【ドラフト】坂本裕哉(立命大)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフトの大学注目投手を見ていきましょう。

今回ご紹介するのは、立命館大学の本格派左腕の坂本裕哉です。

最速148km/hの直球とキレのある変化球に加えて、制球力のある投手です。

立命館大学の先発の一角を担い、先発完投ができる安定感があります。

今回はそんなドラフト2019候補 立命館大学・坂本裕哉の成績・経歴・特徴をご紹介します。

坂本裕哉(立命大)の経歴やプロフィール

まずは経歴のご紹介です。

経歴
  • 名前:坂本 裕哉(さかもと ゆうや)
  • 出身地:福岡県福岡市
  • 生年月日:1997年7月28日
  • 身長:179cm
  • 体重:85kg
  • 投打:左投左打
  • ポジション:投手
  • 経歴:軟式野球(福岡市立玄洋小学校) → 福岡市立玄洋中学軟式野球部 → 福岡大学附属大濠高校 → 立命館大学

詳しくみていきましょう。

坂本裕哉は中学時代に九州大会で優勝

坂本裕哉は小学4年生から少年野球を始め、中学では軟式野球部に所属していました。

そこで投手として活躍をみせます。

投手としてチームを牽引して九州大会では見事優勝を飾り、この頃から実力があったことがわかりますね。

坂本裕哉は高校時代に6回10奪三振を記録

高校は地元である福岡の強豪校の福岡大学附属大濠高校に進学をします。

そこで坂本裕哉は1年の秋からベンチ入りを果たすと、2年の夏には公式戦で先発投手を務めていました。

そして3年の夏の初戦では6回を投げて10奪三振を奪い、驚異的な奪三振率を記録しました。

この投球を見ていたロッテのスカウトからストレートの角度がいいと評価もされていたようです。

その後も予選大会を勝ち抜いていきましたが、結果的には高校の最高成績は県大会5回戦で甲子園出場の夢はかないませんでした。

坂本裕哉は大学3年生から先発投手

高校を卒業後は名門である立命館大学に進学をします。

立命館大学といえば近年ドラフト1位選手を多く輩出しており、坂本裕哉が2年時の時には2017年にDeNAから1位指名をされた東選手と同部屋だったようです。

そんな坂本裕哉は2年生からリーグ戦で投げ始めると、3年生になると2番手先発投手として勝ち星を挙げていきました。

3年の春にはチームのリーグ優勝に大きく貢献し、全国大会に駒を進めました。

全国大会でも坂本裕哉は2回戦目に先発をして6回2/3を投げて9奪三振を記録しています。

坂本裕哉は大学日本代表強化合宿に参加

3年時の実績が認められ、2018年の冬に行われた侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿に坂本裕哉は招集されています。

左腕で150km/h近い球速に加えて、質の高い真っ直ぐと制球力を合宿で行われた紅白戦で遺憾無く発揮していました。

坂本裕哉は2019年春の成績は好調

4年生となった坂本裕哉は2019年5月24日現在で7試合に登板し、4勝を挙げています。

さらに自責点は3点と防御率は0点台のままです。

スカウトからの評価も試合ごとに上がっていっており、上位指名の期待がかかります。

坂本裕哉(立命大)の成績

続いて成績のご紹介です。

成績
  • リーグ戦通算成績(17年春~19年春):23試合、11勝5敗、132投球回、防御率2.32、奪三振率8.11、四死球率3.54
  • 2019年春季リーグ:8試合、5勝1敗、64投球回、防御率0.84、奪三振率7.17、四死球率2.11

成績は5月31日現在のものです。

通算の記録を見ても安定感が抜群にある投手であることがよくわかります。

奪三振率は8を超えており、三振が多く奪えるタイプということがわかります。

四死球率は3.54なので、若干高い数字となっており、四死球が多い印象です。

19年の春の成績だけを見ていくと8試合に先発し自責点は6、防御率は0.84と好調を見せています。

その要因としては、四死球率の低下でしょう。

四死球の割合が2/3に低下しており、無駄なランナーを出さなくなったことで、飛躍的に失点するケースが減ったのでしょう。

一皮むけたといったそんな印象を受けますね。

坂本裕哉(立命大)の特徴や動画

続いて特徴のご紹介です。

まずは動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/CrBdipoC3l4

こちらは2019年全日本大学野球選手権の動画です。

ワインドアップから軸足に一度力を溜めて腕を振り切っています。

腕をまっすぐ振り下ろしているのが特徴的で、踏み出した足を後ろにひくように投げているため、前の足の力を使ってリリースポイントが前にできているようです。

そのため質の高い真っ直ぐが浮くことなく、低めに制球されています。

坂本裕哉の武器は真っ直ぐの制球力

先ほどの動画を見ていただければわかるように、キャッチャーが構えたところにストレート投げ込んでいます。

このストレートは低めの難しいコースに投げ込めているため、バッターもカットするのが精一杯のようでした。

制球力に自信があるため、ボール球を使った投球ができているため投球の幅も広そうです。

坂本裕哉は勢いのあるストレート

坂本裕哉のストレートは制球力もあることに加えて、勢いがあるので、打者が振り遅れています。

腕の振りが縦に近いので、ボールの回転が縦に近く、球速以上にノビのある真っ直ぐになっていると思われます。

そのため、このストレートがコースに決まれば容易には打てないでしょう。

坂本裕哉の変化球

坂本裕哉はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを投げます。

チェンジアップは同部屋だった現DeNAの東選手から教えてもらったようです。

スライダーはキレもあって制球力もあります。

このスライダーとストレートを軸に投球を組み立てています。

他の変化球は少し浮いてしまうようですが、低めに集めることができればさらに投球の幅が広がりそうです。

坂本裕哉は三振が奪える投手

坂本裕哉は制球力があるため、ストライクゾーンからボール球になる変化球で空振りが取れます。

制球されたストレートでカウントを整えて、最後は変化球で三振を取るスタイルです。

また三振が多い投手は球数も多いイメージがありますが、坂本裕哉は先発完投もでき長いイニングを投げることができます。

四死球が少ないため、余分な球数がなく100球を超えても投げ切る力があります。

先発の投手がピンチの場面で三振が奪える力があるというのは守備側も安心感が出ますよね。

坂本裕哉の特徴のまとめ

特徴をまとめてみると

  • 全体的に制球力がある
  • 質の高いストレートを投げられる
  • 低めの変化球で三振が奪える
  • 先発完投ができる安定感がある

となります。

制球力や質の良いストレートが魅力の左腕です。

同じく立命館大から新人王を獲得した、横浜の東克樹に近い印象を受けますよね。

完成度の高い投手ではありますが、まだまだ現状に満足することなく自分の課題に取り組んでいる姿勢もあります。

まだまだこれからの伸びしろにも期待したいですね。

坂本裕哉(立命大)のスカウト評価や指名の可能性

続いてスカウト評価のご紹介です。

スカウト評価
  • 広島・鞘師スカウト:「スライダーにキレがあった。 これから楽しみ」
  • 巨人・渡辺スカウト:「まっすぐの制球がいい。これからもっと上がってくるのでは」
  • 阪神・熊野スカウト:「今までで一番の投球だった。貴重な左投手なので、きょうで各球団が評価を上げたと思う」、「コースに確実に投げ分けられている。投げるごとに調子を上げて来ているし、これからもっと注目を集める選手になる」

すでに3球団から評価をもらっているようです。

4年生の春になり、いろんなチームから注目を集めているようでした。

昨年の秋から体重を7kg増量させて、力をつけた投球がうまくはまっているようです。

スカウトの評価を見てみると、まだまだこれからが楽しみというコメントが多く、伸びしろも感じさせる投手です。

現時点では阪神が非常に熱心にスカウト活動をしており、ドラフト上位指名は確実でしょう。

貴重な左腕ということもあり、活躍が続けば1位指名も十分にありえるのではないでしょうか。

これからの活躍に期待がかかります。

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坂本裕哉(立命大)のまとめ

以上が、立命館大学 坂本裕哉の経歴、成績、特徴、スカウト評価の紹介でした。

本格派左腕投手ということでプロ野球でも即戦力が期待される投手です。

大学最後の年で、順調に成績を残しており、これからの試合も楽しみです。

今度の動向や活躍に期待しましょう。

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