km/hのストレート
- 変化球は、スライダー、チェンジアップ、カーブ
- 制球力はまずまず
です。
キレのある最速148km/hのストレートとスライダーやチェンジアップなどの変化球を投げ分けます。
森浦大輔(天理大)のスカウト評価や指名の可能性
次に、森浦大輔のスカウト評価です。
- 巨人・榑松伸介スカウト部次長「1球1球の質がいい。制球もいいしキレもある。上位候補」
- 巨人・高田誠スカウト部参与「どの球種も勝負球にできる。捕手目線で見るとリードしがいのあるおもしろい投手」
- 阪神・山本スカウト「ゲームを作れる投手。チェンジアップと直球の投げる時の腕の振りが変わらない。昨年くらい直球が戻れば」
- 中日・山本将道アマスカウトチーフ補佐「春のオープン戦で見たときよりも制球が良くなっている。クロスボール(右打者の内角へ切れ込む直球)をもう少し投げられれば。チェンジアップとスライダーが良いので、球威がもう少し出てくれば…」
- 中日・中田アマスカウト・アドバイザー「いつでもストライクを取れるし、直球と変化球のコンビネーションがいい」
- ロッテ・永野プロ・アマスカウト部長「チェンジアップがいい。あれは武器になる」
- スカウト「(関西の大学生投手では)森浦と有村が双璧」
現時点で複数球団からコメントが出ています。
巨人からは「上位候補」というコメントが出ており、非常に高い評価です。
また、ホークスが上位候補としてリストアップしている報道も出ています。
左投手という事もあり、2020ドラフトで指名は確実でしょう。
本人は「大事な試合で勝つのがエースだと思っている。試合で勝って、プロのスカウトの人にもアピールしていきたい」と話していて、プロを志望しています。
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森浦大輔(天理大)のまとめ!
以上が、天理大学 森浦大輔の経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。
キレのある最速148km/hのストレートとスライダーやチェンジアップなどの変化球が武器です。
2020ドラフトで指名は確実でしょう。
今後の活躍や動向に注目していきましょう。
評価は分かれるでしょうね
試合などて良く打たれてる印象がありますね
プロよりかは社会人向きではないでしょうねっ
コメント有難うございます。
現状、まだまだ課題がありそうなので即戦力という感じではないでしょうね。