【ドラフト】梶原昂希(神奈川大)の成績・経歴・特徴

今回ご紹介するのは、神奈川大の梶原昂希外野手です。

広角に打てるバッティング、足の速さ、肩の強さなどが魅力の走攻守揃った大型外野手。

長打も打て、大学2年生までで7本の本塁打を打ちました。

また、大学野球日本代表候補にも3度選ばれています。

今回は、そんな2021年ドラフト候補 神奈川大・梶原昂希

記事の内容

をご紹介しています。

梶原昂希の経歴やプロフィール

梶原昂希

まずは、梶原昂希の経歴です。

プロフィール
  • 名前:梶原昂希(かじわら こうき)
  • 出身地:大分県大分市
  • 生年月日:1999年9月19日
  • 身長:188cm
  • 体重:84kg
  • 投打:右投左打
  • ポジション:外野手
  • 経歴:金池少年野球団(大分市立金池小学校)→ 大分市立上野ヶ丘中学校 → 大分県立大分雄城台高校 → 神奈川大
  • 関連ページ:神奈川大HPTwitter

詳しく見ていきましょう。

甲子園出場なし!

小学校4年生の時から軟式野球をはじめ、金池少年野球団でプレーします。

中学校に入ってからは、軟式野球部に入りました。

中学校では、1年生のときは試合に出る回数が少なかったですが、野球に対する意識も変わり、バッティングがの状態が上がります。

そして、複数の学校から注目されるようになりましたが、大分雄城台(おぎのだい)高校に進みました。

「その頃は、こんなに自分の野球を認めてもらえると思っていなかったし、将来のことを考えて」という理由だそうです。

高校1年生の時からベンチ入りし、1年生夏の県大会1回戦の大分高専戦では、試合は敗れますが、1番センターで出場し3本のヒットを打ちました。

2年生夏の県大会では、3番を打ち、1回戦の大分南高校戦で2安打し1打点を挙げます。

2年生秋からは4番を打ち、初戦の情報科学高校戦で3安打するなど、3試合連続でヒットを打つ活躍で、3年ぶりの県大会ベスト8に貢献しました。

3年生夏の県大会では、2回戦の玖珠美山高校戦で3安打1打点、3回戦の大分東明高校戦でもヒットを打ちますが、試合は敗れました。

当時からプロに注目されていましたが、プロ志望届は提出しませんでした。

大学野球日本代表候補に選ばれる!

高校卒業後は、神奈川大学に進学します。

神奈川大学野球連盟の本塁打記録(22本)を持っている岸川雄二監督(プロ野球・西武でもプレー)から、「自分の記録を抜いてほしい」と誘われたそうです。

1年生春からベンチ入りし、リーグ戦では開幕から3番センターで出場、神奈川工科大学3回戦、横浜商科大学1回戦と2試合連続で本塁打を打ちました。

リーグ優勝し、全日本大学野球選手権に出場し、1回戦の東日本国際大学戦では5番センターで出場、試合は完封負けとなりますが2本の二塁打を打ちます。

1年生秋は、2本の本塁打を打ち、打率は.400で首位打者とベストナイン(外野手)を受賞しました。

リーグ優勝して出場した関東大会では、準々決勝(初戦)の白鴎大学戦では、タイブレークに入った延長戦で2点タイムリー三塁打を打ちます。

1年生冬に、大学野球日本代表候補に選ばれました。

さらに、2年生になってからも、夏と冬に大学野球日本代表候補に選ばれています。

梶原昂希の特徴や動画

次に、梶原昂希の特徴です。

【ドラフト2021候補】梶原昂希の打撃シーン&走塁シーン&守備シーン

こちらの動画を見ていきましょう。

恵まれた体格ですね。

右足を上げてタイミングを取っています。

体重移動を使い、最後までバットを振り切るスイングです。

広角に打て、長打力もある!

動画内では逆方向にホームランを放っています。

高めに浮いてきた甘めの変化球を引っかけることなく、うまく逆方向に運んでいますね。

スイングがしっかりしているので、思った以上に打球が伸びる印象です。

恵まれた体格でフルスイングしているので、芯に当たれば遠くに飛ばすことができそうです。

足の速さはプロトップクラス

50m走のタイムは6秒0です。

三塁打を打った場面では、三塁到達まで10秒9ほどとなっています。

また、二塁盗塁タイムは3.28秒です。

NPBでもトップクラスの走力と言えるでしょう。

選球眼に課題がある

高めの釣り球に手だ出てしまうケースが多いようです。

相手バッテリーも弱点である内角高めを要求しているケースが多く、弱点がはっきりしているようです。

リーグ戦でも三振が多くなっており、選球眼は今後の課題となるでしょう。

肩が強い!

足が速いので守備範囲が広く、ヒットになりそうな打球を好捕するシーンもありました。

また、肩が強く、遠投は100mまでできます。

特徴まとめ!

わかりやすくまとめると

特徴まとめ
  • 広角に打てるバッティング
  • 長打を打てる
  • 足の速さはNPBトップクラス
  • 肩が強い
  • 選球眼に課題がある

です。

広角に打てるバッティング、長打力や足の速さ、肩の強さなどが武器で走攻守揃った選手と言っていいでしょう。

梶原昂希の成績

続いて、梶原昂希の成績を見ていきましょう。

成績
  • 全国大会通算(全日本18):1試合、打率.500、2二塁打、出塁率.500、0三振
  • リーグ戦通算(18春~19秋):47試合、打率.299、12二塁打、3三塁打、7本塁打、34打点、出塁率.312、49三振、12盗塁

成績は2019年までのものです。

全国大会でも2本の二塁打を打ち、結果を残しました。

リーグ戦では、3割近くの打率を残しており、四死球を選んでの出塁もしています。

ただ、四死球の数(4)よりも三振数が多く、もっと三振を減らすことができれば、出塁率を高くできるかもしれません。

一方、2年生まででリーグ戦で7本の本塁打を打ち、長打を打てます

そして、10個を超える盗塁を決めていて、足も速いといっていいでしょう。

梶原昂希のスカウト評価や指名の可能性

続いて、梶原昂希のスカウト評価です。

スカウトコメント
  • ヤクルト・斉藤スカウト「飛距離は規格外で足もあるので楽しみ」
  • ホークス・松本スカウト「飛距離はもちろん、あれだけのサイズで走れるのはかなり魅力」
  • 日本ハム・坂本晃一スカウト「身体能力が高い選手。足もあるし、これからが楽しみ」「走攻守すべてのバランスがいい。素材のよさ、能力の高さに、どの球団も注目していると思う。結果が求められるシーズンで幸先よく4安打を放ったのはすごくアピールになったでしょう」

現時点で複数球団からコメントが出ています。

飛距離だけでなく身体能力の高さを評価しているようです。

その他にも、オープン戦で6球団が視察したという情報が出ており、注目度の高さが伺えます。

恵まれた体格で走攻守揃った選手ということで、2021ドラフトで指名される可能性は高いと思います。

合せて読みたい!

【ドラフト2021】ドラフトの指名予想や注目候補選手の評価一覧とまとめ!

梶原昂希の関連ニュース

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梶原昂希のまとめ

以上が、神奈川大・梶原昂希経歴や成績、特徴でした。

広角に打てるバッティング、長打力や足の速さ、肩の強さなどが強みの選手です。

2021ドラフトでは、指名される可能性もあると思います。

今後の活躍や動向に注目していきましょう。

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