【ドラフト】橋本侑樹(大商大)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフト注目選手を紹介します。

今回、紹介する選手は、大阪商業大学の橋本侑樹投手です。

最速148km/hのストレートと、キレの良い変化球を投げる本格派左腕。

2019年全日本大学野球選手権でも完投勝利を挙げ、素晴らしい投球を披露しました。

今回はそんな大阪商業大学 橋本侑樹経歴、成績や特徴、スカウト評価を見ていきましょう。

橋本侑樹(大商大)の経歴は?

橋本侑樹の経歴です。

経歴

  • 名前 : 橋本侑樹(はしもと ゆうき)
  • 出身地 : 福井県高浜町
  • 生年月日 : 1998年1月8日
  • 身長 : 183cm
  • 体重 : 72kg
  • 投打:左投左打
  • ポジション:投手
  • 経歴:高浜クラブ(高浜町立高浜小学校)→ 若狭高浜ボーイズ(高浜町立高浜中学校)→ 大垣日大高校 → 大阪商業大学

詳しく見ていきましょう。

橋本侑樹は1年生夏に甲子園場!

小学校3年生の時から軟式野球を始め、高浜クラブに所属。

中学校に入ってからは、硬式野球チームの若狭高浜ボーイズでプレーしました。

高校は岐阜県の大垣日大高校に進みます。

高校では、1年生春からベンチ入り。

1年生夏の県大会決勝の市立岐阜商業高校戦で、2番手で登板し3 1/3回を無安打無失点3奪三振に抑え優勝に貢献。

夏の甲子園に出場し、1回戦の有田工業高校戦では2番手として1回を投げ3失点、試合も敗れます。

橋本侑樹は1年生秋に左肘を故障!

高校1年生秋に左肘を故障し、3年生の5月まで長期離脱しています。

この間はトレーニングに充て、球威が増したそうです。

3年生夏の県大会では、4回戦の富田高校戦で先発し9回を投げ完封(9奪三振)、準々決勝の岐阜各務野高校戦では3回無失点と好投を見せます。

しかし、準決勝の岐阜城北高校戦では、先発して8回6失点と打ち込まれ、試合も敗れました。

高校時代のストレートの最速は141km/hだったそうです。

橋本侑樹は2季連続で全国大会出場!

大学は大阪商業大学(関西六大学野球連盟)に進学し、1年生春からリーグ戦に出場します。

1年生春は、大阪学院大学3回戦で5回を無失点に抑えてリーグ戦初勝利を挙げるなど4試合に登板。

2年生春はリーグ優勝し、全日本大学野球選手権に出場。

リリーフで投げた2回戦の天理大学戦では、3 2/3回を投げ無失点に抑えました。

2年生秋は、36回を投げて防御率1.75(リーグ5位)、4勝0敗の活躍でリーグ優勝に貢献。

MVP及び平古場賞(新人賞に相当)を受賞しました。

関西地区第1代表決定戦決勝の関西大学戦では3安打1失点に抑え、完投勝利(10奪三振)。

2季連続の全国大会出場となった明治神宮野球大会では、初戦の富士大学戦でリリーフ登板し、3回を1失点に抑え4奪三振の成績を挙げます。

橋本侑樹は全日本大学野球選手権で完投勝利!

3年生春は8試合に登板して、19 1/3回を投げて防御率5.12と調子が上がらず、出場した全日本大学野球選手権での登板もありませんでした。

しかし、3年生秋は5試合に登板し、25 1/3回を投げ、防御率0.71(リーグ1位)の成績を挙げました。

4年生春は、先発した大阪経済大学戦で148km/hをマーク

ただ、4年生春は13 1/3回を投げて防御率4.05と不調で、指のマメを潰してしまうこともありました。

それでも、出場した全日本大学野球選手権では、2回戦の九州産業大学戦では9回1失点(自責点0)で完投

続く東海大学戦ではリリーフとして2 1/3回を無失点に抑えましたが試合は敗れました。

因みに、同じ2019ドラフト候補の大西広樹投手は同級生です。

橋本侑樹(大商大)の成績は?

橋本侑樹の成績です。

成績

  • 全国大会通算(全日本:17年、19年、神宮:17年):4試合、18投球回、1勝0敗、防御率0.50、奪三振率10.00、四死球率3.50
  • リーグ戦成績(16年春~19年春):34試合、9勝4、126投球回、防御率2.64、奪三振率9.79、四死球率4.71
  • 2019年春季リーグ:4試合、1勝0敗、13 1/3投球回、防御率4.05、奪三振率8.78、四死球率8.10

成績は2019年全日本大学野球選手権終了時点のものです。

四死球を出しやすい傾向にありますが、全体的な防御率は低く、安定した投球が出来ています。

一方で、奪三振率が高く、三振を奪うタイプの投手のようです。

先発としても中継ぎとしても投げる事ができ、全国大会でも、素晴らしい結果を残せていますね。

ただ、シーズンによって好不調の波が激しく、特に春先は結果を残せていません。

2019年春季リーグでも、不調やマメの悪化などで、自身の投球が出来ませんでした。

ただ、2019年の全日本選手権では、リーグ戦の不調が嘘のような素晴らしい投球を披露しています。

好不調の波を少なくすることが課題となりそうですね。

橋本侑樹(大商大)の特徴は?

橋本侑樹の特徴です。

こちらの動画(2019年全日本大学野球選手権、九州産業大学戦)を見ていきましょう。

【2019ドラフト候補】橋本侑樹 投球シーンまとめ

スリークォーターに近いフォームですね。

右足を一塁方向に上げてタメを作っています

テイクバックが小さく、ボールの出所が見にくそうです。

フォーム的にはホークスの和田毅に近い印象ですね。

橋本侑樹はキレのあるストレート!

ストレートは最速148㎞/hで、常時140~145km/hの球速となっています。

テイクバックを体で隠し、鋭く腕を振ってくるので、相手打者が振り遅れるシーンが目立ちます。

また、スリークォーター気味の腕の振りなので、シュート気味の変化しています。

なので、ストレートでバシバシ空振りを奪っていくタイプではないでしょう。

橋本侑樹は多彩な変化球!

変化球はフォーク、スライダー、カーブを投げており、どのボールもしっかり腕が振れています。

120km/h前後のスライダーは、鋭く大きく変化しており、左右どちらの打者相手にも空振りが奪えています。

カウント球にも使っており、スライダーを軸に投球を組み立てていますね。

130km/h前後のフォークは、変化量も大きく、空振りを取れています。

シュートしながら落ちていくので、シュート回転気味のストレートと見極めがしにくいでしょうね。

ただ、左打者相手になげていないので、どちらかというと対左の方が打ちやすいと言えるでしょう。

橋本侑樹の制球力は?

動画を見ると、大体はキャッチャーの構えた所に投げられています

ただ、高めに浮くケースや抜けて完全な逆球となるケースも多いです。

成績の項で紹介した通り、四死球が多めということもあり、制球力は普通といったところです。

抜けて逆球となるケースはもっと減らしたいところです。

橋本侑樹の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ

  • 最速148km/hのキレのあるストレート
  • 変化球は、フォーク、スライダー
  • 制球力は普通

です。

打ちにくさを感じるフォームで、しっかりした腕の振りから切れの良いボールを投げている印象です。

制球に課題はありますが、大学に入ってからも球速を伸ばしているので、伸びしろもまだまだありそうですね。

橋本侑樹(大商大)のスカウト評価は?

橋本侑樹のスカウト評価です。

スカウト評価

  • 阪神・渡辺スカウト:「良かったね。左でここまで投げるのは魅力的」
  • オリックス・内匠政博スカウト:「まっすぐのキレが魅力」

現時点で阪神・オリックスからコメントされており、投球内容やストレートのキレを評価されています。

先発・リリーフ両方こなせますし、左投手という事もあり重宝しそうですね。

左投手が不足している球団はマークしているでしょう。

投球内容を見る限りでは、2019ドラフトでの指名は確実でしょうね。

秋季リーグの活躍次第では上位指名もあるかもしれません。

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以上が、大阪商業大学 橋本侑樹経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。

見にくいフォームから切れの良い変化球を投げる貴重な左腕です。

2019ドラフトで指名は確実で、今後の活躍次第では上位指名もあると思います。

今後の動向や活躍に期待していきましょう。

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