今回ご紹介するのは、京都外大西の西村瑠伊斗です。
本記事では2022年ドラフト候補 京都外大西・西村瑠伊斗の
をご紹介しています。
◇目次◇（該当箇所クリックで飛べます）
西村瑠伊斗の動画
西村瑠伊斗のプロフィール
| 基本情報 | |
| 名前 | 西村瑠伊斗 （にしむら るいと） |
| 出身地 | 京都府京都市 |
| 生年月日 | 2004年7月1日 |
| 身長 | 178 cm |
| 体重 | 75 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投左打 |
| 守備位置 | 外野 投手 |
| 関連ページ | 京都外大西HP |
西村瑠伊斗の経歴
中学時代は日本代表に選出
鳥羽小学校二年生時に七条ファミリーズで野球を開始。
洛南中学校では京都ポニーに所属していました。
三年生時にはU-16コルトの部ワールドシリーズに日本代表として選出されています。
京都外大西では一年生夏からレギュラー
京都外大西では一年生夏からベンチ入りを果たします。
夏の独自大会では外野手として全試合スタメン出場しています。
二年生夏は投打に貢献し準優勝
二年生夏の選手権予選ではライト兼投手としてチームをけん引。
初戦の向陽戦では先発投手としてチームを勝利に導きます。
準々決勝の乙訓戦では2本塁打3打点の活躍で勝利に貢献。
決勝では森下瑠大擁する京都国際と対戦。
4回からリリーフ登板し、5回3失点の投球を見せるもチームは敗戦となります。
二年生秋からエースを任される
秋からはエースを任されます。
秋季県大会では初戦の鳥羽戦で2本塁打を放つなど投打で貢献。
4試合に先発し2完封、計4本塁打と投打でチームに貢献し、県三位となります。
三年生夏は圧倒的な打撃でチームに貢献
三年生夏の選手権予選では、初戦の洛北戦でホームランを放ちコールド勝ち。
二回戦の西城陽戦では1本塁打を放ち、リリーフとして登板し、投打で勝利に貢献します。
その後、右肩の不調もあり登板はなかったものの、四回戦の塔南戦でホームランを放つ活躍を見せます。
準々決勝の立命館宇治戦では9回に勝ち越しホームランで勝利に貢献します。
準決勝の龍谷大平安戦では二打席目にスリーベースを放つも、その後は3四球で勝負してもらえず、チームは敗戦となっています。
西村瑠伊斗の特徴
次に、西村瑠伊斗の特徴です。
打撃フォームは王貞治をお手本にしているようで、背中を丸め体の前で小さく構える姿はよく似ていますね。
天性のバットコントロール
一番の魅力は打撃技術の高さです。
バットコントロールが非常に巧く、難しいボールにも対応できます。
また、ボールをバットに乗せる技術が高く、崩されても拾える技術を持っています。
そのため、三振が少ないです。
内角の対応は抜群
ややプルヒッター気味ですが、内角の対応が抜群です。
内角の厳しいボールにもしっかり対応し、強打できる技術を持っています。
天性の打撃技術ですね。
高い身体能力
身体能力が高いです。
投手として最速147km/hを計測する方の強さを持っています。
また走塁面ではこちらの動画の二塁到達タイムが8.5秒ほどでした。
最後の方はだいぶ緩めた走りでしたが、それでも8秒中盤だったので、しっかり走れば8秒前後になると思われます。
肩の強さ走力の高さはプロでも通用するレベルです。
特徴まとめ！
わかりやすくまとめると
- 天性のバットコントロール
- 内角打ちは抜群に巧い
- 投手としても147km/hを投げる
- 二塁到達8秒前後で俊足
です。
天性の打撃センスを持っており、打撃レベルは高校生トップと言っていいでしょう。
また、肩の強さや脚力の高さも持ち合わせており、まさに三拍子揃った外野手と言えるでしょう。
現時点で間違いなく高校生トップクラスです。
西村瑠伊斗の成績
続いて、西村瑠伊斗の成績です。
| 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | 出塁率 | OPS | |
| 21夏予選 | 7 | .444 | 2 | 11 | 0 | 2 | .464 | 1.316 |
| 22夏予選 | 6 | .611 | 4 | 10 | 1 | 1 | .731 | 2.286 |
2022年夏の選手権予選では打率.611という圧倒的な成績を残しています。
また4本塁打とホームランが打て、11安打中8安打が二塁打以上という異常な結果の為、OPSが2を超える驚異的な数値となっています。
さらに三振数が少なく、バットコントロールが良い選手であることがわかります。
これだけの成績なので、勝負を避けられる場面が多く、結果として四死球が多くなっています。
高校生では抑えることが出来ないレベルであることがわかります。
西村瑠伊斗のスカウト評価
続いて、西村瑠伊斗のスカウト評価です。
＊評価はスカウトコメントで一位同等コメント有が◎、上位候補同等コメント有が〇、コメント有が△
| 球団 | 評価 | コメント |
| ヤク | ||
| 阪神 | △ | 渡辺スカウト「高校生の良い打者でありがちな直球だけ打てるという選手ではなくて、彼は変化球を上手く打つことができるところがいい」 |
| 巨人 | 〇 | 水野スカウト部長「バットコントロールがいい」 渡辺スカウト「打撃は今年の候補の中で抜きんでた存在。練習を見たとき、こんなバッターがいたのか、と驚きました」「間違いなく、打撃技術は高い。評価を上げる球団も多く出てくるはず」「リストが強いし、自分のポイントで打てる。能力は高い」 |
| 広島 | 〇 | 鞘師スカウト「打撃センスがいい。タイミングの取り方も上手だし、やわらかい。バッティングは関西の高校生だとトップレベル」「関西でトップクラスの打者。スイング以上に飛距離が出る。練習してできるモノではない」 |
| 中日 | △ | 山本スカウト「これまで４試合を視察して４本塁打。無駄な動きがなく、コンパクトに振れていてパンチ力もある」 |
| 横浜 | ||
| オリ | △ | 早川スカウト「緩い球を打つのも難しいが、あおり打ちしない。左中間やセンター方向にも長打を打てるのが一番の魅力」 |
| 千葉 | ||
| 楽天 | ||
| 福岡 | △ | 稲嶺スカウト「タイミングの取り方が良い。好打者です」 |
| ハム | 〇 | 武部スカウト「関西の高校生打者では一番ではないか」 |
| 西武 | 〇 | 渡辺GM「打者としてインコースのさばきが天才的。教えてできることではない。2つあったよね。パンチ力もある。すごく楽しみな選手」「インコースのさばきは天才。プロでもなかなかいない」 |
現時点で複数球団から多くのコメントが寄せられています。
バットコントロールが良く変化球にも対応できるという高い評価を受けていることがわかります。
西武はインコースの対応を評価しており、プロでもなかなかいないというコメントが出ています。
コメント的には確実に上位指名と言えるでしょう。
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西村瑠伊斗のまとめ
以上が、京都外大西 西村瑠伊斗の経歴、成績や特徴でした。
天性の打撃センスが持ち味で強肩俊足の三拍子揃った外野手です。
2022ドラフトで一位指名される可能性もありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。