今回ご紹介するのは、明治大の丸山和郁です。
NPBでもトップクラスの走力を誇る韋駄天外野手です。
高校・大学では日本代表に選出されています。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 明治大・丸山和郁の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
丸山和郁の経歴やプロフィール
まずは、丸山和郁の経歴です。
- 名前:丸山和郁(まるやま かずや)
- 出身地:群馬県高崎市
- 生年月日:1999年7月18日
- 身長:174cm
- 体重:77kg
- 投打:左投左打
- ポジション:外野手
- 経歴:倉渕ファイターズ(高崎市立倉渕小学校) → 高崎市立倉渕中学校 → 前橋育英高校 → 明治大学
- 関連ページ:明治大大学野球部HP、侍ジャパンHP、東京六大学HP、Twitter
詳しく見ていきましょう。
中学時代は軟式野球
高崎市立倉渕小学校一年生時に倉渕ファイターズで野球を開始。
高崎市立倉渕中学校では軟式野球部に所属していました。
二年生夏に甲子園初出場
前橋育英高校では、外野手兼投手の二刀流で活躍。
二年生春の春季県大会では、主に一番打者ながら投手としても登板し、チームの優勝に貢献しています。
関東大会では、登板はなかったものの、レギュラーとして関東大会優勝に貢献。
夏の選手権予選では、準決勝の前橋工戦でホームランを放つなど活躍し、チームを優勝に導きます。
続く甲子園初戦の嘉手納戦では、5番センターとして二塁打を放ち、9回からは投手として登板し、138km/hを記録するも敗戦となっています。
三年生春には二期連続の甲子園出場
秋季県大会では、一番打者兼リリーフとしてチームの優勝に貢献。
続く関東大会でも全試合登板を果たし、ベスト4進出で選抜出場を決めています。
三年生春の選抜では、初戦の中村戦で先発し5回無失点の好投で勝利に貢献。
続く報徳学園戦では、2回4点のビハインドから7回無失点の好投も、チームは敗戦となっています。
三季連続の甲子園で大会タイ記録
夏の選手権予選を突破し、3期連続の甲子園出場を果たします。
甲子園では、初戦の山梨学院戦での4盗塁を皮切りに、3試合で8盗塁を決め、大会タイ記録を残しています。
甲子園後には高校日本代表に選出され、U18ワールドカップに出場。
センターのレギュラーとして、チームの三位に貢献しています。
明治大大学では野手に専念し、主将を経験
明治大学では、春のオープン戦で右肩を脱臼し手術を経験。
この影響で投手を断念しています。
リハビリを経て、二年生春の春季リーグでは二番センターとしてスタメンの座を勝ち取ります。
規定打席に達し、打率.318という好成績を残します。
リーグ戦終了後には大学日本代表に選出され、大学日米野球大会優勝に貢献しています。
秋季リーグでは左肩痛の影響で離脱し、三年生秋季リーグで復活の兆しを見せ、冬にはキャプテンに就任しています。
丸山和郁の特徴や動画
次に、丸山和郁の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
三年生時までは足を大きく上げるスタイルでしたが、四年生時に足を上げないスタイルに変更しています。
抜群の走力
一番の魅力は走力です。
一塁到達タイムは3.85秒と、NPBでもトップクラスです。
また、二塁盗塁タイムが3.22秒と、こちらもNPBトップクラスです。
元阪神の赤星憲弘が3.2秒台とのことで、同等の走力であることがわかります。
走力を生かした守備力
走力を生かした守備力も魅力です。
打球への反応が良く、走力が高いので守備範囲が広いです。
高校時代に144km/hを記録した肩力があり、送球の強さもまずまずと言えます。
NPBでもセンターを任せられるレベルと言っていいでしょう。
広角にヒットが打てる打撃技術
打撃では長打力はないものの、バットコントロールに優れています。
コースに逆らわない打撃が出来ており、内角の難しいボールにも対応できています。
ただし、三年生時まではボール球を追いかけてしまう場面が多くあり、三振が多くなっていました。
四年生から打撃フォームを変更しているので、これがいい方向に行っているのでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- NPBでもトップクラスの走力
- 走力を生かした広い守備範囲
- 最速144km/hの肩はまずまず
- 広角に打ち分ける打撃技術
です。
一番の魅力は走力です。
NPBでもトップクラスで、走力と守備面ではすぐにでも一軍で通用するでしょう。
課題だった打撃面でも、打撃改造がいい方向に進んでいそうです。
今後の活躍に注目しましょう。
丸山和郁の成績
続いて、丸山和郁の成績を見ていきましょう。
- リーグ戦計(~21春):30試合、打率.292、6二塁打、2三塁打、0本塁打、12打点、出塁率.328、26三振、9盗塁
- 21春季リーグ:6試合、打率.333、1二塁打、0三塁打、0本塁打、3打点、出塁率.385、5三振、4盗塁
成績は2021年5月10日時点です。
怪我などもあり出場数は多くありませんが、リーグ戦通算打率.292とまずまずで盗塁数も多くなっています。
しかし、試合数に近い三振数を記録しており、粗さがありそうです。
また、出塁率もそこまで高くないのが気になるところです。
しかし、2021春季リーグでは、三振数はそこまで変わりませんが、やや四死球が選べている傾向のようです。
その為、打撃面では改善傾向が見えているといえるでしょう。
丸山和郁のスカウト評価や指名の可能性
続いて、丸山和郁のスカウト評価です。
大学時代に寄せられたコメントのみ紹介します。
- 阪神・平塚スカウト「ミートはしっかりできるし、足と肩は魅力で、守備範囲が広い」
- 広島・苑田スカウト統括部長「(丸山の5回の三進は)足と瞬時の判断。行けない人は行けない」
- オリックス・早川スカウト「足、守備の能力は高く、早くから戦力となる選手」
現時点では阪神からのコメントが出ています。
走攻守で評価していることがわかります。
その他には、広島や日本ハムが視察したとの情報が出ており、注目度は高そうです。
守備走塁面はNPBでもすぐに通用するでしょうから、ドラフト2021での指名の可能性は十分ありそうです。
打撃面でさらなる成長が見られれば、上位指名も見えてくるでしょう。
今後の活躍に注目です。
合せて読みたい!
【ドラフト2021】ドラフトの指名予想や注目候補選手の評価一覧とまとめ!
丸山和郁の関連ニュース
続いて、丸山和郁の関連ニュースです。
>>守備持ち味の明大・丸山和郁リーグ戦初本塁打 スカウトに打撃でもアピール
>>明大・丸山和郁は俊足&豪打 オリックス・早川スカウト「早くから戦力となる選手」
>>ドラフト候補の明大・丸山が2安打阪神スカウト「足と肩は魅力」
丸山和郁のまとめ
以上が、明治大 丸山和郁の経歴、成績や特徴でした。
高校・大学と日本代表を経験している韋駄天外野手です。
2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。