【ドラフト】宇山翼（日大三）の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、日大三の宇山翼です。

変化の大きなスライダーを武器に主戦としてチームを東京準優勝に導きました。

今回は、そんな2021年ドラフト候補 日大三・宇山翼の

をご紹介しています。

宇山翼の経歴やプロフィール

まずは、宇山翼の経歴です。

詳しく見ていきましょう。

中学時代には全米選手権優勝を経験

宮代町立前原中学校時には庄和リトルシニアに所属。

三年生時には全米選手権大会の日本代表に選出され、投手とセンターとして優勝に貢献しています。

日大三高では一年生秋から公式戦出場

日大三高では一年生秋から公式戦に出場。

秋季東京都大会二回戦の安田学園戦では3回無失点3奪三振でチームの勝利に貢献しています。

二年生秋は主戦としてチームを牽引

二年生秋季東京都大会では、三回戦の小山台戦で12奪三振の完封勝利で勝利に貢献。

続く準々決勝の日大豊山戦では2失点10奪三振で完投勝利、準決勝の二松学舎戦では8 1/3回2失点9奪三振でチームを決勝に導きます。

決勝ではビハインドからリリーフとして登板し、6 1/3回自責点2で抑えるも敗戦となっています。

宇山翼の特徴や動画

次に、宇山翼の特徴です。

こちらの動画を見ていきましょう。

ノーワインドアップから重心を沈め、テンポよく投げ込む姿は元ヤクルトの藤井秀悟のようです。

マッスラ気味のストレート

常時130km/h前半から中盤のストレートを投げ込みます。

投球フォームを見ると、腕を縦に振れています。

その為、回転軸の水平成分傾きが少なくなっているようです。

ただ、若干マッスラ気味で入るケースもあり、ジャイロ成分が多いと思われます。

その為、ホップ量は大きくなく、ゴロで打ち取るタイプと言えるでしょう。

落差の大きなスライダー

変化球はスライダー、チェンジアップを投げます。

スライダーは110km/h後半で、縦に大きく変化する球質です。

トップスピン成分がある、パワーカーブに近い球種と言えます。

チェンジアップは120km/h前後で、対左にも投げられています。

その為、制球力に自信があると思われます。

制球面ではやや課題がある

制球面ではやや課題がありそうです。

抜け球や逆球があり、引っかけたり高めに浮くケースも見られます。

ただ、変化球を低めに集めようという意識が見えるので、細かいコースを狙いすぎな面がありそうです。

球速が上がってくれば、ストライクゾーンでどんどん勝負できると思いますので、成長とともに自然と四死球も減ってくるでしょう。

特徴まとめ！

わかりやすくまとめると

です。

現時点で常時130km/h前半でマッスラ気味ということで、やや球威不足感はあります。

しかし、パワーカーブ系のスライダーは変化量が大きく、球速が上がってくると面白いように空振りが奪えるようになるでしょう。

また、対左にチェンジアップを投げる勇気も持ち合わせています。

球速が上がってくると化ける可能性が高そうです。

宇山翼の成績

続いて、宇山翼の成績を見ていきましょう。

成績は2020年終了時です。

2020年東京都大会では主戦としてチームを牽引し、防御率2.15という安定感を見せてくれました。

被安打率が低く、奪三振率が高いことでが防御率を低く抑えられている要因です。

しかし、四死球率は5.50と高く、多くのランナーを出してしまっています。

成長とともに球威が上がり、ストライクで勝負できるようになると、一皮むけるでしょう。

宇山翼のスカウト評価や指名の可能性

続いて、宇山翼のスカウト評価です。

現時点でスカウトコメントは出ていません。

2020年秋季東京都大会では決勝まで駒を進めていますので、多くのスカウトが視察していることでしょう。

現時点での実力的にはドラフト2021での指名の可能性は低そうです。

しかし、今後の成長次第では化ける可能性があるので、成長を見守りたいですね。

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宇山翼のまとめ

以上が、日大三 宇山翼の経歴、成績や特徴でした。

変化量の大きなスライダーや対左にもチェンジアップを投げられる投球が持ち味です。

今後の成長次第では、2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。

今後の動向や活躍に期待しましょう。