今回ご紹介するのは、駒澤大の鵜飼航丞です。
100kgの大柄の体格から繰り出す規格外の長打力が魅力の右の大砲候補。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 駒澤大・鵜飼航丞の
をご紹介しています。
◇目次◇（該当箇所クリックで飛べます）
鵜飼航丞の経歴やプロフィール
まずは、鵜飼航丞の経歴です。
- 名前：鵜飼航丞（うかい こうすけ）
- 出身地：愛知県名古屋市
- 生年月日：1999年5月30日
- 身長：182cm
- 体重：100kg
- 投打：右投右打
- ポジション：外野
- 経歴：山吹サンデーズ（名古屋市立山吹小学校） → 名古屋ドジャース（富士中学校）→ 中京大中京高校 → 駒澤大
- 関連ページ：駒澤大学野球部HP
詳しく見ていきましょう。
中学時代は軟式野球で投手
名古屋市立山吹小学校一年生時から山吹サンデーズで野球を開始。
富士中学校では名古屋ドジャースに所属し、投手を務めていました。
中京大中京では一年生秋からベンチ入り
中京大中京高校では、一年生秋からベンチ入り。
二年生春からファーストのレギュラーの任されます。
秋からは四番を任され、愛知県大会優勝・東海大会ベスト4入りに貢献しています。
三年生夏に甲子園出場し安打を放つ
三年生五月には、日大三との練習試合で、現横浜・櫻井周斗から満塁ホームランを放っています。
6月の招待試合の早稲田実業戦では、1試合2本塁打の活躍を見せています。
夏の選手権予選では、怪我の影響で不振ながらも、チームの優勝に貢献。
続く甲子園では、初戦の広陵戦で2安打を放つ活躍も、チームは敗戦となっています。
駒澤大では三年生秋からホームランを量産
駒澤大学では、一年生春からベンチ入り。
二年生秋からは4番DHでレギュラーの座を獲得し、東洋大戦で初ホームランを放ちます。
三年生秋季リーグではレフトを守り、3本塁打を放つ活躍で、大学日本代表候補に選出されています。
四年生春季リーグでも3本塁打を放つ活躍を見せ、スカウトから高評価を得ています。
鵜飼航丞の特徴や動画
次に、鵜飼航丞の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
足を上げ、しっかりしたスイングで強振をしています。
抜群の長打力
魅力は長打力です。
100kgの大柄な体格から繰り出す飛距離は規格外です。
変化球に完全に崩されながらもスタンドへ放り込んでいます。
長打力は一級品と言えるでしょう。
守備力はそこまで高くない
シートノックでは大柄ながらもまずまず動けている印象です。
また、返球についても、そこまで強肩というわけではありませんが、無難にこなしている印象です。
プロでライトやセンターというほどではありませんが、レフトであれば守れるでしょう。
高い身体能力
守備の動きからもわかるように、大柄の割に動けるタイプです。
50走は6秒1で、盗塁タイムは3.5秒前後で、タイム的には速い方です。
これだけの体重でここまで動けるという事は、身体能力が高い証拠です。
特徴まとめ！
わかりやすくまとめると
- 抜群の長打力
- 守備はプロではレフトか
- 大柄の割に動ける走力
です。
一番の魅力は長打力で、大柄の体格から放つ飛距離は規格外です。
また、大柄の体格の割に動けるというのがポイントです。
近年の大砲は大柄で動けるタイプが多く、身体能力の高さは活躍に直結する要素と言えるでしょう。
大砲候補としての条件をクリアしている楽しみな選手です。
鵜飼航丞の成績
続いて、鵜飼航丞の成績を見ていきましょう。
- 20秋季リーグ：10試合、打率.250、1二塁打、0三塁打、3本塁打、11三振、出塁率.357、OPS.885
- 21春季リーグ：12試合、打率.227、2二塁打、0三塁打、3本塁打、14三振、出塁率.306、OPS.783
成績は2021春季リーグ終了時です。
打率は低く、2割前半と課題があります。
その中でもホームランを多く打てており、長打力があることがわかります。
反面、三振が非常に多く、2021春季リーグではさらに多くなっているのが気になります。
ただ、長打と三振は相反する指標であるため、小さくならずにホームランを狙う打撃をしていることから、自分を持ている選手だと思います。
このまま小さくならずに、今まで通りホームランを狙っていって欲しいですね。
鵜飼航丞のスカウト評価や指名の可能性
続いて、鵜飼航丞のスカウト評価です。
- 巨人・榑松アマスカウト統括「センターに引っ張った感じ。荒さはあるが魅力がありますね」
- 巨人・内田スカウト「パワーだけでなく、足も速い」
- 阪神・吉野スカウト「力で持っていった」
- 中日・米村アマスカウトチーフ「BIG3は鵜飼、ブライト、正木でしょ。（3人は）横一線」「（駒大）鵜飼君はやっぱり長打力。当たったら本塁打を打てる。飛ばすんだったら鵜飼君が一番飛ばす。」「まだまだ伸びしろはあるし、性格も真面目で大化けしそう。（駒大出身で広島などで活躍した）新井みたいになれる可能性を秘めている」「球場関係なくホームランを打てるパワーの持ち主。今年は打者が少ないので、より注目度は高いですし、上位候補でしょう」
- 中日・正津スカウト「肩もあるし、足もある。何よりもパワーもある」「プロでも、あの軌道でのホームランはあまりない。肩も足もある」
- ロッテ・福沢スカウト「どう考えても長距離打者。大きいのを打ってほしい」
- 楽天・部坂スカウト「打った瞬間は高い内野フライかと思ったけど、定位置ぐらいまで・・・。右の大学生で飛ばす力はすごい」「やっぱり長打力。30本、40本打てる可能性を秘めている」
- 西武・潮崎ディレクター「パンチはある。外野手が追うのを諦めていた」
現時点で複数球団からコメントが出ています。
大柄な体格から放つ長打力が魅力ですが、それでいて高い走力があるので、身体能力が高い選手です。
近年、こういった選手が台頭しており、将来の大砲候補として期待できるでしょう。
その為、ドラフト2021での指名は確実で、打撃力不足の球団から上位指名の可能性がありそうです。
今後の動向に注目です。
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鵜飼航丞のまとめ
以上が、駒澤大 鵜飼航丞の経歴、成績や特徴でした。
100kgの大柄の体格から繰り出す規格外の長打力が魅力の右の大砲候補。
2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。