今回ご紹介するのは、立命館大の秋山凌祐です。
本記事では2022年ドラフト候補 立命館大・秋山凌祐の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
秋山凌祐の動画
秋山凌祐のプロフィール
基本情報 | |
名前 | 秋山凌祐 (あきやま りょうすけ) |
出身地 | 滋賀県大津市 |
生年月日 | 2001年3月29日 |
身長 | 175 cm |
体重 | 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
守備位置 | 投手 |
関連ページ | 立命館大HP |
秋山凌祐の経歴
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 瀬田南小学校 (瀬田南スポーツ少年団) |
中学校 | 瀬田中学校 (草津シニア) |
高校 | 愛工大名電 |
全国大会 | |
リトルシニア日本選手権 | 2013年 |
リトルシニア選抜野球大会 | 2014年 2015年 |
夏の甲子園 | 2017年 |
中学時代は硬式野球
瀬田南小学校三年生時から瀬田南スポーツ少年団で野球を開始。
瀬田中学校では草津シニアに所属していました。
愛工大名電では一年生秋からベンチ入り
愛工大名電では一年生秋からベンチ入りを果たします。
二年生夏の選手権予選でリリーフとして三回戦の中部大春日丘、五回戦の愛知啓成戦で無失点投球を披露。
準決勝の中京大中京戦では4回からロングリリーフするも、4イニング目に5失点し敗戦となります。
三年生夏に甲子園出場
秋季大会からはエースを任されるも、準々決勝の中京大中京戦で敗退となります。
三年生夏の選手権予選では抑えを任され、7試合6試合に登板し、チームを優勝に導きます。
続く夏の甲子園では初戦の白山戦でリリーフ登板し、144km/hを記録するなど5回5奪三振、自責点0で勝利に貢献。
続く三回戦の報徳学園戦では2回途中からリリーフ登板し、5 1/3回4失点で敗戦となっています。
立命館大では三年生春にデビュー
立命館大では二年生春に右肩痛で離脱。
三年生春季リーグ開幕戦でデビューを果たし、150km/hを記録するなど6回無失点の好投で勝利投手となります。
近畿大戦では初完封を挙げるなど、防御率1.78という好成績を残します。
四年生春に152km/hを記録
四年生春季リーグでは同志社大戦で自己最速を更新する152km/hを記録。
7奪三振完封勝利を挙げるなど、防御率0.66という抜群の安定感を披露しています。
秋山凌祐の特徴
次に、秋山凌祐の特徴です。
ノビのあるストレート
ストレートの最速は152km/hですが、常時140km/h前半です。
出力的にはプロレベルではありませんが、球質が抜群に良いです。
回転数はMLB平均以上で回転軸がバックスピンに近いので、ホップ量が多い球質となっています。
非常にノビのある球質であることがわかります。
多彩な変化球
変化球はカットボール、カーブ、チェンジアップを持ち球としています。
110km/h前後の緩いカーブは回転数が非常に多く、縦割れの大きなカーブです。
カウント球として非常に有効でしょう。
またカットボールは4シームとの球速差が少なく、ライズ系のカットボールとなっています。
チェンジアップは120km/h台と緩めですが、落差が非常に大きいタイプです。
変化球は全体的に高レベルです。
制球力はまずまず
制球力はまずまずです。
ストレートが力んで抜け球や逆球が見られます。
しかし、全体的にまとまっており、変化球の精度はまずまずです。
四死球で崩れるようなタイプではないでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 最速152km/hのストレートだが常時140km/h前半
- 回転軸が良くノビのある球質
- 変化球はカットボール、カーブ、チェンジアップ
- 制球面はまずまず
です。
最速152km/hですが、先発時は常時140km/h前半で出力不足です。
しかし、それを補うホップ量の多いノビのある球質で、ストレートで押せるタイプです。
変化球は全体的に高レベルですが、ストレートの出力不足から変化球の球速が全体的に遅めです。
そのため、プロでは変化球で手こずるでしょう。
ストレートがNPB平均の145km/h前後を安定して投げられるようになると、変化球の球速も上がってくるのでプロでも十分やれるでしょう。
リリーフで常時145km/h以上が出るなら即戦力という評価です。
秋山凌祐の成績
続いて、秋山凌祐の成績です。
投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
リーグ通算 | 84 1/3 | 1.39 | 7.15 | 2.77 | 7.26 |
22春 | 41 | 0.66 | 6.59 | 2.41 | 5.27 |
成績は2022年春までです。
リーグ戦通算で防御率1.39という非常に安定した成績を残しています。
2022春季リーグでは被安打率がグッと下がったことで、防御率0点台まで安定感が増しました。
奪三振率は低いですが、上で説明したように出力不足によるものでしょう。
それでも与四死球率や被安打率が低く、ランナー自体を出しにくい事で安定した成績を残せているようです。
秋山凌祐のスカウト評価
続いて、秋山凌祐のスカウト評価です。
*評価はスカウトコメントで一位同等コメント有が◎、上位候補同等コメント有が〇、コメント有が△
球団 | 評価 | コメント |
ヤク | ||
阪神 | ||
巨人 | ||
広島 | △ | 鞘師スカウト「低めに制球して試合を作れる投手」 |
中日 | ||
横浜 | ||
オリ | △ | 内匠スカウト「元気な姿を見られたね」 |
千葉 | ||
楽天 | ||
福岡 | ||
ハム | △ | 武部スカウト「まず制球の良さ」 |
西武 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
広島も日本ハムも「制球力の良さ」を評価していることがわかります。
四年生春季リーグで好成績を残したことで注目度は上がっていると思います。
秋季リーグも同様の成績を残せるようであれば、コメントもどんどん出てきそうです。
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秋山凌祐の指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
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秋山凌祐のまとめ
以上が、立命館大 秋山凌祐の経歴、成績や特徴でした。
最速152km/hで常時140km/h前半のノビのあるストレートが武器。
変化球のレベルも高く制球面でもまずまず安定しています。
2022ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。