ドラフト候補の篠木健太郎(しのぎ けんたろう)は、177cm・75kgの右投左打の投手。群馬県明和町出身。法政大所属。
最速157km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。
大学2年生時に大学日本代表に選出された。
基本情報 | |
名前 | 篠木健太郎 (しのぎ けんたろう) |
出身地 | 群馬県明和町 |
生年月日 | 2002年5月7日 |
身長 | 177 cm |
体重 | 75 kg |
血液型 | B |
SNS | |
選手情報 | |
投打 | 右・左 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 157 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、フォーク |
遠投 | – m |
50m走 | – 秒 |
好きな球団 | 不明 |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 明和ヒーローズ (明和西小学校) |
中学校 | 館林ボーイズ (明和中学校) |
高校 | 木更津総合 |
大学 | 法政大 |
国際大会 | |
ハーレム国際 | 2022年 |
全国大会 | |
夏の甲子園 | 2018年 |
中学3年生秋に群馬県選抜
小学校3年生からは、軟式野球チームの明和ヒーローズでプレー。
中学生時は硬式野球チームの館林ボーイズに所属。
3年生秋に群馬県選抜として東日本報知オールスターに出場しています。
高校1年生夏に甲子園出場
木更津総合高校では1年生春からベンチ入り。
1年生春の関東大会準決勝の健大高崎高校(群馬)戦にリリーフとして投げ、1 1/3回を投げて1失点します。
1年生夏の県大会ではリリーフとして5試合に投げ、5回無失点12個奪三振を奪う活躍で甲子園に出場。
甲子園3回戦の下関国際高校戦では、ビハインドの場面からリリーフ。
142km/hをマークするも、2回を投げて2失点で試合に敗れます。
高校3年生夏に149km/hを計測
2年生夏の県大会では準決勝の習志野高校戦で敗戦、秋からはキャプテンとなります。
秋の県大会では準々決勝の中央学院高校戦で先発し、1安打完封5者連続を含む12個の三振を奪っています。
3年生夏の県大会では決勝の専大松戸戦で149km/hを計測するなどチームを優勝へ導くも、甲子園は中止となっています。
大学2年生時に157km/hを計測し日本代表選出
法政大では1年生夏に自己最速を更新する155km/hを計測。
2年生春季リーグから先発を任され、早稲田大戦で14奪三振完投勝利を挙げます。
夏には大学日本代表選考合宿に参加し、自己最速を更新する157km/hを計測。
大学日本代表に選出され、ハーレムベースボールウィークに参加しています。
3年生春に最優秀防御率賞を獲得
3年生春季リーグではリーグ最多の投球回を投げながら、防御率0.68で最優秀防御率賞を獲得。
秋季リーグでは2カード目の慶応大戦で4試合中3試合の登板、その後の東大戦初戦1イニング目で降板。
その後のリーグ戦はひじ痛により離脱となっていましたが、11月に大学日本代表候補に選出されています。
4年生時に2度目の日本代表選出
4年生春季リーグではリーグ2位の防御率1.41をマークするなど活躍し、6月には2度目の大学日本代表に選出されます。
7月のプラハベースボールウィーク・ハーレムベースボールウィークでは共に無失点投球でチームの優勝に貢献しています。
動画と特徴
ワインドアップから足を大きく上げ、低い重心から肘を柔らかく使った投球フォームです。
ノビのあるストレート
一番の魅力はストレートです。
最速157km/hで常時150km/h前後を投げ込みます。
こちらによると、回転数はMLB平均を大きく上回り、映像を見る限りは回転効率が非常に良いボールを投げています。
その為、ホップ量が非常に大きいノビのあるボールと思われます。
また、投球フォームを見るとリリース高さが抑えられています。
その効果もあり、打者からすると浮き上がるようなボールに感じるでしょうね。
変化球はスライダーが得意
変化球はスライダー、カーブ、フォークを投げます。
投球の多くは140km/h前後のスライダーで、球速が速く縦に沈むスラッター系のボールです。
球数は少ないですが、130km/h中盤のフォークや緩いカーブも投げます。
フォークボールなどの落ちる系のボールを有効に使えるようになると、もっと成績を上げられるでしょうね。
制球力とクイックが課題
制球面では課題があります。
逆球や抜け球は多くストライクを奪うのに苦しむシーンが見られ、四球でランナーを貯めてしまうケースがあります。
さらにランナーがいるクイック投球時には球速が落ちてしまう傾向があり、悪循環にはまってしまいます。
その為、ランナーが出てしまった際にはさらに苦しい投球となっています。
成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
リーグ戦通算 | 41 | 216 1/3 | 2.16 | 7.74 | 4.08 | 6.61 |
国際試合 | 6 | 8 2/3 | 0.00 | 11.43 | 5.19 | 5.19 |
成績は2024年秋季リーグ前まで。
リーグ戦通算で防御率2.40とまずまずの成績です。
3年生春季リーグでは防御率0.68という成績でしたが、それ以外のシーズンは意外と打たれているという感じです。
先ほども書いた通り、制球面とクイック投球に課題があり、ランナーが出てしまう悪循環にはまり、別人のような投球になってしまう事が要因でしょう。
4年生時にどこまで課題を克服できるかに注目です。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | △ | 橿渕聡スカウトグループデスク 「高校の時は関東の高校生で一番良かったイメージ。志望届を提出すれば、上位で指名される可能性もあった。ストレートの強さは相変わらず。見続けなければいけない投手です」 吉田大成スカウト 「春は疲労があれば四球から崩れていた。今日は崩れることなく修正していた」 | |
阪神 | |||
巨人 | |||
広島 | |||
中日 | |||
横浜 | △ | 河野亮スカウト 「練習していた落ち球を試せて、いい感触だったんじゃないかな。順調ですよ」 | |
オリ | |||
千葉 | △ | 福沢洋一スカウト 「この悪天候でも、これだけのパフォーマンスを出せる。このまま順調にいって欲しい」 | |
楽天 | |||
福岡 | |||
ハム | |||
西武 | △ | 渡辺GM 「真っすぐは150キロ以上投げるし能力が高いのはすごく感じる。あとは変化球も持っているので、うまくそこを使っていければ。魅力的なピッチャーであることは確か」 |
現時点で複数球団からのコメントが出ています。
高校時代から上位指名候補だったようで、ストレートの強さを評価されていることがわかります。
六大学での活躍もありますし、大学日本代表に選出されていることもあり、多くの球団でリストアップされているでしょう。
今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てきそうです。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
まとめ
以上が、篠木健太郎のご紹介でした。
最速157km/hのノビのあるストレートと切れ味鋭いスライダーが魅力の本格派右腕。
ドラフト2024で上位指名は確実で、一位指名の可能性もありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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