ドラフト候補の渡邉一生（わたなべ いっせい）は、身長172cm・体重72kgの左投左打の投手。神奈川県横浜市出身。仙台大所属。
最速152km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。
大学3年生時に大学日本代表に選出された。
| 基本情報 | |
| 名前 | 渡邉一生 （わたなべ いっせい） |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 生年月日 | 2003年12月12日 |
| 身長 | 172 cm |
| 体重 | 72 kg |
| 血液型 | – |
| SNS | – |
| 選手情報 | |
| 投打 | 左・左 |
| 守備位置 | 投手 |
| 最高球速 | 152 km/h |
| 球種 | スライダー、カーブ、チェンジアップ |
| 遠投 | 100 m |
| 50m走 | 5.9 秒 |
| 好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
| 経歴（所属チーム） | |
| 小学校 | 上矢部小学校 （横浜中央リトル） |
| 中学校 | 岡津中学校 （大和ボーイズ） |
| 高校 | 日大藤沢 日本航空通信制 （BBCスカイホークス） |
| 大学 | 仙台大 |
| 国際大会 | |
| プラハ国際 | 2024年 |
| ハーレム国際 | 2024年 |
| 全国大会 | |
| 神宮大会 | 2022年 |
| 大学全日本選手権 | 2024年 |
中学時代は硬式野球
上矢部小学校1年生時に横浜リトルで野球を開始。
横浜市立岡津中学校では大和ボーイズに所属。
東日本選抜に選出された経験を持ちます。
高校では強豪校で一年生から主力
日大藤沢では一年生の夏の選手権予選で公式戦デビューを果たします。
決勝の東海大相模先では、最速137km/hを記録するも、5失点で敗戦となっています。
秋季県大会から背番号1を任されるも、二年生時に左肩の違和感により、夏の県大会ではベンチ外を経験します。
二年生秋からは、50m走5秒9という俊足を生かし、外野手として出場をしていましたが、その後退学を決意します。
11月からはBBCスカイホークスの高校生コースに転入し、日本航空の通信制過程を履修します。
BBCスカイホークスで148km/hを記録
三年生春に行われたオープン戦では、自己最速を更新する148km/hを記録。
8月末のオープン戦では、147km/hを記録し、5回無安打12奪三振の好投をしています。
この年のドラフトでの指名はなく、大学へ進学します。
仙台大では1年生春からベンチ入り
仙台大では1年生春からベンチ入り。
東北福祉大戦でデビューし149km/hを計測。
5月の新人戦では東北福祉大戦で自己最速を更新する150km/hを計測しています。
2年生時はリーグ戦登板はなく、3年生春季リーグから先発を任されます。
3勝、防御率0.27でリーグ優勝に貢献し、MVPを獲得しています。
3年生春に大学日本代表に選出
全日本選手権では初戦の星槎道都大戦で先発。
自己最速を更新する152km/hを計測し、5回2安打無失点7奪三振の投球で勝利に貢献しています。
大会後には大学日本代表に選出。
プラハ国際・ハーレム国際では主に先発を任され優勝に貢献しています。
動画と特徴
勢いあるストレート
魅力は最速152km/hのストレートです。
先発時でも常時140km/h後半で、ギアを入れると150km/hを超えてきます。
左腕でこれだけの出力の高さは、プロの先発でも上位に食い込むレベルです。
シュート変化の大きい球質
こちらを見ると回転効率の良いボールを投げています。
回転軸の傾きは大きめなので、シュート変化が大きい球質となっています。
これだけ球速がありながら大きくシュートするので、左打者はかなり打ちにくいでしょう。
武器はチェンジアップ
4シームだけでなく変化球も高レベルです。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップが持ち球。
120km/h台のチェンジアップは、しっかり腕が振れている中で、かなりブレーキが効いています。
対左にも投げられる武器になっている球種です。
120km/h台の緩めのスライダーは横変化量が非常に大きく、空振りが奪えるボールです。
110km/h台の緩めのカーブは縦に大きく割れるタイプで、カウント球として有効です。
以上のように、変化球も高レベルです。
制球面で課題がある
制球面で課題があります。
抜け球や逆球は多くバラツキは大きいです。
それでもストライク近辺に投げられ、ボールの質の良さで抑え込めるので、大崩れするシーンは少ないです。
しかし、日によっては四死球でランナーをためてしまうほどバラつく日もあります。
好不調の波をどこまで減らせるかが課題でしょう。
成績
| 試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
| リーグ通算 | 13 | 48 2/3 | 0.74 | 12.58 | 3.51 | 3.51 |
| 全国通算 | 3 | 6 | 3.00 | 13.50 | 6.00 | 6.00 |
| 国際通算 | 3 | 11 1/3 | 5.56 | 11.12 | 7.15 | 6.35 |
成績は2024年9月23日時点です。
リーグ戦通算では防御率0.74という圧倒的な成績を残しています。
奪三振数はイニング数を大きく超え、奪三振率12台という異常値です。
また、被安打率は3台と、ヒットすらほとんど許していない状況です。
与四死球率が3台とやや高いですが、圧倒的な奪三振率と被安打率なので、これだけの防御率を残せるのでしょう。
リーグ戦では好成績ですが、全国や国際大会での成績は気になります。
与四死球率が跳ね上がり、安定感に欠ける投球となっています。
こういった舞台でもリーグ戦同様の結果を残せるか、今後の活躍に注目したいですね。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
| 球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
| ヤク | |||
| 阪神 | |||
| 巨人 | △ | 円谷スカウト 「もともと球は速かったですが、周りが見えるようになりましたね」 | |
| 広島 | |||
| 中日 | |||
| 横浜 | |||
| オリ | |||
| 千葉 | |||
| 楽天 | |||
| 福岡 | |||
| ハム | |||
| 西武 |
大学時代のコメントは巨人のみです。
現時点ではコメントは少ないですが、貴重な高出力な左腕なので、注目度は高そうです。
今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てくるでしょう。
皆様のドラフト指名予想
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まとめ
以上が、渡邉一生のご紹介でした。
最速152km/hのシュート変化が大きいストレートとチェンジアップが武器の本格派左腕。
順調にいけばドラフト2025では上位指名確実で、一位指名の可能性もありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
