川口冬弥（徳島インディゴソックス）

ドラフト候補の川口冬弥（かわぐち とうや）は、身長187cm・体重86kgの右投右打の投手。奈良県三郷町出身。IL徳島所属。

最速155km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。

経歴・プロフィール

中学校時代は硬式野球

三郷中学校では香芝ボーイズに所属していました。

高校時代

東海大菅生では3年生夏の甲子園ではベンチ外となっています。

大学時代

城西国際大では4年生春季リーグから公式戦に出場。

中央学院大戦では先発を任され、現オリックスの古田島成龍と投げ合いを演じています。

クラブチームのハナマウイで活躍

ハナマウイでは1年目から公式戦に出場。

2年目には関東連盟クラブ選手権大会では初戦のTOKYO METS戦で自責点2、8奪三振完投。

決勝のジェイファム戦では自責点1、10奪三振完投でチームを優勝に導いています。

IL徳島で才能が大きく開花

徳島インディゴソックスでは1年目からクローザーを任されます。

開幕から10試合連続無失点投球でチームに貢献します。

7月からは先発も任され、8/7のホークスとの3軍戦では5回1失点9奪三振の圧巻投球を披露。

9/14日時点で29試合に登板し、防御率1.37という抜群の結果を残しています。

動画と特徴

セットポジションで上から投げ下ろす投球フォームです。

ノビのあるストレート

魅力は最速155km/hのストレートです。

先発時は常時140km/h中盤から後半、力を入れた際には150km/hを超えてきます。

ややマッスラ気味の変化しています。

上から投げ下ろすので回転軸の傾きが少なく回転効率が低めのマッスラ系だと思われます。

球速がありホップしながらマッスラする独特の球質なので空振りが多いのでしょうね。

変化球は少ない

投球割合の多くは4シームで変化球は少ないです。

持ち球はスライダー、カーブ、フォークとオーソドックスです。

中でも武器は140km/h弱のフォークで、多くの空振りが奪えています。

120km/h中盤のスライダーも変化が大きく、武器になりそうです。

その他には110km/h台の緩いカーブも投げます。

制球面はまずまず

制球面はまずまずです。

抜け球や逆球もあり、きっちりコースに投げ分ける感じでありません。

しかし、どのボールもゾーン近辺に制球できており、四死球を多く出す感じではありません。

四死球で崩れるようなタイプではないでしょう。

成績

成績は2024年9月14日時点です。

先発・クローザーの両方を任される中、防御率1.37という素晴らしい成績を残しています。

先発時ではリリーフ時以上の成績を残しており、先発適正も高そうです。

注目したいのは三振数です。

奪三振率は13前後という異常値を記録しており、非常に多くの三振が奪えています。

また、与四死球率は2台、被安打率は5台と共に低く、ランナー自体をあまり出していません。

成績だけ見ても、近年の四国アイランドリーグ出身者で最上位クラスです。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点でスカウトのコメントは出ていません。

しかし、NPBとの交流戦もあり、多くのスカウトが視察済でしょう。

9月に行われる独立リーグチャンピオンシップに出場して結果を残せば、コメントも出てくるでしょう。

今後の動向に注目です。

皆様のドラフト指名予想

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まとめ

以上が、川口冬弥のご紹介でした。

最速155km/hのノビのあるストレートとフォークが武器の本格派右腕。

ドラフト2024では指名の可能性が高そうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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