今回ご紹介するのは、慶応大学の正木智也外野手です。
長打力、変化球などへの対応力や足の速さ、肩の強さが武器の長距離打者。
高校通算本塁打は50本でした。
大学入学後から、ベンチ入りし、大学野球日本代表候補にも2度選ばれています。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 慶応大学・正木智也の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
正木智也の経歴やプロフィール
まずは、正木智也の経歴です。
詳しく見ていきましょう。
中学校通算30本塁打!
4歳上の兄の影響で、小学校2年生の時から野球をはじめ、池雪ジュニアストロングに所属します。
小学生の時は、ピッチャー、キャッチャー、ショートと色々なポジションを守りました。
中学生になってからは、硬式野球チームの世田谷西シニアで外野手としてプレーします。
3年生春は、全国大会に出場し、ベスト16となりました。
中学通算本塁打は30本です。
高校通算50本塁打!
高校は、慶応高校に進みます。
兄が通っていたというのも進学理由の1つだそうです。
高校1年生秋からベンチ入りし、2年生春の県大会では、4番・レフトで出場しました。
2年生夏の県大会では、7試合で.400の高打率を残し、準優勝となります。
準々決勝の東海大相模高校戦では2本の本塁打を打ち、準決勝の桐蔭学園高校戦でも本塁打を打ちました。
2年生秋は、県大会で優勝し、関東大会に出場します。
初戦の花咲徳栄高校(埼玉)戦で本塁打を打ちますが、準々決勝の前橋育英高校(群馬)戦でサヨナラ負けし、センバツ甲子園出場を逃しました。
3年生夏は、準々決勝の桐光学園高校戦で高校通算50本目となる本塁打や勝ち越しのタイムリー三塁打を打ちますが、試合は敗れます。
高校通算本塁打は、50本でした。
大学1年生春からベンチ入り!
高校卒業後は、慶応大学(東京六大学野球連盟)に進学します。
1年生春からベンチ入りし、東京大学2回戦でリーグ戦初ヒットとなるタイムリー二塁打を打ちました。
1年生のリーグ戦では、レフトのスタメン(3試合)や代打など14試合に出場ています。
2年生春からは、レギュラーとなり、クリーンアップを打ちました。
法政大学3回戦でリーグ戦初となる本塁打を打つなど、2本の本塁打を打ち、3割を超える打率を残し、ベストナインにも選ばれます。
リーグ戦後には、大学野球日本代表候補に選ばれました。
大学野球日本代表候補に2度選ばれる!
2年生秋は、リーグ戦で優勝し、明治神宮野球大会に出場します。
初戦(準々決勝)の東海大札幌戦で、タイムリー二塁打を打ちました。
チームは優勝しましたが、準決勝、決勝でヒットはありませんでした。
大会後は、2年生夏に続き大学野球日本代表候補に選ばれます。
2年生冬は、全身のトレーニングを行い、「身体が大きくなって、飛距離が長くなるなど実感できた」そうです。
また、3年生春には、アメリカでのキャンプに参加し、「アメリカの大学の強いチームやマイナーリーグの選手たちと戦い、相手投手の球がすごく速く、力の差を痛感した。もっと、実力を伸ばさないと上の舞台には立てないという気持ちになった」と話しています。
3年生春(リーグ戦は8月に実施)と秋は4番を打ち、秋のリーグ戦では打率.378、2本塁打と活躍し、2度目のベストナインに選ばれました。
正木智也の特徴や動画
次に、正木智也の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
<次代の慶應を担う主砲>
慶大の4番を担う正木智也(③慶應)。法大戦では計3安打と安定した打撃を見せた。現在打率.387と首位打者争いをしている主砲が秋連覇に向けてチームを牽引する!#big6tv #六大学野球 #慶應 #正木智也 pic.twitter.com/xakjyxIcOx— BIG6.TV (@big6_tv) October 27, 2020
左足を大きく上げてタイミングを取っています。
体全体を使ったスイングで、バットを振りぬいていました。
変化球にも対応でき、足の速さもまずまず!
動画では、外角の球や低めの球をヒットにしていたほか、変化球をセンター前に打ち返していました。
どのような球にも対応できそうです。
また、打ってから一塁への到達タイムは4秒余りで、50m走のタイムも6秒5と足の速さもまずまずといっていいでしょう。
長打力!
次にこちらの動画を見ていきましょう。
動画では、内角寄りの球を、レフトへの本塁打としていました。
体全体を使ったスイングなので、長打を打てるのでしょう。
選球眼はまずまず!
ボール球を見送り、ストライクゾーンギリギリの球はファウルにして粘ることもできています。
選球眼はまずまずといったところでしょう。
肩が強い!
遠投は100mまででき、肩が強いので、外野手としてプレーする事もできるのでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 変化球に対応でき、足の速さはまずまず
- 長打を打てる
- 選球眼はまずまず
- 肩が強い
です。
長打力、変化球などへの対応力や足の速さ、肩の強さが強みの選手と言っていいでしょう。
正木智也の成績
続いて、正木智也の成績を見ていきましょう。
- 全国大会通算(19神宮):3試合、打率.111、1二塁打、1打点、出塁率.200、2三振
- リーグ戦計(18春~20秋):51試合、打率.309、4二塁打、6本塁打、31打点、出塁率.425、30三振
成績は、3年生秋までのものです。
全国大会では1割台でしたが、リーグ戦の打率は3割を超えています。
また、打率よりも1割ほど高い出塁率で、四死球を選んでの出塁ができ、打率以上の貢献ができていると言っていいでしょう。
全国大会1四死球、リーグ戦28四死球で、三振数と同じくらいの四死球数を選ぶ事ができています。
そして、本塁打などを打っているので、長打を打てるバッターといっていいでしょう。
正木智也のスカウト評価や指名の可能性
続いて、正木智也のスカウト評価です。
- 横浜・八馬幹典スカウト「自分のタイミングでしっかりスイングできている。楽しみな選手」
- ヤクルト・伊東昭光編成部長「リストが強く、ヘッドを効かせる(打撃が特徴)。将来的に、池山(隆寛、現ヤクルト2軍監督)タイプ」
現時点で2球団からコメントが出ています。
ヤクルトは「池山タイプ」という高い評価をしていることがわかります。
長打を打て、肩が強い外野手なので、活躍次第では2021ドラフトで指名される可能性も高くなりそうです。
本人は、「野球を続ける方向で、大学からプロを目指している」と話しています。
合せて読みたい!
【ドラフト2021】ドラフトの指名予想や注目候補選手の評価一覧とまとめ!
正木智也の関連ニュース
続いて、正木智也の関連ニュースです。
>>慶大・正木 現役トップ通算7号 前日の無安打敗戦の雪辱果たした
>>慶大の“ブンブン丸”正木、現役最多通算7号 ヤクルト伊東編成部長「池山タイプ」/東京六大学
>>正木智也、下山悠介、瀬戸西純の3発で慶大が開幕3連勝!【10/3 秋季東京六大学野球 立教大学vs慶應義塾大学】
>>慶大の新4番・正木智也が2ラン&5打点で三冠王も視野 堀井監督「中日の郡司とは違うタイプ」
正木智也のまとめ
以上が、慶応大学 正木智也の経歴、成績や特徴でした。
長打力、変化球などへの対応力や足の速さ、肩の強さが持ち味です。
2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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