2019ドラフトの高校注目野手を見ていきましょう。
その中の一人が東邦高校の熊田任洋選手です。
2018年10月の秋季東海大会では、高打率を残し、東邦高校を優勝に導きました。
走攻守揃った選手で、U18日本代表にも選出されています。
今回はそんな2019年ドラフト候補 東邦高校・熊田任洋の経歴や成績、特徴をご紹介します。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
熊田任洋(東邦高校)の経歴やプロフィール
第49回明治神宮野球大会
2018年11月9日㈮
高校の部・1回戦
神宮球場①
めざせ秋の日本一
愛知・東邦八戸学院光星
5 = 500 000 0
3 = 100 010 1
東 邦7回裏 東邦
4番⑥熊田任洋選手
鋭い打球は右前へ…
2点差に迫る適時打 pic.twitter.com/xDglV9QxZH— @愛知県高校野球⚾VICTORY❽❾ (@NIKE_VICTORY_89) 2018年11月9日
まずは熊田任洋の経歴です。
- 名前:熊田 任洋(くまだ とうよう)
- 出身地:岐阜県岐阜市
- 生年月日:2001年4月15日
- 身長:174cm
- 体重:72kg
- 投打:右投左打
- ポジション:遊撃手
- 経歴:愛知一宮ボーイズ(岐阜市立長森東小学校)➡岐阜青山ボーイズ(岐阜市立長森中学校)➡東邦高校
詳しく見ていきましょう。
熊田任洋は中学校時代に日本代表に!
熊田任洋は、小学校時代に愛知一宮ボーイズで硬式野球を始め、投手と捕手の兼任でした。
中学校時代は、岐阜青山ボーイズに所属し、その時からショートを守ります。
ノックを受けていた時にショートとしての適性を評価されたようです。
最初は、ゴロを取るにも一苦労だったそうで、猛練習を繰り返す日々でした。
中学校3年生の時に、その年の2016世界少年野球大会の日本代表メンバー(16人)に入ります。
ただ、他の代表選手との力の差を感じ、大会後は、打撃や守備の練習に今まで以上に力を入れたそうです。
熊田任洋は、2018センバツ甲子園に出場
高校は、愛知県の東邦高校に進みます。
2016年夏の甲子園で、7点差をひっくり返した試合(八戸学院光星高校戦)を見て東邦高校に行きたいと思ったそうです。
1年生の夏からベンチ入りし、1年生夏は14打数7安打3打点と打ちました。
1年生秋からは、ショートのレギュラーとなり、打順も1番を打ちます。
秋の公式戦16試合に出場して、打率0.458、3本塁打、12打点と活躍しました。
東邦高校も東海大会まで勝ち上がり東海大会で準優勝、2018年の春のセンバツ甲子園出場を決めます。
センバツ甲子園初戦の岩手・花巻東高校戦では4打数1安打で甲子園初ヒットを打ちますが、東邦高校は負けてしまいます。
熊田任洋は2019センバツ甲子園にも出場
2年生の夏は、県大会の決勝戦で敗れ、甲子園出場を逃しました。
新チームとなった2年生の秋からは、4番を打つようになります。
県大会を勝ち上がり、進んだ東海大会では、13打数5安打4打点の活躍で、東邦高校の優勝に貢献しました。
そして、明治神宮野球大会に進み、タイムリーヒットも打ちますが、初戦で八戸学院光星高校に負けてしまいます。
秋季大会の東海大会優勝により、春のセンバツ出場を決めています。
春のセンバツでは4割近い打率をマークし、チームの優勝に貢献しました。
U18日本代表でも安定した成績を残す
夏の選手権では、愛知予選2回戦でまさかの敗退となり、甲子園出場を逃します。
しかし、その高い実力からU18日本代表に選出。
U18ワールドカップでは主に6番ショートとしてチームの勝利に貢献しています。
因みに、熊田選手と同学年の石川昂弥もドラフト候補です。
熊田任洋(東邦高校)の成績は
続いて、熊田任洋の成績を見ていきましょう。
- 甲子園通算:6試合、打率.391、0本塁打、1打点、1三振、出塁率.440、3盗塁
- U18日本代表:8試合、打率.318、0本塁打、8打点、0三振、出塁率.444
甲子園やU18日本代表という大舞台でもしっかり結果を残しています。
出塁率が高く、しっかり四球を選べていることがわかりますね。
さらに、三振が非常に少なく、三振をしないタイプであることがわかります。
四球が選べ、三振が少ないことから、選球眼が非常に良いことがわかりますね。
熊田任洋(東邦高校)の特徴や動画
熊田任洋の特徴です。
まずは、動画(2018明治神宮野球大会、八戸学院光星高校戦)を見ていきましょう。
右足を大きく上げてタイミングを取るフォームで、キレイなスイングですね。
小柄はありますが、長打も打てそうな、好打者という印象です。
熊田任洋はバットコントロール!
先ほどの動画のリプレイを見ると、軸や視線がほとんどブレてないように見えます。
それにより、バットコントロールができ、高打率が残せそうです。
こちらも同じ明治神宮野球大会の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=N45jB5cn2G0?start=12
外野に飛ぶ打球やヒットなどは、芯でとらえているように見えます。
追い込まれるまでは、ボール球に手を出したりストライクを見逃しているケースも見られます。
しかし、追い込まれてからはボールを選ぶかファールで粘れていて、追い込まれてからの選球眼は良さそうです。
三振が少ないのも納得です。
熊田任洋は内角でも苦にしない
下記の動画は2017年秋季東海大会決勝のものです。
先頭打者として出場し、ホームランを打っていますね。
ホームランを打ったボールは、外角を狙ったボールが抜けて内角高めにいったボールですが、しっかり叩けています。
コース的には難しいボールですが、内角にもしっかり前で対応出来ており、内角を苦にしないタイプでしょう。
熊田任洋は広い守備範囲!
では、熊田任洋の守備はどうでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=N45jB5cn2G0?start=189
こちらは、先ほどの明治神宮野球大会の動画の後半部分です。
動きが軽快なので、正面に入って捕る打球が多い気がします。
また、他のポジションの選手が捕ってもおかしく無い打球も処理しており、守備範囲が広いです。
50m走のタイムが6秒0で、1番を打っていた事もあった足が速い選手なので、軽快な守備ができるのでしょう。
スローイングは、少し逸れるケースも見られます。
遠投は100mまで投げられ肩自体は強いので、スローイングの精度が高くなれば守備でアウトを取れるケースが増えるでしょう。
熊田任洋の特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 右足を大きく上げてタイミングを取るフォーム
- バットコントロールが良く、芯でとらえることができる
- 追い込まれてからの選球眼が良い
- 内角も対応出来るタイプ
- 足が速く守備範囲が広い
- スローイングにやや課題がある
です。
スローイングなどの課題はありますが、守備範囲が広く長打も打てる走攻守揃った選手という印象です。
熊田任洋(東邦高校)のスカウト評価は?続いてスカウト評価です。
現時点でスカウトが寄せたコメントはなさそうです。
センバツ甲子園やU18でも活躍しているので、注目しているスカウトはいると思います。
しかし、進学との報道も出ているので、スカウトコメントが出ていない状況のようです。
高校生で将来性があり走攻守揃った選手なので、プロ志望届を提出すれば、2019年のドラフトで指名する球団はあるでしょうね。
今後の動向に注目しましょう。
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熊田任洋(東邦高校)のまとめ
以上が、東邦高校・熊田任洋の経歴や成績、特徴でした。
走攻守揃った高卒の野手で、特にバッティングに魅力を感じる選手です。
プロ志望届を提出すれば、将来性を加味してのドラフト指名もありそうですね。
熊田任洋のこれからの動向に注目しましょう。
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