ドラフト候補の荘司宏太（しょうじ こうた）は、身長172cm・体重85kgの左投左打の投手。東京都八王子市出身。セガサミー所属。
最速150km/hのストレート、変化球はカーブ、チェンジアップを操る。
ストレートの質の良さは今ドラフト最上位クラス。
| 基本情報 | |
| 名前 | 荘司宏太 （しょうじ こうた） |
| 出身地 | 東京都八王子市 |
| 生年月日 | 2000年5月22日 |
| 身長 | 172 cm |
| 体重 | 85 kg |
| 血液型 | – |
| SNS | – |
| 選手情報 | |
| 投打 | 左・左 |
| 守備位置 | 投手 |
| 最高球速 | 150 km/h |
| 球種 | カーブ、チェンジアップ |
| 遠投 | – m |
| 50m走 | – 秒 |
| 好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
| 経歴（所属チーム） | |
| 小学校 | – （アンギラス） |
| 中学校 | 山中中学校 （昭島シニア） |
| 高校 | 駿台甲府 |
| 大学 | 国士館 |
| 会社 | セガサミー |
| 国際大会 | |
| – | – |
| 全国大会 | |
| 都市対抗 | 2023年 2024年 |
小学校・中学校時代
小学校2年生時にアンギラスで野球を開始。
山中中学校では昭島シニアに所属していました。
高校時代
駿台甲府では1年生夏の選手権予選からベンチ入り。
2年生春季大会では関東大会進出に貢献し、関東大会では初戦の前橋育英戦で3 1/3回自責点0の好投を見せています。
夏の選手権予選からはエースを任され、準々決勝の笛吹戦ではリリーフとして5 1/3回無失点9奪三振の投球を披露。
準決勝の東海大甲府戦でも4回1失点4奪三振の投球を見せるも、チームは敗戦となっています。
3年生夏の選手権予選では、初戦の甲府工戦で145km/hを計測するなど、14奪三振を奪う力投も敗戦となっています。
大学時代
国士館大では1年生春からベンチ入りを果たします。
その後、左肩の怪我により離脱するも、3年生秋季リーグから復帰。
4年生春季リーグでは15イニングで20奪三振、防御率1.80と結果を残しています。
リーグ戦後の入れ替え戦では、自己最速を更新する148km/hを計測しています。
社会人時代
セガサミーでは1年目から公式戦に出場。
主にワンポイントとしてチームに貢献し、都市対抗では三菱自動車岡崎戦でデビューを果たします。
2年目からは球速がUPし躍動。
3月の東京宇都春季企業大会ではHonda戦でリリーフ登板し3者連続三振の好投を見せます。
都市対抗予選ではHonda戦で3 2/3回2失点ながら、8奪三振の投球を見せました。
都市対抗では東京ガスの補強選手に選出。
ENEOS戦でリリーフ登板すると、自己最速を更新する150km/hを計測し、2回無失点2奪三振。
明治安田生命戦では2回無失点3奪三振の投球を見せています。
動画と特徴
ダイナミックで上から投げ下ろす独特な投球フォームです。
一級品のホップ量
魅力はストレートです。
最速150km/hで常時140km/h後半を計測、都市対抗ENEOS戦では147.5km/hの平均球速でした。
都市対抗中継の回転数表示では平均2350rpm前後ながら、最高で2530rpmというプロトップレベルの数値も見られました。
また、上から投げ下ろすので回転の質も良いと思われます。
ホップ量も含めたストレートの質は今ドラフトでも最上位レベルでしょう。
ブレーキの効いたチェンジアップ
変化球はカーブ、チェンジアップを投げます。
リリーフということで球種は少ないです。
しかし、120km/h中盤の緩いチェンジアップが非常に厄介です。
左右関係なく投げ込むので、特に左打者は厄介でしょうね。
また120km/h台のカーブも回転数が2600rpmを計測しており、感覚の良さも兼ね備えていそうです。
制球面は課題がある
制球面は課題があります。
抜け球や逆球も多くバラツキが大きいです。
しかし、打者がボール球を振ってくれる事が多く、それに助けられている面もあります。
ボール自体はNPBでも十分に通用するレベルなので、制球力はそこまで気にするほどではないと思います。
成績
| 試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
| 23公式通算 | 8 | 9 | 2.00 | 8.00 | 4.00 | 7.00 |
| 24公式通算 | 12 | 16 1/3 | 1.10 | 14.33 | 3.31 | 2.76 |
成績は2024年9月5日時点です。
2024年の成績を見ると2023年から大きく向上している事がわかります。
防御率は1.10という抜群の安定感を見せています。
特に注目したいのは奪三振の多さで、奪三振率は驚異の14超えです。
また被安打率2台で、ヒットすらほとんど打たれていないことがわかります。
これらからボール自体は社会人レベルを凌駕している事がわかりますね。
やや与四死球率が高めなのが気になりるくらいでしょうか。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
| 球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
| ヤク | |||
| 阪神 | △ | ・2024.10.3 リストアップ | |
| 巨人 | △ | 森中スカウト 「球速表示以上の直球の質と、チェンジアップが魅力」 | |
| 広島 | △ | 苑田聡彦スカウト部部長 「大学時代（東都２部）も社会人１年目もほとんど見ていなかった。カーブとチェンジアップがおもしろいので、また見てみたい」 | |
| 中日 | |||
| 横浜 | △ | 稲嶺スカウト 「良くない中でもストライクゾーンで勝負できていたし、武器のチェンジアップを低めに意識して投げられていた。体力やタフネスさもある」 | |
| オリ | |||
| 千葉 | |||
| 楽天 | △ | 井上スカウト 「チェンジアップが良いから右打者を抑える率がすごい。投げっぷりが良く奥行きを使える」 | |
| 福岡 | |||
| ハム | △ | 坂本スカウト 「左で思い切り腕が振れるのがいい」 | |
| 西武 |
現時点で複数球団からコメントが出ています。
ストレートや変化球を評価するコメントが出ています。
今年飛躍したこともあり、コメントは少ないですが、今後の活躍次第ではコメントも出てくるでしょう。
動向に注目です。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください！
まとめ
以上が、荘司宏太のご紹介でした。
最速150km/hの一級品のストレートとチェンジアップが武器の力投派左腕。
ドラフト2024では指名は確実で、リリーフ左腕が欲しい球団から上位指名もあるかもしれません。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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