【ドラフト】諸見里匠(日本通運)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフトの社会人注目選手を見ていきましょう。

その中の一人が日本通運の諸見里匠内野手です。

長打を打てるバッティングや軽快な守備が魅力の走攻守揃った選手で、2019年秋の社会人日本選手権にも出場します。

今回はそんな2019年ドラフト候補 日本通運・諸見里匠経歴や成績、特徴をご紹介します。

諸見里匠(日本通運)の経歴やプロフィール

まずは諸見里匠の経歴です。

経歴
  • 名前:諸見里匠(もろみざと たくみ)
  • 出身地:沖縄県八重瀬町
  • 生年月日:1995年6月12日
  • 身長:170cm
  • 体重:75kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:遊撃手
  • 経歴:具志頭ベースボールクラブ(八重瀬町立具志頭小学校)→ 豊見城ボーイズ(八重瀬町立具志頭中学校)→ 沖縄尚学高校 → 国学院大学 → 日本通運

詳しく見ていきましょう。

諸見里匠の小学校、中学校時代

お兄さんの影響で6才から軟式野球をはじめ、具志頭ベースボールクラブに所属します。

中学生になってからは、豊見城ボーイズでプレー。

小学校、中学校の時に、いずれもチームのキャプテンを務めていたそうです。

諸見里匠は2季連続の甲子園出場!

高校は県内の沖縄尚学高校に進みます。

2年生の時からショートのレギュラーで、2年生秋からはキャプテンとなりました。

2年生秋の県大会で準優勝となり、出場した九州大会で優勝し、センバツ甲子園出場。

3年生春のセンバツ甲子園では、1回戦の敦賀気比高校戦で4番を打ち、4打数3安打でしたが、試合は敗れます。

3年生夏は、1番を打ち、県大会優勝、2季連続の甲子園出場

1回戦の福知山成美高校(京都)戦では、本塁打を含む2安打を打ち、試合にも勝ちます。

2回戦の弘前学院聖愛高校(青森)戦でもヒットと打点を挙げますが、接戦の末に敗れました。

諸見里匠は小学校、中学校、高校、大学でキャプテン経験あり!

高校卒業後は国学院大学(東都大学野球連盟)に進学。

1年生春からリーグ戦に出場し、2年生からサードのレギュラーとなります。

2年生春は、打率.341、4盗塁の成績を残しました。

3年生からはショートのレギュラーとなり、専修大学3回戦では、リーグ戦初となるホームランを打ちました。

しかし、3年生秋に、左手有鈎骨を骨折してしまいます。

それでも、4年生春には復帰しキャプテンとしてチームを率い、ショートのベストナインにも選ばれました。

小学校、中学校、高校、大学とキャプテンを務めたことになります。

4年生秋は、打率.200しか打てず、プロ志望届を提出しましたが、指名漏れ。

東北楽天の山崎剛内野手とは大学の同級生でした。

諸見里匠は1年目から都市対抗野球に出場!

大学卒業後は日本通運に就職、1年目からベンチ入りします。

ショートのレギュラーとなり、1年目の都市対抗野球では、1回戦のホンダ熊本戦で2安打。

2回戦の鷺宮製作所戦でもヒットを打ちますが、試合は敗れます。

1年目秋の日本選手権関東予選では、本塁打を打ちますが、あと一歩の所で日本選手権出場となりませんでした。

諸見里匠は2019都市対抗野球・社会人日本選手権に出場!

2年目も都市対抗野球に出場します。

1回戦のJR東海戦で8回2アウトまでチームが無安打無得点に抑えらえれていましたが、右中間にホームランを打ちました。

しかし、得点はこの1点のみで試合は敗れてしまいます。

「ホームランを打っても、負けて悔しい。みんなで、また力を合わせて日本選手権などに向かって戦っていきたいです」と話しており、ホームランを打った喜びよりもチームが負けたことの悔しさの方が大きかったようです。

5月に行われたJABAベーブルース杯で優勝しており、秋に行われる社会人日本選手権出場が決まっています(この大会で首位打者賞を獲得)。

社会人日本選手権出場での活躍も期待しましょう。

諸見里匠(日本通運)の成績

続いて、諸見里匠の成績を見ていきましょう。

成績
  • 都市対抗野球通算(18、19):3試合、打率.364、1本塁打、2打点、3三振、出塁率.364、長打率.636
  • 都市対抗予選(18、19)・JABA大会通算:16試合、打率.345、9打点、5三振、出塁率.429、長打率.382、5盗塁

成績は、都市対抗野球終了時のものです。

高めの打率を残せており、本塁打や二塁打などの長打も打てています

四死球を選んでの出塁もできているようです。

ただしっかり振っていくタイプということもあり、三振数もそこそこ多くなっています。

今後は三振数を減らしていきたいところでしょう。

そして、盗塁を多く決めており、足も速そうです。

諸見里匠(日本通運)の特徴や動画

諸見里匠の特徴です。

まず、こちらの動画を見ていきましょう。

左足を上げてタイミングを取った後は、足を踏み込んで打っています。

そして、体全体を使ってフルスイングしています。

諸見里匠は長打力!

動画を見ると、1分15秒辺りで、ほぼ真ん中の球を本塁打にしています。

体全体を使ったフルスイングなので、遠くに飛ばしやすそうです。

小柄で俊足なので、当てるタイプと思いきや、しっかり振っていくタイプであることがわかります。

諸見里匠の選球眼はまずまず

ボール球を見送ることが出来ていて、際どい球はファウルで粘る事も出来ています。

三振がそこまで多くないことを考えると、選球眼はまずまずといったところでしょう。

諸見里匠は状況に応じたバッティング!

次にこちらの動画を見ていきましょう。

この動画の15秒辺りでは、落ちる変化球をセンターから少し逆寄り(レフト方向)のヒットにしています。

長打を打つだけでなく、逆方向へのヒットを狙うなど、状況に応じたバッティングが出来そうです。

諸見里匠は軽快な守備!

最初の動画の1分55秒辺りでは、外野に抜けそうな打球をさばいていて、守備範囲が広く軽快な守備が出来ています。

50m走のタイムも5秒9と足も速めです。

2番目の動画の30秒辺りでは、捕ってからの送球が速くダブルプレーにしています。

遠投は最大114mまででき、肩も強いです。

諸見里匠の特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴
  • 長打を打てる一方で、状況に応じたバッティングが出来る
  • 選球眼はまずまず
  • 軽快な守備
  • 足が速く肩も強い

です。

長打を打てるバッティングや軽快な守備が魅力で、走攻守揃った選手と言っていいでしょう。

諸見里匠(日本通運)のスカウト評価や指名の可能性

続いてスカウト評価です。

残念ながらコメントを寄せたスカウトはいません。

しかし、大学時代から視察をしているスカウト・球団関係者もいます。

走攻守揃った遊撃手ということで、遊撃手不足のチームは獲得しにいくかもしれません。

合せて読みたい!

【ドラフト2019】指名結果と全球団の採点&評価しちゃいます!

諸見里匠(日本通運)のまとめ

以上が、日本通運・諸見里匠経験や成績、特徴でした。

長打を打てるバッティングや軽快な守備が魅力の走攻守揃った選手で、2019ドラフトでの指名の可能性もありそうです。

社会人日本選手権での活躍や今後の諸見里匠の動向に注目したいですね。

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