ドラフト候補の石伊雄太(いしい ゆうた)は、身長179cm・体重83kgの右投右打の捕手。三重県尾鷲市出身。日本生命所属。
二塁送球タイム1.8秒台でプロレベルの送球が持ち味の捕手。
ヤクルトスカウトから「アマ球界トップクラスの捕手」と評価され、阪神が上位候補としてリストアップしている。
基本情報 | |
名前 | 石伊雄太 (いしい ゆうた) |
出身地 | 三重県尾鷲市 |
生年月日 | 2000年8月18日 |
身長 | 179 cm |
体重 | 83 kg |
血液型 | – |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 右・右 |
守備位置 | 捕手 |
遠投 | 110 m |
50m走 | 6.2 秒 |
好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 宮之上小学校 (尾鷲少年団) |
中学校 | 尾鷲中学校 (伊勢ボーイズ) |
高校 | 近大高専 |
大学 | 近大工学部 |
会社 | 日本生命 |
国際大会 | |
– | – |
全国大会 | |
大学全日本選手権 | 2019年 2022年 |
神宮大会 | 2021年 |
中学校時代は硬式野球
宮之上小学校4年生時に尾鷲少年団で野球を開始。
この時のチームメイトには阪神・湯浅京己がいました。
尾鷲中学校では伊勢ボーイズに所属していました。
近大高専では2年生秋から正捕手
近大高専では2年生秋から正捕手を任されます。
3年生夏の県大会では2回戦の相河戦で3番捕手としてスタメン出場。
リリーフとして3 2/3回無失点の好投もチームは敗戦となっています。
近大工学部では3年生冬に日本代表候補に選出
近大工学部では1年生春からベンチ入り。
秋季リーグでは正捕手としてベストナインを獲得します。
2年生秋季リーグではライトを任され、打率.425でベストナインを獲得しています。
3年生春季リーグから4番捕手としてチームをけん引し、秋には打率.383、2本塁打で優勝に貢献しています。
冬には大学日本代表候補に選出されています。
4年生時も春秋通じてベストナインを獲得する活躍でプロ志望届を提出。
11球団から調査書が届くも順位縛りがあり指名漏れとなっています。
なお、のちにヤクルトスカウトが「順位縛りがなければ指名があった選手」とコメントしています。
日本生命では1年目から正捕手で全国デビュー
日本生命では1年目から公式戦に出場。
都市対抗予選では打率.389の活躍でチームの都市対抗出場に貢献します。
都市対抗ではJR東日本戦で2安打を放つ活躍も、チームは敗戦。
日本選手権では低迷するも、2回戦の東京ガス戦でホームランを放つ活躍を見せています。
2年目には都市対抗予選で4試合で6打点を挙げる活躍でチームの都市対抗出場に貢献。
都市対抗では日本通運戦で1安打もチームは敗戦となっています。
動画と特徴
グリップを高めに構えしっかり振りきるスイングです。
プロレベルの二塁送球
二塁送球は1.8秒台とプロレベルの水準です。
こちらの動画を見て頂くとレベルの高さがわかります。
捕球してからの握り替えが非常に速く、送球動作への移行がスムーズです。
そして、低い弾道の矢のような送球で、アッという間に二塁までボールが到達します。
また力みが無いので、再現性が高く、制球面でも安定しているのも見逃せません。
高い身体能力
高い身体能力も兼ね備えています。
二塁送球でも見て頂いた通り、遠投110mで強肩です。
また、50m走は6.1秒、こちらの二塁到達タイムは8.4秒と右打者としては好タイムを計測しており、脚力も高いです。
こういた身体能力の高さがあるので、素早い送球動作からの二塁送球が可能なのでしょう。
打撃ではパンチ力が魅力
打撃ではパンチ力が魅力です。
大学時代からコンスタントに本塁打を記録しており、長打が多いのが特徴です。
社会人1年目にはやや苦しんだ部分もありますが、2年目ではしっかり対応できています。
打撃でも侮れない選手です。
成績
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | 出塁率 | OPS | |
23公式戦 | 21 | .271 | 1 | 6 | 1 | 8 | .317 | .707 |
24公式戦 | 11 | .306 | 1 | 13 | 1 | 2 | .381 | .853 |
成績は2024年9月6日時点です。
社会人1年目から結果を残し、2年目で成績が向上している事がわかります。
今シーズンは特に打点数が多く、試合数を上回るほどの勝負強さを発揮しています。
三振の割合が減少傾向にあり、四死球の割合が多くなっていることから、対応力の向上が見て取れます。
捕手としてこれだけの打撃成績というのは評価できますね。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | リストアップ 視察情報 |
ヤク | △ | 橿渕聡スカウトグループデスク 「大学時代と比べても力強さがついてきている。大学のときも順位縛りがなければ指名があった選手。アマ球界の中でトップクラスの捕手です」 | |
阪神 | 〇 | 岡本スカウト 「送球の強さも見られて、守備の面でかなり高いレベルにあるんじゃないかな。(打撃も)右で長打も打てる力がある。コンタクトもできる」 | ・2024.9.25 阪神が上位候補としてリストアップ |
巨人 | △ | 岸スカウト 「元々、守備は能力があったが、打撃面もすごくよくなったきた。体に力が出てきた」 | |
広島 | |||
中日 | |||
横浜 | △ | 藤田スカウト 「肩の強さはプロでもそういない」 | |
オリ | △ | 乾スカウト 「今年は、常にいいパフォーマンスを見せてくれている。元々スローイングがうまいが、打撃も良くなっている」 | |
千葉 | |||
楽天 | |||
福岡 | |||
ハム | |||
西武 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
ヤクルトからは「アマ球界トップクラスの捕手」と評価されており、非常に高い評価を受けています。
守備を評価するコメントが出ており、注目度は高そうですね。
その他には阪神が上位候補としてリストアップしたという報道が出ています。
今後の活躍次第ではコメントも出てきそうです。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
まとめ
以上が、石伊雄太のご紹介でした。
プロレベルの二塁送球とパンチ力のある打撃が魅力の即戦力捕手。
ドラフト2024での指名は確実で、即戦力捕手が欲しい球団から上位指名もあるかもしれません。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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