今回は、2009年度のドラフト会議を振り返り、上手な球団と下手な球団をランキングで紹介します。
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本記事の内容は
となっています。
なお、独自指標や集計期間については下記ご覧ください。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
ドラフト2009 全球団指名結果まとめ!
2009年の全球団のドラフト指名結果です。
*〇は確定、×は重複ハズレ、()内は入団拒否
*表は右にスクロールできます。
チーム | 一位指名 | 二位指名 | 三位指名 | 四位指名 | 五位指名 | 六位指名 | 七位指名 | 八位指名 |
オリックス | 〇古川秀一 | 比嘉幹貴 | 山田修義 | 前田祐二 | 阿南徹 | |||
横浜 | 〇筒香嘉智 | 加賀繁 | 安斉雄虎 | 眞下貴之 | 福田岳洋 | |||
ロッテ | 〇荻野貴司 | 大谷智久 | 大嶺翔太 | 清田育宏 | ||||
広島 | 〇今村猛 | 堂林翔太 | 武内久士 | 庄司隼人 | 伊東昂大 | 川口盛外 | ||
西武 | 〇菊池雄星 | 美沢将 | 岩尾利弘 | 石川貢 | 松下建太 | 岡本洋介 | ||
阪神 | ×菊池雄星 〇二神一人 | 藤原正典 | 甲斐雄平 | 秋山拓巳 | 藤川俊介 | 原口文仁 | ||
ソフトバンク | 〇今宮健太 | 川原弘之 | 下沖勇樹 | 中原恵司 | 豊福晃司 | |||
ヤクルト | ×菊池雄星 〇中澤雅人 | 山本哲哉 | 荒木貴裕 | 平井諒 | 松井淳 | |||
楽天 | ×菊池雄星 〇戸村健次 | 西田哲朗 | 小関翔太 | 高堀和也 | 土屋朋弘 | |||
中日 | ×菊池雄星 〇岡田俊哉 | 小川龍也 | 中田亮二 | 松井佑介 | 大島洋平 | (諏訪部貴大) | 松井雅人 | 吉田利一 |
日本ハム | ×菊池雄星 〇中村勝 | 大塚豊 | 加藤政義 | 運天ジョン・クレイトン | 増井浩俊 | 荒張裕司 | ||
巨人 | 〇長野久義 | 鬼屋敷正人 | 土本恭平 | 市川友也 | 小野淳平 |
続いて育成枠です。
チーム | 育成一位 | 育成二位 | 育成三位 | 育成四位 | 育成五位 |
オリックス | |||||
横浜 | 国吉佑樹 | 小林公太 | |||
ロッテ | 山室公志郎 | ||||
広島 | 永川光浩 | 中村亘佑 | |||
西武 | |||||
阪神 | 高田周平 | 田上健一 | |||
ソフトバンク | |||||
ヤクルト | 曲尾マイケ | 麻生知史 | |||
楽天 | 松井宏次 | ||||
中日 | 矢地健人 | 赤田龍一郎 | |||
日本ハム | |||||
巨人 | 星野真澄 | 河野元貴 | (陽川尚将) | 大立恭平 | 神田直輝 |
以上が12球団の2009年ドラフト指名選手結果でした。
続いて、結果のランキングをご紹介していきます。
ドラフト2009結果12球団ランキングの大公開
ドラフト会議の12球団ランキングです。
12球団ランキング一覧表
ランキングはこのようになりました。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | 中日 | 12,963 |
2 | 横浜 | 11,104 |
3 | 北海道日本ハム | 10,011 |
4 | 千葉ロッテ | 9,395 |
5 | 巨人 | 7,605 |
6 | 阪神 | 7,120 |
7 | 埼玉西武 | 6,263 |
8 | ヤクルト | 6,227 |
9 | 広島 | 5,118 |
10 | オリックス | 3,683 |
11 | 東北楽天 | 3,678 |
12 | 福岡ソフトバンク | 3,265 |
さらに、ドラフトが上手な球団のトップ3、ワースト3の球団について詳しく見ていきましょう。
ドラフトが上手な球団トップ3
ドラフトが上手な球団トップ3は、中日ドラゴンズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズでした。
一位は中日ドラゴンズ
一位は中日ドラゴンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
岡田俊哉 | 投手 | 1位 | 2,001 | |
小川龍也 | 投手 | 2位 | 812 | 現・埼玉西武 |
中田亮二 | 内野手 | 3位 | 53 | 引退 |
松井佑介 | 外野手 | 4位 | 510 | 現・オリックス |
大島洋平 | 外野手 | 5位 | 5,992 | |
諏訪部貴大 | 投手 | 6位 | 0 | 入団拒否 |
松井雅人 | 捕手 | 7位 | 890 | 現・オリックス |
吉田利一 | 捕手 | 8位 | 0 | 引退 |
矢地健人 | 投手 | 育1位 | 266 | 引退 |
赤田龍一郎 | 捕手 | 育2位 | 4 | 引退 |
大島洋平(5位)や岡田俊哉(1位)の活躍が目立ち、トップになったのでしょう。
最多安打、最多盗塁、ベストナイン等のタイトルを獲得した大島洋平は2009ドラフトでの貢献度が2位でした。
岡田俊哉は、300試合に登板し、WBCに出場したこともありました。
二位は横浜ベイスターズ
二位は横浜ベイスターズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
筒香嘉智 | 内野手 | 1位 | 4,598 | 現・レイズ(メジャー) |
加賀繁 | 投手 | 2位 | 2,232 | 引退 |
安斉雄虎 | 投手 | 3位 | 0 | 引退 |
真下貴之 | 投手 | 4位 | 0 | 引退 |
福田岳洋 | 投手 | 5位 | 162 | 引退 |
国吉佑樹 | 投手 | 育成1位 | 3,102 | |
小林公太 | 投手 | 育成2位 | 0 | 引退 |
2019年までチームの4番を打っていた筒香嘉智を単独1位で獲得できたのが成功した要因といって良さそうです。
また、2位指名の加賀繁や育成指名だった国吉佑樹の活躍も目立っています。
加賀繁は、2017年に引退しましたが、リリーフ、先発として279試合に出場しました。
国吉佑樹は、2019年に自己最多となる53試合に登板しており、今後も活躍しそうです。
三位は日本ハムファイターズ
三位は日本ハムファイターズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
中村勝 | 投手 | 1位 | 1,018 | 引退 |
大塚豊 | 投手 | 2位 | 165 | 引退 |
加藤政義 | 内野手 | 3位 | 68 | 引退 |
運天ジョン・クレイトン | 投手 | 4位 | 4 | 引退 |
増井浩俊 | 投手 | 5位 | 7,498 | 現・オリックス |
荒張裕司 | 捕手 | 6位 | 0 | 引退 |
500試合以上に登板し、150セーブ以上を挙げている増井浩俊(ドラフト5位)の活躍が目立ちました。
因みに、増井浩俊は2009年ドラフトでの貢献度が1位でした。
ドラフトが上手な球団ワースト3
ドラフトが上手な球団ワースト3は、ソフトバンクホークス、楽天イーグルス、オリックスバファローズでした。
最下位はソフトバンクホークス
最下位はソフトバンクホークスでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
今宮健太 | 内野手 | 1位 | 3,156 | |
川原弘之 | 投手 | 2位 | 109 | |
下沖勇樹 | 投手 | 3位 | 0 | 引退 |
中原恵司 | 外野手 | 4位 | 0 | 引退 |
豊福晃司 | 内野手 | 5位 | 0 | 引退 |
今宮健太、川原弘之以外は一軍出場がなく、既に引退している事もあり、ワーストとなったかもしれません。
今宮健太は1000試合以上に出場、800安打以上を打っています。
川原弘之はケガの影響で育成選手となった時期もありましたが、2019年に19登板し、今後も登板機会を増やすかもしれません。
因みに、2009年の中では最少人数タイでした。
十一位は楽天イーグルス
十一位は楽天イーグルスでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
戸村健次 | 投手 | 1位 | 1,315 | 引退 |
西田哲朗 | 内野手 | 2位 | 666 | 現・ソフトバンク |
高堀和也 | 投手 | 3位 | 201 | 引退 |
土屋朋弘 | 投手 | 4位 | 140 | 引退 |
小関翔太 | 捕手 | 5位 | 98 | 引退 |
松井宏次 | 内野手 | 育成1位 | 0 | 引退 |
埼玉西武からメジャーに移籍した菊池雄星をくじで外した影響があるかもしれません。
入団した中で目立った活躍をしたのは、先発・リリーフとして107試合に登板した戸村健次(ドラフト1位)くらいで、現役なのはソフトバンクに移籍した西田哲朗だけです。
十位はオリックスバファローズ
十位はオリックスバファローズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
古川秀一 | 投手 | 1位 | 237 | 引退 |
比嘉幹貴 | 投手 | 2位 | 1,765 | |
山田修義 | 投手 | 3位 | 839 | |
前田祐二 | 投手 | 4位 | 650 | 引退 |
阿南徹 | 投手 | 5位 | 192 | 引退 |
全ての選手が一軍を経験していますが、3人が既に現役を引退しています。
目立った活躍をしたのは、リリーフとして300試合に登板している比嘉幹貴くらいです。
また、山田修義は、2019年に登板数を自己最多となる40試合に伸ばし、今後の活躍も期待できるかもしれません。
なお、ソフトバンクと同じく2009年の中では最少人数タイでした。
合せて読みたい!
ドラフト会議】12球団ランキング!上手な球団と下手な球団を徹底調査
ドラフト2009結果12球団ランキングのまとめ
以上が、ドラフト2009結果についてのランキングでした。
再度ランキングを出しておきます。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | 中日 | 12,963 |
2 | 横浜 | 11,104 |
3 | 北海道日本ハム | 10,011 |
4 | 千葉ロッテ | 9,395 |
5 | 巨人 | 7,605 |
6 | 阪神 | 7,120 |
7 | 埼玉西武 | 6,263 |
8 | ヤクルト | 6,227 |
9 | 広島 | 5,118 |
10 | オリックス | 3,683 |
11 | 東北楽天 | 3,678 |
12 | 福岡ソフトバンク | 3,265 |
10シーズン経過し、ドラフト1位で獲得した選手が活躍した球団、ドラフト下位の選手や育成指名の選手が活躍した球団がありました。
その一方で、一軍に出場した選手が少なかった球団、1位指名の抽選に外れた事が影響した球団もあり、明暗が分かれています。