今回ご紹介するのは、栃木ゴールデンブレーブスの石川慧亮です。
長打力、バットコントロールや足の速さ、肩の強さが魅力。
高校時代は、プロ志望高校生合同練習会のフリー打撃では最多タイとなる2本の本塁打を放っています。
2021年からは独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスへの入団が決まっています。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 石川慧亮の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
石川慧亮の経歴やプロフィール
2019.09.23
第72回秋季栃木県大会準決勝青藍泰斗vs.佐野日大
青藍泰斗 石川慧亮 pic.twitter.com/10f70wwM5T
— さる (@super__monkeys) September 23, 2019
まずは、石川慧亮の経歴です。
- 名前:石川慧亮(いしかわ けいすけ)
- 出身地:東京都板橋区
- 生年月日:2002年5月1日
- 身長:173cm
- 体重:80kg
- 投打:右投右打
- ポジション:外野手
- 経歴:志村ボーイズ(板橋区立赤塚第一中学校) → 青藍泰斗高校 → 栃木ゴールデンブレーブス
- 関連ページ:BC栃木HP
詳しく見ていきましょう。
高校1年生春からベンチ入り!
3歳上の兄の影響で、小学校1年生の時から野球を始めます。
兄とは、現・中日の石川翔投手のことです。
中学生になってからは、硬式野球チームの志村ボーイズに入りました。
ちなみに、日本人の父とフィリピン人の母を持つハーフだそうです。
高校は、青藍泰斗高校に進みます。
兄も同じ高校なので、兄の影響もあったかもしれません。
入学直後からベンチ入りし、栃木県大会準優勝で出場した関東大会では、1回戦の千葉黎明高校戦で5番センターで出場しヒットを打ちますが、試合は敗れます。
1年生夏の県大会では、2回戦まで1番を打ちますがノーヒットに終わり、3回戦以降は7番を打ちました。
3回戦の茂木高校戦で2安打2打点、準々決勝の宇都宮南高校戦で1安打1打点でしたが、準決勝の白鴎大足利高校戦でノーヒットで、試合も敗れます。
高校通算22本塁打!
2年生になってからは4番を打ち、春の県大会では、2回戦の宇都宮工業高校戦、準々決勝の国学院栃木高校戦でホームランを打ち、8割を超える高打率を残しました。
夏の県大会では、準決勝の文星芸大付属高校戦で3安打しますが、試合は接戦の末に敗れます。
秋の県大会では、文星芸大付属高校戦で本塁打を打つなど5割近い打率を残し、22年ぶりとなる優勝に貢献しました。
関東大会1回戦の西武台高校(埼玉)戦では、2安打しますが試合は敗れ、甲子園出場を逃します。
3年生夏は、健大高崎高校との練習試合で、2020ドラフト候補でもある下慎之介から場外ホームランを打ちました。
夏の県大会では、初戦の栃木翔南高校戦で2安打2盗塁するなど、5割の打率を残します。
高校通算本塁打は22本です。
プロ志望高校生合同練習会のフリー打撃で2本塁打!
大会後は、プロ志望届を提出します。
「練習会が行われると決まってからは、これしかないと思ってやってきた」と、プロ志望高校生合同練習会に臨みました。
フリー打撃では、参加選手最多タイとなる2本のさく越え本塁打を打ち、シートノックではホームへ直接返球し肩の強さをアピールします。
フリー打撃を終えて、「自分の力は全部出せました。アピールポイントは強いスイング。それを見てもらいたかった」そうです。
翌日のシート打撃では、7打席に立ち、本塁打と二塁打を1本ずつ打ちました。
栃木ゴールデンブレーブスへ入団
ドラフト2020ではプロ志望届を提出するも指名漏れとなっています。
2021年からは栃木ゴールデンブレーブスの入団が決まっており、活躍が期待されています。
石川慧亮の特徴や動画
次に、石川慧亮の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
左足を上げてタイミングを取っています。
足を踏み込んでからは、一気にバットを振りぬいていました。
少し小柄ですが、体全体を使ったスイングです。
長打力!
動画の3分20秒辺りでは、真ん中低めの球を、レフト方向への本塁打としています。
小柄ですが、体全体を使ってバットを振り抜いているので、長打を打てるのでしょう。
バットコントロールができ、足も速い!
動画2分辺りでは、外角の球に上手く対応し、レフト線へのヒットにしています。
バットコントロールができそうです。
打ってからは、一気に二塁まで駆け抜けており、二塁到達タイムは8秒台でした。
50m走のタイムも6秒3で、足の速さはまずまずと言ってよさそうです。
選球眼はまずまず!
ボール球やボールに近い球を見送っており、ストライクゾーンギリギリの球をファウルで粘ることもできています。
選球眼はまずまずといったところでしょう。
肩が強い!
合同練習会のシートノックではホームへ直接返球しており、肩が強く、遠投は103mまでできます。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 長打を打て、バットコントロールもある
- 足の速さはまずまず
- 選球眼はまずまず
- 肩が強い
です。
長打力、バットコントロールや足の速さ、肩の強さが持ち味の選手と言っていいでしょう。
石川慧亮の成績
続いて、石川慧亮の成績を見ていきましょう。
- 地方大会通算(関東大会:18春19秋、県大会:18夏19春夏秋20夏):23試合、打率.416、4二塁打、4三塁打、3本塁打、25打点
甲子園の出場はありませんでしたが、地方大会で高い打率を残しています。
本塁打などを打っており、長打を打てるバッターのようです。
一方で、三塁打を打っているので、足も速いと言っていいでしょう。
他に分かっているものは、出塁率.667、0三振、3四死球(2試合)で、四死球を選んでの出塁もできています。
石川慧亮のスカウト評価や指名の可能性
続いて、石川慧亮のスカウト評価です。
高校時代に寄せられたコメントとなります。
- 巨人・榑松スカウト部次長「石川はちょっと小柄だけど、馬力があってミート力もある」「あれだけ振れるのはすばらしい。肩も強い」
- 阪神・畑山統括スカウト「青藍泰斗の石川くんは小力がある」
- 中日・中田スカウト顧問「きょうの選手のなかでは一番おもしろかった選手。バットが振れるし体が強い」
- 中日・松永編成部部長「スイングスピードがある。体も頑強そうだね」
- ソフトバンク・永井編成スカウト育成部長「(プロ入りの)チャンスはある。スイングは速かった」
- 広島・苑田聡彦スカウト統括部長「いいリストをしている。しっかり振れるからインパクトが強い」
- プロスカウト「あのスイングは高校生離れしている」「初見の投手の変化球を逆方向へ持っていけるのがすごい。集中力やセンスがある」
高校3年生になってから注目されはじめ、長打力、スイングスピード、ミート力、肩の強さなどを評価されていました。
本人は、「兄に負けないようにという気持ちでプロに行って、兄から打ちたい」という目標もあるそうです。
合せて読みたい!
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石川慧亮の関連ニュース
続いて、石川慧亮の関連ニュースです。
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石川慧亮のまとめ
以上が、栃木ゴールデンブレーブス 石川慧亮の経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。
長打力、バットコントロールや足の速さ、肩の強さが武器です。
2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。