ドラフト候補の小船翼（こぶね つばさ）は、身長198cm・体重110kgの右投右打の投手。神奈川県海老名市出身。知徳所属。
最速152km/hのストレート、変化球はスライダー、フォークを操る。
ロッテスカウトからは「良い素材」と評価されている。
| 基本情報 | |
| 名前 | 小船翼 （こぶね つばさ） |
| 出身地 | 神奈川県海老名市 |
| 生年月日 | 2006年6月20日 |
| 身長 | 198 cm |
| 体重 | 110 kg |
| 血液型 | – |
| SNS | – |
| 選手情報 | |
| 投打 | 右・右 |
| 守備位置 | 投手 |
| 最高球速 | 152 km/h |
| 球種 | スライダー、フォーク |
| 遠投 | – m |
| 50m走 | – 秒 |
| 好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
| 経歴（所属チーム） | |
| 小学校 | 柏ケ谷小学校 （海老名サンダース） |
| 中学校 | 柏ケ谷中学校 （海老名シニア） |
| 高校 | 知徳 |
| 国際大会 | |
| – | – |
| 全国大会 | |
| – | – |
小学校・中学校時代
5歳時から海老名サンダースで野球を始め、柏ケ谷小学校時も同チームに所属していました。
柏ケ谷中学校では海老名シニアでプレー。
3年生時にチームは春夏全国出場を決めるも、出場機会がありませんでした。
知徳では1年生秋からエース
知徳では1年生夏からベンチ入り。
初戦の三島南戦では出場機会がなく、チームも初戦敗退となっています。
1年生秋季大会からエースを任され、初戦の川根戦では7奪三振完封勝利を挙げます。
準々決勝の御西戦では1失点完投勝利を挙げるなど、ベスト4入りに貢献しています。
2年生秋に150km/hに到達！
2年生夏の選手権予選では、初戦の天竜戦で先発し、5回無失点の投球で勝利に貢献。
2回戦の日大三島戦では自己最速を更新する146km/hを計測し、7回自責点0の投球もチームは敗戦となっています。
秋季大会地区予選の沼津東戦では自己最速を更新する150km/hを計測。
1失点13奪三振完投勝利で勝利に貢献しています。
3年生春に152キロを計測
3年生春季大会では初戦の浜松城北戦で先発し、自己最速を更新する152km/hを計測。
3安打14奪三振完封勝利で勝利に貢献します。
3回戦の東海大静岡翔洋戦では5 2/3回4失点（自責点0）の投球もチームは敗戦となっています。
その後、右肩痛を発症し離脱するも、6月の中央学院との練習試合では7～8割の力で4回1失点の投球を見せます。
最後の夏はアクシデントなどもありながらベスト8入り
夏の選手権予選では初戦の浜松日体戦で先発。
打球が顔面に直撃するアクシデントにより3 1/3回1失点で降板となるも、チームは逆転勝ちを納めます。
3回戦の浜松学院戦では熱中症の症状があり5回3失点7奪三振で降板するも、チームは8回に大量得点を挙げ逆転勝ち。
4回戦の藤枝明誠戦では6回2失点5奪三振でチームをベスト8入りに導きます。
準々決勝の聖隷クリストファー戦では、5回4失点（自責点2）の投球でチームは敗戦となっています。
その後、9/9にプロ志望届を提出しています。
動画と特徴
ノーワインドアップから足を上げ、二段モーションで投げ込む特徴的な投球フォームです。
伸びしろ抜群
一番の魅力は伸びしろでしょう。
身長198cmで体重110kgという規格外のスケールの大きさです。
トレーニングなどで体が出来てきたとき、どんな姿なのか想像しただけでもワクワクします。
勢いあるストレート
ストレートは最速152km/hで勢いがあります。
先発時は常時140km/h前半ですが、ギアを上げると140km/h後半を計測。
出力は高校生の中では高いレベルです。
将来、どこまで球速が上がるかに注目です。
横変化の大きなスライダー
変化球はスライダーとフォークのみです。
中でも120km/h台の緩めのスライダーが軸になっているボールです。
横変化量が大きく、空振りが奪えるボールで、武器になっています。
制球面はやや課題がある
制球面ではやや課題があります。
バラつきが大きく抜け球や逆球も多いです。
しかし、ある程度はストライクゾーン近辺に投げられており、指先の感覚の良さでカバーしている印象です。
体が出来てくれば自然と制球力も上がってくるでしょう。
成績
| 試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
| 24春夏計 | 6 | 34 | 1.85 | 10.06 | 3.18 | 7.41 |
3年生の春夏集計では34イニングで防御率1.85の好成績を収めています。
注目したいのは奪三振数の多さです。
イニング数を超え、奪三振率10という非常に高い値になっており、三振が奪えるタイプであることがわかります。
被安打率はそこまで低くなく、与四死球率も高めなので、ランナーを貯めてしまうケースが見られます。
しかし、多くの空振りが奪えることで、安定した防御率に繋がっているのでしょう。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
| 球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
| ヤク | |||
| 阪神 | |||
| 巨人 | |||
| 広島 | |||
| 中日 | |||
| 横浜 | |||
| オリ | |||
| 千葉 | △ | 榎アマスカウトディレクター 「ボールの力もあり、スライダーも曲がる。大阪桐蔭に対し、真っすぐで押し込めている。ポテンシャルは高いし、高校生レベルでは良い素材」 | |
| 楽天 | |||
| 福岡 | △ | 宮田アマスカウト 「成長している。1メートル98で150キロが投げられるのは魅力」 | |
| ハム | △ | 熊崎スカウト 「順調です。たまたま数字が出るんじゃなく、自力になっています。それに考えて投げているね」 | |
| 西武 |
複数球団からコメントが出ています。
成長が伺えるというコメントが複数出ており、ロッテスカウトからは「良い素材」と評価されています。
コメントは少ないですが、198cmという長身もあり、潜在能力を高く評価する球団は多くありそうです。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください！
まとめ
以上が、小船翼のご紹介でした。
198cm100kgの規格外の体格と最速152km/hのストレートが魅力の素材型右腕。
ドラフト2024では指名は確実で、ポテンシャルの高さから上位指名する球団も出てくるかもしれません。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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