ドラフトの順位によって、どれだけ選手が一軍を経験したかの傾向をまとめました。
なお、集計には幣サイト独自の指標を使っていますので、詳しくは下記ご覧ください。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
各順位による活躍度や一軍経験者の割合!
各順位による活躍度や一軍経験者の割合をまとめました。
順位 | 人数 | 1人当たり ポイント | 一軍経験者 の割合(%) |
1位 | 144 | 1,139 | 86 |
2位 | 144 | 726 | 83 |
3位 | 144 | 556 | 77 |
4位 | 144 | 313 | 72 |
5位 | 134 | 328 | 69 |
6位以下 | 205 | 230 | 68 |
育成 | 288 | 67 | 24 |
一軍経験者の割合は、指名順位が上がるほど高くなっています。
一人当たりの活躍度のポイントも4位よりも5位の方が高かった以外は指名順位が上位のほど高かったです。
一方で、育成指名で入団された選手は、支配下登録されないで引退した人も多いため、一軍経験選手は4分の1程度で活躍度も低くなっています。
1位指名された選手の活躍度
1位指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度 | ポイント |
山田哲人 | 内野手 | ヤクルト | 2010 | 5,218 |
長野久義 | 外野手 | 巨人 (現・広島) | 2009 | 4,664 |
筒香嘉智 | 内野手 | 横浜 (現・レイズ) | 2009 | 4,598 |
菅野智之 | 投手 | 巨人 | 2012 | 4,538 |
澤村拓一 | 投手 | 巨人 | 2010 | 4,212 |
野村祐輔 | 投手 | 広島 | 2011 | 3,820 |
菊池雄星 | 投手 | 西武 (現・マリナーズ) | 2009 | 3,772 |
大野雄大 | 投手 | 中日 | 2010 | 3,749 |
松井裕樹 | 投手 | 楽天 | 2013 | 3,419 |
増田達至 | 投手 | 西武 | 2012 | 3,250 |
活躍度ポイントの全体順位は、山田哲人は4位、長野久義は7位、筒香嘉智は8位、菅野智之は9位となっており、全体の活躍度10位以内に入っている選手は1位指名が最多でした。
そういうこともあって、活躍度が高くなったのでしょう。
2位指名された選手の活躍度
2位指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度 | ポイント |
柳田悠岐 | 外野手 | ホークス | 2010 | 4,394 |
則本昂大 | 投手 | 楽天 | 2012 | 4,389 |
牧田和久 | 投手 | 西武 (現・楽天) | 2010 | 4,084 |
菊池涼介 | 内野手 | 広島 | 2011 | 3,855 |
西川遥輝 | 外野手 | 日本ハム | 2010 | 3,807 |
野上亮磨 | 投手 | 西武 (現・巨人) | 2008 | 3,697 |
小川泰弘 | 投手 | ヤクルト | 2012 | 3,672 |
美馬学 | 投手 | 楽天 (ロッテ) | 2010 | 3,522 |
鈴木誠也 | 外野手 | 広島 | 2012 | 3,105 |
森唯斗 | 投手 | ホークス | 2013 | 2,985 |
2位指名された選手の中でポイントが高かったのは柳田悠岐で、全体では10位でした。
それでも、活躍度9位までが3000ポイント以上、活躍度10位の森唯斗も3,000ポイント近くだったので、1人当たりの活躍度は1位指名の次に高かったです。
3位指名された選手の活躍度
3位指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度 | ポイント |
浅村栄斗 | 内野手 | 西武 (現・楽天) | 2008 | 5,510 |
秋山翔吾 | 外野手 | 西武 (現・レッズ) | 2010 | 5,257 |
西勇輝 | 投手 | オリックス (現・阪神) | 2008 | 5,035 |
鈴木大地 | 内野手 | ロッテ (現・楽天) | 2011 | 3,418 |
田島慎二 | 投手 | 中日 | 2011 | 3,237 |
井納翔一 | 投手 | 横浜 | 2012 | 3,005 |
田中広輔 | 内野手 | 広島 | 2013 | 2,895 |
秋吉亮 | 投手 | ヤクルト (現・日本ハム) | 2013 | 2,571 |
佐藤達也 | 投手 | オリックス (引退) | 2011 | 2,197 |
田口麗斗 | 投手 | 巨人 | 2013 | 2,112 |
活躍度ポイントの全体順位は、浅村栄斗は1位、秋山翔吾は3位、西勇輝は5位で、活躍度ベスト5の中に3人が入りました。
ただ、それ以降はポイントが一気に下がっているので、1人当たりの活躍度は2位指名以上よりも低くなりました。
4位指名された選手の活躍度
4位指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度 | ポイント |
益田直也 | 投手 | ロッテ | 2011 | 3,886 |
清田育宏 | 外野手 | ロッテ | 2009 | 2,533 |
近藤健介 | 外野手 | 日本ハム | 2011 | 2,438 |
三上朋也 | 投手 | 横浜 | 2013 | 2,195 |
岡島豪郎 | 捕手 | 楽天 | 2011 | 1,762 |
桑原将志 | 外野手 | 横浜 | 2011 | 1,717 |
秋山拓巳 | 投手 | 阪神 | 2009 | 1,639 |
高梨裕稔 | 投手 | 日本ハム (現・ヤクルト) | 2013 | 1,547 |
海田智行 | 投手 | オリックス | 2011 | 1,508 |
高橋朋己 | 投手 | 埼玉西武 | 2012 | 1,433 |
活躍度ポイントの全体順位は、益田直也の15位が最高で、2位以降は2,000ポイント以下でした。
なので、1人当たりのポイントは3位指名以上はもちろん5位指名よりも下がっていました。
しかし、活躍度ベスト10に入った選手は全員現役で、今後の活躍が期待できる選手も中にはいます。
5位指名された選手の活躍度
5位指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度 | ポイント |
増井浩俊 | 投手 | 日本ハム (現・オリックス) | 2009 | 5,356 |
攝津正 | 投手 | ホークス (引退) | 2008 | 4,721 |
大島洋平 | 外野手 | 中日 | 2009 | 4,280 |
中島卓也 | 内野手 | 日本ハム | 2008 | 2,124 |
祖父江大輔 | 投手 | 中日 | 2013 | 1,456 |
嘉弥真新也 | 投手 | ホークス | 2011 | 1,383 |
井上晴哉 | 内野手 | ロッテ | 2013 | 1,362 |
平井克典 | 投手 | 西武 | 2016 | 1,251 |
大原慎司 | 投手 | 横浜 (引退) | 2010 | 1,234 |
西川龍馬 | 内野手 | 広島 | 2015 | 1,134 |
活躍度ポイントの全体順位は、増井浩俊は2位、攝津正は6位で10位の中に2人が入り、4位指名より1人当たりの活躍度が上でした。
しかし、4位以降からポイントが下がっており、指名順位3位以上より活躍度が下がりました。
6位以下で指名された選手の活躍度
6位以下で指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度、順位 | ポイント |
中崎翔太 | 投手 | 広島 | 2010、6位 | 3,246 |
谷元圭介 | 投手 | 日本ハム (現・中日) | 2008、7位 | 3,048 |
辛島航 | 投手 | 楽天 | 2008、6位 | 3,033 |
島内宏明 | 外野手 | 楽天 | 2011、6位 | 2,395 |
福山博之 | 投手 | 横浜 (現・楽天) | 2010、6位 | 2,221 |
宮崎敏郎 | 内野手 | 横浜 | 2012、6位 | 1,996 |
岩崎優 | 投手 | 阪神 | 2013、6位 | 1,986 |
上沢直之 | 投手 | 日本ハム | 2011、6位 | 1,957 |
二木康太 | 投手 | ロッテ | 2013、6位 | 1,732 |
岡本洋介 | 投手 | 西武 (引退) | 2009、6位 | 1,374 |
活躍度ポイントの全体順位は、中崎翔太の27位が最高で、4位以下は2000ポイント台以下だったので、指名順位が5位以上の選手よりも1人当たりの活躍度が低くなりました。
その一方で、今後の活躍が期待できる選手もいます。
育成枠で指名された選手の活躍度
主な育成枠で指名された選手の活躍度ベスト10です。
選手名 | 守備 | 球団 | 年度、順位 | ポイント |
千賀滉大 | 投手 | ホークス | 2010、育4 | 2,978 |
西野勇士 | 投手 | ロッテ | 2008、育5 | 2,512 |
岡田幸文 | 外野手 | ロッテ (引退) | 2008、育6 | 1,669 |
国吉佑樹 | 投手 | 横浜 | 2009、育1 | 1,551 |
砂田毅樹 | 投手 | 横浜 | 2013、育1 | 1,313 |
石川柊太 | 投手 | ホークス | 2013、育1 | 976 |
甲斐拓也 | 捕手 | ホークス | 2010、育6 | 839 |
飯田優也 | 投手 | ホークス (現・阪神) | 2012、育3 | 649 |
亀澤恭平 | 内野手 | ホークス (現・琉球) | 2011、育2 | 620 |
牧原大成 | 内野手 | ホークス | 2010、育5 | 613 |
一軍経験者の割合が4分の1程度という事もあり、活躍度の全体順位は千賀滉大の41位が最高で、1人当たりの活躍度も低くなりました。
その一方で、現役の選手が多く、今後、活躍度を上げそうな選手も多いです。
各順位による活躍度や一軍経験者の割合まとめ!
各順位による活躍度や一軍経験者の割合についてのまとめでした。
再度、各順位による活躍度・一軍経験者の割合についての表を出しておきます。
順位 | 人数 | 1人当たり ポイント | 一軍経験者 の割合(%) |
1位 | 144 | 1,139 | 86 |
2位 | 144 | 726 | 83 |
3位 | 144 | 556 | 77 |
4位 | 144 | 313 | 72 |
5位 | 134 | 328 | 69 |
6位以下 | 205 | 230 | 68 |
育成 | 288 | 67 | 24 |
一軍活躍者の割合や一人当たりの活躍度のポイントは、上位の方が高い傾向にありました。
ただ、今後の活躍が期待できる選手もいるので、一人当たりの活躍度は変わってくるかもしれません。