【ドラフト】並木秀尊(独協大)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、独協大学の並木秀尊外野手です。

広角に打てるバッティングや足の速さ、肩の強さが武器の俊足外野手。

大学3年生春・秋にリーグのベストナインに選ばれる活躍もあり、二部リーグ所属ながら大学野球日本代表候補に選ばれました。

そして、代表選考合宿の紅白戦では6打数3安打、50m走のタイム計測では候補選手最速の5秒32をマークし、プロからも注目を集めます。

今回は、そんな2020年ドラフト候補 独協大学・並木秀尊

記事の内容

をご紹介しています。

並木秀尊(独協大)の経歴やプロフィール

まずは、並木秀尊の経歴です。

プロフィール
  • 名前:並木秀尊(なみき ひでたか)
  • 出身地:埼玉県草加市
  • 生年月日:1999年3月23日
  • 身長:170cm
  • 体重:70kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:外野手
  • 経歴:中根ファイターズ(草加市立八幡小学校)→ 草加市立川柳中学校 → 市立川口高校 → 独協大学

詳しく見ていきましょう。

並木秀尊は高校時代から外野に転向!

小学校2年生の頃から軟式野球をはじめ、中根ファイターズでプレーします。

当時は、サードやキャッチャーでした。

中学校では野球部に所属しました。

高校は、市立川口高校に進学します。

高校入学と同時に、足の速さを活かすために外野手に転向し、1年生秋から8番・センターで試合に出場しました。

2年生春からはチーム事情もあり、キャッチャーとして出場、夏の埼玉県大会では3番を打ちます。

2年生秋からは、再び外野を守りました。

1番・センターとして出場した3年生夏の県大会では、2回戦の越谷東高校戦で三塁打を含む3本のヒットを打ちます。

しかし、3回戦の西武文理高校戦では4打数ノーヒットに終わり、試合も敗れます。

並木秀尊は大学3年生春・秋のリーグ戦でベストナイン!

高校卒業後は、独協大学(首都大学野球連盟二部)に進みました。

教師だった両親の影響もあり、「家から通いやすく、教職課程も取れる」というのが進学理由で、野球部に入ったのは「好きだった野球を楽しむため」だったそうです。

1年生秋からベンチ入りし、代走などで出場しました。

その後は、独協大学の亀田監督から「しっかりと振り切るように」とアドバイスをもらい、バッティング練習に力を入れます

その成果もあり、2年生春からは、センターのレギュラーとなりました。

そして、秋からは1番を打ちます。

3年生春は、リーグ最多となる7個の盗塁を決めました。

また、春と秋は2季とも打率.364をマークし、ベストナインにも選ばれました。

並木秀尊は3年生冬に大学野球日本代表候補に選ばれる!

大学3年生秋のリーグ戦が終わった後は、大学の監督からの推薦もあり、二部リーグながら大学野球日本代表候補に選ばれました。

代表選考合宿の紅白戦では6打数3安打と活躍し、50m走のタイム計測では、参加選手最速の5秒32をマークします。

因みに、代表候補の野手は30人近くいて、その中には、大学最速と言われていた中央大学の五十幡亮汰もいました。

「プロ野球選手は小さい頃からのあこがれでしたが、具体的な目標へと変わったのは選考合宿がきっかけだった」と合宿を振り返ったそうです。

4年生秋の大正大学とのオープン戦では、8球団のスカウトが視察する中で、4打数2安打2盗塁と結果を残します。

試合後には、プロ志望届を提出しました。

秋のリーグ戦でも、明星大学戦で2安打1盗塁するなど、結果を残しています。

並木秀尊(独協大)の成績

続いて、並木秀尊の成績を見ていきましょう。

成績
  • リーグ戦計(19秋20秋):10試合、打率.395、3二塁打、1打点
  • 大学通算22盗塁

成績は、10月10日時点のものです。

二塁打などの長打を含むヒットを打っています。

大学通算で20個以上の盗塁を決めているので、足が速いといっていいでしょう。

他に分かっているものでは、出塁率.667(2試合、打率.600)で、四死球を選んでの出塁もできています。

並木秀尊(独協大)の特徴や動画

次に、並木秀尊の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

【50メートル走5秒32中大五十幡選手の5秒42を上回る】並木秀尊選手(獨協大)【侍ジャパン大学代表松山合宿】

左足を少し上げてタイミングを取っています。

そこまで大きくない体格ですが、体全体を使ってフルスイングしていました。

並木秀尊は広角に打てる!

動画の4分辺りでは、内角の球を逆方向(ライト前)に打っていました。

その前は、レフト方向にも打っており、広角に打てます

並木秀尊の選球眼はまずまず!

ボール球やボール気味の球を見送っており、際どい球はファウルで粘れています。

選球眼はまずまずといった所です。

並木秀尊の足は速い!

続いてこちらの動画を見ていきましょう。

【2020侍ジャパン大学代表選考合宿1日目(紅白戦・50m走)/俊足巧打の注目外野手】2019/11/30獨協大3年生・並木 秀尊(川柳中→市立川口高)

動画の3分30秒過ぎでは、50m走のタイムを測定していますが、5秒32で代表候補選手の中で一番早いタイムで、足が速いです。

並木秀尊は肩が強い!

最初の動画の初めでは、シートノックを取り上げていますが、捕ってからの動作が早く送球が速いです。

肩自体も強く、遠投は105mまでできます。

並木秀尊の特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 広角に打てるバッティング
  • 選球眼はまずまず
  • 足が速い
  • 肩が強い

です。

広角に打てるバッティングや足の速さ、肩の強さが強みの選手と言っていいでしょう。

並木秀尊(独協大)のスカウト評価や指名の可能性

続いて、並木秀尊のスカウト評価です。

スカウト評価
  • 巨人・榑松伸介スカウト部次長「驚きました。(速さが)スーパーです 今、プロに入っても一番速いかもしれません。(巨人の)松原よりも速い。足のイメージがありましたが、打撃も雰囲気がいい。間の取り方がいいですね。守備も打球へのカンがいい。おもしろい選手です」
  • 巨人・内田スカウト「春先に比べるとスイングもコンパクトになってきた。盗塁も二塁までのタイムが3秒17。足が速いのが一番の魅力です」
  • 横浜・吉田孝司顧問兼球団代表補佐「センスがある。松本匡史みたいになったら面白いね」
  • 中日・正津スカウト「スタートの思い切りが良い。トップスピードに乗る速さなら五十幡を上回るかもしれない」
  • ヤクルト・伊東編成部長「脚力の面では魅力的な選手。五十幡は(神宮の)人工芝、並木は土のグラウンドでのプレーという違いはあるが、2人とも非常に甲乙つけがたい」
  • ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスク「アップなどのランニングや走り方を見ていても光るものがあった」
  • ヤクルト・丸山スカウト「足が速いし、打撃も当てにいかず、体の割にしっかり振っている」
  • ロッテ・永野スカウト部長「福本豊さんみたいな選手になれる期待感がある。打撃フォームも欠点が少ないし、間違いなく指名はされるだろう」
  • ロッテ・柳沼スカウト「足も速いし、身体能力も高い」
  • オリックス・佐藤真一スカウト「足は一級品」

足の速さや身体能力、バッティングについて評価しており、同じ俊足外野手である五十幡亮汰と比較するコメントもありました。

コメントを見る限りでは、2020ドラフトで指名される可能性も高そうです。

独協大学の亀田監督は「身体能力はすごいものがありましたが、下級生の頃はそれを生かしきれていなかった。しかし、2年の秋ぐらいから積極的に練習に取り組むようになり、打撃技術も上がってきました」と成長ぶりを話していました。

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並木秀尊(独協大)のまとめ

以上が、独協大学 並木秀尊経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。

広角に打てるバッティングや足の速さ、肩の強さが持ち味です。

2020ドラフトで指名される可能性も高いと思います。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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