ドラフト候補の高須大雅(たかす ひろまさ)は、身長192cm・体重91kgの右投右打の投手。静岡県磐田市出身。明治大所属。
最速153km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。
大学3年生時に大学日本代表に選出された。
基本情報 | |
名前 | 高須大雅 (たかす ひろまさ) |
出身地 | 静岡県磐田市 |
生年月日 | 2003年8月28日 |
身長 | 192 cm |
体重 | 91 kg |
血液型 | – |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 右・右 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 153 km/h |
球種 | スライダー、カーブ、フォーク |
遠投 | – m |
50m走 | – 秒 |
好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 青城小学校 (磐田スモールキング野球少年団) |
中学校 | 磐田東中学校 |
高校 | 静岡高校 |
大学 | 明治大 |
国際大会 | |
プラハ国際 | 2024年 |
ハーレム国際 | 2024年 |
全国大会 | |
夏の甲子園 | 2021年 |
六年生時に中日ジュニアで優勝
磐田市立青城小学校時から野球を始め、磐田スモールキング野球少年団でプレー。
6年生時には中日ドラゴンズジュニアに選出。
12球団ジュニアトーナメントでは決勝で先発し、無失点に抑え優勝に貢献しています。
磐田東中学校では軟式野球部に所属していました。
2年生秋からエース
静岡高校では一年生秋からベンチ入り。
二年生夏の県大会では、三島南戦で5回無失点、6奪三振の好投を披露しています。
秋季大会ではエースとして臨み、地区大会の島田樟誠戦では自己最速の141km/hをマーク。
5回参考ながら9奪三振で完全試合を達成し、チームを県大会に導く活躍を見せました。
続く県大会では、浜松日体戦で4 2/3回を無失点、7奪三振、打っては3点ホームランを放ち勝利に貢献。
続く三島南戦では9回で11奪三振を奪うも、3失点で敗戦となっています。
大学生から9奪三振
秋季大会後にはフレッシュオータムリーグに参加します。
明治大学との試合では7回を投げ5失点と苦しみました。
しかし、9奪三振を奪うなど、大学生相手に堂々とした投球を見せています。
3年生夏に甲子園初出場
三年生春季大会では144km/hを計測するも、5回戦の掛川西戦で敗戦。
夏の選手権予選では2回戦の浜名戦、3回戦の清水桜が丘戦、準決勝の磐田東戦で完封勝利。
決勝の東海大静岡翔洋戦でも完封勝利を挙げ、計37回無失点でチームを甲子園に導きます。
甲子園では初戦の新田戦で先発。
145km/hを計測し、5 2/3回2失点ながらチームは敗戦となっています。
明治大3年生時に大学日本代表に選出
明治大では2年生春季リーグからベンチ入り。
慶應大戦でリリーフ登板し、149km/hを計測しています。
3年生春季リーグの早稲田大戦で初先発を任され、7回3安打無失点4奪三振で初勝利を挙げます。
その後も安定した成績を残し、防御率1.38で3勝を挙げる活躍で最優秀防御率のタイトルを獲得しています。
リーグ戦終了後には大学日本代表に選出。
主に先発を任され、プラハ国際・ハーレム国際の優勝に貢献しています。
秋季リーグでは慶応大戦で右ひじの違和感で降板し離脱しています。
動画と特徴
スラっとした体格から足を大きく上げ、テイクバック時に腕を伸ばす独特な投球フォームです。
ノビのあるストレート
魅力は最速153km/hのストレートです。
先発時では常時140km/h前半、ギアを上げると140km/h中盤から後半の高い出力を投げています。
こちらを見ると高校時代から良い回転のボールを投げており、ノビのあるボールのようです。
ボール自体は一級品ですね。
高レベルな変化球
変化球はスライダー、カーブ、フォークが持ち球です。
スライダーは130km/h台で大きく鋭く変化する縦系のスライダーです。
フォークは130km/h前後でストンと大きく落ちています。
共に空振りが奪えており、武器になっているボールです。
制球面はまずまず
制球面はまずまずです。
抜け球や逆球も見られますが、おおよそ捕手の構えたコース近辺に投げられています。
大柄な体格ながらまとまっている投球から、指先の感覚の良さを感じます。
四死球で大崩れするようなことはないでしょう。
成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
23春 | 6 | 26 | 1.38 | 10.73 | 2.77 | 5.88 |
リーグ戦通算 | 12 | 32 1/3 | 1.67 | 10.86 | 2.78 | 7.24 |
成績は2024年9月24日時点です。
リーグ通算で32 1/3投球回数とまだまだ実績は少ないです。
内訳のほとんどは2024年の春季リーグの成績となっていますが、防御率は1台と安定。
イニング数を超える三振数で、三振が多く奪えるタイプであることがわかります。
被安打率は5台で、与四死球率2台なので、ランナーも出しにくい事がわかります。
なので安定した防御率に繋がっているのでしょう。
成績だけ見たら文句なしの成績ですね。
今後も同様の成績を残せるかに注目です。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
大学時代のコメントはまだ出ていないので、高校時代のコメントを載せておきます。
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | △ | 橿渕スカウトグループデスク 「いいピッチャーになる要素はある」 中西親志スカウト 「体があって投手らしい体形。将来性があって楽しみ」 | |
阪神 | △ | 吉野スカウト 「(直球も変化球も)いい感じで投げられている」 | |
巨人 | △ | 榑松スカウト部次長 「スピードガン以上にキレがある」 | |
広島 | |||
中日 | △ | 清水スカウト 「あの体の大きさで、あのコントロールですから。フィールディングもいい。素材はいい。大化けの予感がする」 近藤スカウト 「もう少し指にかかって来ると思うけど、上背があって角度もある。ひと冬越してどうなるかが楽しみ」 | |
横浜 | |||
オリ | |||
千葉 | |||
楽天 | |||
福岡 | △ | 永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長 「それも一つの特徴」 | |
ハム | |||
西武 |
高校時代には多くのスカウトコメントが出ていました。
素材の良さを評価するコメントが多く、実際に大学生になって大きくスケールアップしています。
大学日本代表に選出されているので、すでに多くのスカウトが視察済でしょう。
今後の活躍次第ではコメントもどんどん出てきそうです。
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まとめ
以上が、高須大雅のご紹介でした。
最速153km/hのノビのあるストレートが武器の本格派右腕。
ドラフト2025での上位指名は確実で、1位指名の可能性もありそうです。
今後の動向や活躍に期待しましょう。