ドラフト候補の冨士大和(ふじ やまと)は、身長186cm・体重81kgの左投左打の投手。埼玉県さいたま市出身。大宮東所属。
最速144km/hのストレート、変化球はスライダー、チェンジアップを操る変則左腕。
ロッテスカウトから「プロにいないタイプ」と評価されている。
基本情報 | |
名前 | 冨士大和 (ふじ やまと) |
出身地 | 埼玉県さいたま市 |
生年月日 | 2006年8月26日 |
身長 | 186 cm |
体重 | 81 kg |
血液型 | – |
SNS | – |
選手情報 | |
投打 | 左・左 |
守備位置 | 投手 |
最高球速 | 144 km/h |
球種 | スライダー、チェンジアップ |
遠投 | – m |
50m走 | – 秒 |
好きな球団 | – |
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経歴・プロフィール
経歴(所属チーム) | |
小学校 | 三橋小学校 (大宮パワーズ) |
中学校 | 三橋中学校 |
高校 | 大宮東 |
国際大会 | |
– | – |
全国大会 | |
– | – |
中学校時代は軟式野球
兄は最速155km/h右腕の日本通運・冨士隼斗。
三橋小学校1年生時に大宮パワーズで野球を開始。
三橋中学校では軟式野球部に所属していました。
大宮東では1年生秋からエース
大宮東では1年生秋からベンチ入りを果たします。
秋季県大会では2回戦の上尾戦で1失点完投勝利を挙げています。
2年生春季大会では地区代表決定戦の慶応志木戦で8者連続を含む17奪三振完封勝利を挙げます。
県大会初戦の狭山ヶ丘戦では11奪三振完封、3回戦の浦和実業戦では11奪三振1失点完投勝利を挙げるなどチームをベスト4入りに導きます。
夏の選手権予選では3試合に登板し、防御率0.00の好投を見せるも、チームは5回戦敗退となっています。
秋季県大会では3回戦の聖望学園戦で19奪三振を奪う力投も、タイブレークで失点を喫し敗戦となっています。
3年生時にはスカウトから高評価
3年生6月には練習試合で前橋商と対戦し、清水大暉との投げ合いに9球団23名のスカウトが視察。
4 2/3回無失点7奪三振の投球で、巨人スカウトから「独特のフォーム」と評価されます。
夏の選手権予選では、3回戦の坂戸戦でリリーフ登板。
6回無失点10奪三振でチームの勝利に貢献し、ロッテスカウトから「プロにいないタイプ」と評価されます。
4回戦の山村学園戦では西川歩との投げ合いを演じ、自責点3、8奪三振完投ながら敗戦となっています。
動画と特徴
足を大きく上げ二段モーションでサイドスロー気味に投げ込みます。
勢いあるストレート
魅力は最速144km/hのストレートです。
常時140km/h弱ですが、サイドスロー気味から勢いのあるボールを投げています。
肘を柔らかく使うことによって、アームアングルに比べ手首が立った状態で投げられています。
その為、打者が想定するよりも、ホップ量の大きいボールが投げられ、空振りが奪えているのでしょう。
特に高めゾーンはVAAが最大化されるので、多くの空振りが奪えていますね。
変化球は少ない
変化球はスライダー、チェンジアップが持ち球です。
投球の多くは4シームで変化球自体は少ないです。
武器となっているのはスライダーで、サイドスロー独特の横変化量が多いボールです。
対右にはかなり緩めのチェンジアップを投げています。
対左に投げられるようになるともっと楽な投球が出来そうです。
制球面ではバラつきが大きい
成績を見ると与四死球率は低いですが、ボールのバラつきは大きいです。
抜け球や逆球が多く、ボール先行になってしまうケースも多いです。
しかし、変則であることやボールのレベルが高い事で、打者がボール球でもついつい振ってしまうケースが目立っています。
それだ打ちにくいボールなのでしょう。
成績
試合 | 投球回 | 防御率 | 奪三振率 | 与四死球率 | 被安打率 | |
23夏予選 | 3 | 14 1/3 | 0.00 | 9.42 | 1.88 | 3.14 |
24夏予選 | 2 | 15 | 1.80 | 10.80 | 1.80 | 4.80 |
夏の選手権予選の成績です。
2年生時から安定した成績を残し、低い防御率となっています。
イニング数を超える三振数を記録し、三振が多く奪えるタイプであることがわかります。
また、被安打率も非常に低いのでボール自体の良さもうかがえますね。
与四死球率も1台と低くなっていますが、映像を見るとバラつきは大きいです。
与四死球率の低さは打者が打ちにくいという事も反映した結果なのでしょう。
三振が奪え、ランナーをあまり出さないので、低い防御率なのは納得ですね。
スカウトコメント・視察情報と指名予想
球団 | 評価 | コメント | 視察情報 |
ヤク | |||
阪神 | |||
巨人 | △ | 大場スカウト 「独特のフォームで出どころが見えづらい。投げっぷりも良い」 | |
広島 | |||
中日 | |||
横浜 | |||
オリ | |||
千葉 | △ | 高橋編成管理部長 「プロにいないタイプ」 | |
楽天 | |||
福岡 | |||
ハム | |||
西武 |
現時点で巨人とロッテからコメントが出ています。
巨人からは独特のフォーム、ロッテはプロにいないタイプと、その独自性が高く評価されている事がわかります。
その他に練習試合では9球団23名のスカウトが視察しています。
複数球団でリストアップされているでしょうね。
皆様のドラフト指名予想
読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。
是非ご投票ください!
まとめ
以上が、冨士大和のご紹介でした。
サイドスロー気味の変則フォームから投げる最速144km/hのストレートが武器の素材型左腕。
ドラフト2024での指名は確実で、将来性を高く評価する球団からの上位指名があるかもしれません。
今後の動向や活躍に期待しましょう。
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