今回ご紹介するのは、神村学園の秦勝利です。
最速150km/hのノビのあるストレートが魅力の本格派左腕。
今回は、そんな2021年ドラフト候補 神村学園・秦勝利の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
秦勝利の経歴やプロフィール
まずは、秦勝利の経歴です。
- 名前:秦勝利(たい かつとし)
- 出身地:鹿児島県
- 生年月日:2003年度
- 身長:173cm
- 体重:82kg
- 投打:左投左打
- ポジション:投手
- 経歴:瀬戸内町立阿木名中学校 → 神村学園
- 関連ページ:神村学園HP
詳しく見ていきましょう。
中学時代は野球部に未所属
瀬戸内町立阿木名中学校では野球部がなく、両親が練習相手だったようです。
姉が女子野球部に所属していたこともあり、神村学園に進学します。
神村学園では二年生秋に県優勝
神村学園では二年生時にエースを任されます。
秋季県大会ではチームは優勝。
九州大会では、初戦の唐津戦でリリーフとして1/3回1奪三振で試合を締めます。
続く準決勝の明豊戦では先発として8 1/3回7奪三振ながら、8与四死球6失点で敗戦となっています。
三年生夏の予選で150km/h
三年生夏の選手権予選では、初戦の吹上戦で3回3奪三振0封で勝利に貢献します。
続く鹿児島玉龍戦で、8回10与四死球自責点4ながら14奪三振の投球を見せます。
準決勝の鹿児島実業戦では、初回に自己最速を更新する150km/hを記録。
しかし、9 1/3回9与四死球で9失点を喫し、敗戦となっています。
秦勝利の特徴や動画
次に、秦勝利の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
セットポジションから足を上げ、二段モーション的な投球フォームから投げ込みます。
ノビのあるストレート
一番の魅力はストレートで、最速は150km/hは威力十分です。
打者が空振りするシーンが見られています。
上から投げ下ろす投球フォームという事で、回転の質が良く、ホップ量が多い球質だと思われます。
球速もあり、ノビがある空振りが奪えるストレートです。
横滑りのスライダーが武器
変化球の多くはスライダーとなっています。
落差が少なく、横滑りするカットボールのような変化をしています。
その他にはチェンジアップも投げています。
制球面で課題がある
制球面では課題があります。
ダイジェスト動画なので全体がわかりませんが、甘く入るケースが多くなっています。
また、この後の成績の所でも紹介していますが、非常に高い与四死球率となっています。
その為、制球には課題があると言えるでしょう。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 最速150km/hのストレート
- 上から投げ下ろすノビのあるストレート
- 変化球はスライダー、チェンジアップ
- 横滑りのカットのようなスライダーが軸
- 制球面では課題がある
です。
一番の魅力は最速150km/hのストレートです。
上から投げ下ろすノビのあるストレートは威力十分です。
制球面では課題がありますが、素材的には非常に面白い投手と言えるでしょう。
秦勝利の成績
続いて、秦勝利の成績を見ていきましょう。
- 21夏選手権予選:4試合、20 2/3投球回、防御率5.23、奪三振率12.19、与四死球9.15、被安打率6.10
最後の夏の成績を見ると、防御率5.23と悪い数字です。
与四死球率が非常に高く、ランナーを多く出してしまうことが、失点に大きな要因となっているようです。
しかし、被安打率は6台とそこまで高くなく、12を超える非常に高い奪三振率となっています。
制球に問題があるタイプですが、ボール自体はよく、素材的には非常に面白いですね。
秦勝利のスカウト評価や指名の可能性
続いて、秦勝利のスカウト評価です。
現時点でスカウトのコメントはありません。
また視察情報もありません。
しかし、これだけのボールを投げている魅力ある選手なので、スカウトは視察をしているはずです。
左腕で球速が出るという稀少性や、素材の良さを考えれば、ドラフト2021での指名はあるでしょう。
今後の動向に注目です。
秦勝利の関連ニュース
続いて、秦勝利の関連ニュースです。
>>ドラフト戦線に浮上?最速148キロの力投型左腕・泰 勝利(神村学園)の凄さ
秦勝利のまとめ
以上が、神村学園 秦勝利の経歴、成績や特徴でした。
最速150km/hのノビのあるストレートが魅力の本格派左腕。
2021ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。