東山玲士（ENEOS）

ドラフト候補の東山玲士（ひがしやま れいじ）は、身長179cm・体重83kgの右投右打の投手。香川県坂出市出身。ENEOS所属。

最速150km/hのストレート、変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを操る。

空振りが奪えるストレートは今ドラフト最上位クラス。

経歴・プロフィール

中学校時代は軟式野球部

川津小学校1年生時から川津野球スポーツ少年団で野球を開始。

坂出中学校では軟式野球部に所属していました。

丸亀高校では1年生からエース

丸亀高校では1年生夏の選手権予選でベンチ入り。

3回戦の坂出工戦でリリーフ登板し1回無失点に抑えています。

秋季大会からエースを任されるも、初戦の高松西戦で敗戦。

2年生春季県大会では初戦の高松東戦で15奪三振を記録しています。

夏の選手権予選では3回戦の藤井戦で1失点完投勝利を挙げるなど、チームのベスト4入りに貢献しています。

秋季大会では準々決勝の英明戦で1失点完投ながら敗戦となっています。

3年生春季大会では3回戦の多度津戦で146km/hを計測しています。

その後右肩痛を発症し、夏の選手権予選は2試合のみの登板に終わっています。

大学時代

同志社大では2年生秋季リーグからベンチ入り。

3年生秋季リーグでは防御率0.74で最優秀防御率賞とベストナインを獲得しています。

4年生春季リーグでも防御率0.40と安定した成績を残しますが、プロ志望届は提出せずに社会人へ進みます。

社会人時代

ENEOSでは1年目から公式戦に出場。

主にリリーフとして結果を残し、11月の日本選手権ではTDK戦とHonda熊本戦に登板。

共に1回無失点の投球でチームに貢献しています。

2年目に先発やロングリリーフで貢献。

春季神奈川県企業大会では三菱East戦で先発し、5回無失点5奪三振の好投。

都市対抗では2回戦の東京ガス戦でリリーフ登板し、2 2/3回無失点4奪三振の投球を見せています。

なお、チームメイトには同級生に阿部雄大がいます。

動画と特徴

グローブを高く掲げ上から投げ下ろす投球フォームです。

ノビのあるストレート

武器は最速150km/hのストレートです。

リリーフ時は平均で146km/hほどですが、空振りが奪えるノビのあるボールを投げます。

上から投げ下ろすので回転軸の傾きが少ないようです。

また、都市対抗中継では回転数が最高で2,442rpmを計測しており、こちらと比較しても高い水準の値を計測しています。

その為、ホップ量は一級品でしょう。

武器はチェンジアップ

変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップが持ち球です。

武器はチェンジアップです。

120km/h中盤でストレートと球速差が大きいのが特徴で、対応するのが難しいボールです。

その他には140km/h前半のカット、120km/h後半のスライダー、110km/h前後の縦割れのカーブを投げます。

制球面はまずまず

制球面はまずまずです。

高めに浮くケースや逆球も見られますが、ある程度ストライクゾーン近辺には投げられます。

四死球でランナーを貯めるような投手ではないでしょう。

成績

成績は2024年9月10日時点です。

2023年はショートイニングのみで2イニング以上投げる試合はありませんでした。

2024年は先発や2イニングを超えるロングリリーフ登板が大半を占めています。

スポニチ杯のJFE西日本戦で4失点を喫したことが影響し、防御率がやや高くなっていますが、それ以外の試合ではほぼ完ぺきに近い投球をしています。

その証拠に、イニング数を大きく超える三振を奪い、奪三振率11超えという驚異的な数字を記録。

昨年課題だった四死球数も抑えられ、与四死球率が1台と低く抑えられています。

成績だけ見ても昨年から大きく成長していることがわかります。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点でスカウトのコメントは出ていません。

大学時代から結果を残し、日本選手権や都市対抗に出場している事から、多くのスカウトが視察しているでしょう。

今後の活躍次第ではコメントも出てきそうです。

皆様のドラフト指名予想

読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。

是非ご投票ください！

まとめ

以上が、東山玲士のご紹介でした。

最速150km/hのノビのあるストレートが武器の即戦力右腕。

ドラフト2024での指名は確実で、リリーフの即戦力が欲しい球団から上位指名もあるかもしれません。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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2023年10月15日【ドラフト2024】指名予想と注目候補ランキング