今回は、2008年度のドラフト会議を振り返り、上手な球団と下手な球団をランキングで紹介します。
幣サイト独自指標を使い、12球団のランキングを調査!
本記事の内容は
となっています。
なお、独自指標や集計期間については下記ご覧ください。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
ドラフト2008 全球団指名結果まとめ!
2008年の全球団のドラフト指名結果です。
*〇は確定、×は重複ハズレ、()内は入団拒否
*表は右にスクロールできます。
チーム | 一位指名 | 二位指名 | 三位指名 | 四位指名 | 五位指名 | 六位指名 | 七位指名 |
横浜 | 〇松本啓二朗 | 藤江均 | 山崎憲晴 | 細山田武史 | 小杉陽太 | ||
ソフトバンク | ×大田泰示 〇巽 真悟 | 立岡宗一郎 | 近田怜王 | 有馬翔 | 攝津正 | 金無英 | 鈴木駿也 |
ヤクルト | 〇赤川克紀 | 八木亮祐 | 中村悠平 | 日高亮 | 新田玄気 | ||
楽天 | ×野本圭 〇藤原紘通 | 中川大志 | 井坂亮平 | 井上雄介 | 楠城祐介 | 辛島航 | |
広島 | 〇岩本貴裕 | 中田廉 | 小松剛 | 申成鉉 | |||
ロッテ | 〇木村雄太 | (長野久義) | 上野大樹 | 坪井俊樹 | 山本徹矢 | 香月良仁 | |
中日 | 〇野本圭 | 伊藤準規 | 岩崎恭平 | 高島祥平 | 岩田慎司 | 小熊凌祐 | 井藤真吾 |
日本ハム | 〇大野奨太 | 榊原諒 | 矢貫俊之 | 土屋健二 | 中島卓也 | 杉谷拳士 | 谷元圭介 |
阪神 | ×松本啓二朗 ×藤原紘通 〇蕭一傑 | 柴田講平 | 上本博紀 | 西村憲 | |||
オリックス | 〇甲斐拓哉 | 伊原正樹 | 西勇輝 | 高島毅 | 西川雅人 | ||
巨人 | 〇大田泰示 | 宮本武文 | 齋藤圭祐 | 橋本到 | 笠原将生 | 仲澤広基 | |
西武 | 〇中崎雄太 | 野上亮磨 | 浅村栄斗 | 坂田遼 | 岳野竜也 | 宮田和希 |
続いて育成枠です。
チーム | 育成一位 | 育成二位 | 育成三位 | 育成四位 | 育成五位 | 育成六位 | 育成七位 | 育成八位 |
横浜 | ||||||||
ソフトバンク | 内田好治 | 二保旭 | 柳川洋平 | 猪本健太郎 | 堂上隼人 | |||
ヤクルト | フェルナンデス | 塚本浩二 | ||||||
楽天 | 森田 丈武 | |||||||
広島 | 松田翔太 | |||||||
ロッテ | 木本幸広 | 鈴江彬 | 角晃多 | 生山裕人 | 西野勇士 | 岡田幸文 | 吉田真史 | 田中崇博 |
中日 | 加藤聡 | 小林高也 | ||||||
日本ハム | ||||||||
阪神 | 野原祐也 | 吉岡興志 | 藤井宏政 | |||||
オリックス | ||||||||
巨人 | 杉山晃紀 | 尾藤竜一 | 山本和作 | 福元淳史 | ||||
西武 |
以上が12球団の2008年ドラフト指名選手結果です。
続いて、結果のランキングをご紹介していきます。
ドラフト2008結果12球団ランキングの大公開
2008年度ドラフト会議の12球団ランキングです。
12球団ランキング一覧表
ランキングはこのようになりました。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | 日本ハム | 12,775 |
2 | ロッテ | 11,912 |
3 | 西武 | 11,831 |
4 | ホークス | 9,359 |
5 | オリックス | 6,258 |
6 | ヤクルト | 5,842 |
7 | 楽天 | 5,688 |
8 | 中日 | 4,388 |
9 | 巨人 | 4,210 |
10 | 横浜 | 3,863 |
11 | 阪神 | 3,800 |
12 | 広島 | 2,894 |
さらに、ドラフトが上手な球団のトップ3、ワースト3の球団について詳しく見ていきましょう。
ドラフトが上手な球団トップ3
ドラフトが上手な球団トップ3は、日本ハムファイターズ、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズでした。
一位は日本ハムファイターズ
一位は日本ハムファイターズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
大野奨太 | 捕手 | 1位 | 1,454 | 現・中日 |
榊原諒 | 投手 | 2位 | 1,145 | 引退 |
矢貫俊之 | 投手 | 3位 | 936 | 引退 |
土屋健二 | 投手 | 4位 | 123 | 引退 |
中島卓也 | 内野手 | 5位 | 2,974 | |
杉谷拳士 | 内野手 | 6位 | 1,266 | |
谷元圭介 | 投手 | 7位 | 4,877 | 現・中日 |
7位の谷元圭介、5位の中島卓也と下位指名の選手が活躍したので、一位になったのでしょう。
中日にトレード移籍した谷元圭介は、中継ぎを中心に先発や抑えも務めることもあり、400試合以上に登板しています。
中島卓也は、盗塁王やベストナイン(遊撃手)を獲得したこともあるチームの中心選手です。
因みに、2008年ドラフトで入団した現役選手が多い(2020年3月時点)のが日本ハムファイターズがでした。
二位は千葉ロッテマリーンズ
二位は千葉ロッテマリーンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
木村雄太 | 投手 | 1位 | 283 | 引退 |
長野久義 | 外野手 | 2位 | 1,555 | 入団拒否 (現・広島) |
上野大樹 | 投手 | 3位 | 1,100 | 引退 |
坪井俊樹 | 投手 | 4位 | 0 | 引退 |
山本徹矢 | 投手 | 5位 | 67 | 引退 |
香月良仁 | 投手 | 6位 | 544 | 引退 |
木本幸広 | 投手 | 育1位 | 0 | 引退 |
鈴江彬 | 投手 | 育2位 | 0 | 引退 |
角晃多 | 内野手 | 育3位 | 0 | 引退 |
生山裕人 | 内野手 | 育4位 | 0 | 引退 |
西野勇士 | 投手 | 育5位 | 5,024 | |
岡田幸文 | 外野手 | 育6位 | 3,338 | 引退 |
吉田真史 | 外野手 | 育7位 | 0 | 引退 |
田中崇博 | 投手 | 育8位 | 0 | 引退 |
2位で指名した長野久義が入団拒否しましたが、球団は評価していたという事で、選手評価の1/3のポイントを加算しています。
他の支配下で指名された選手は、全て投手で、その中では117試合に登板し11勝を挙げた上野大樹が最高の成績でした。
その一方で、育成で入団した選手の活躍が目立っています。
西野勇士は、抑えを務めたこともあり、現在も、先発、リリーフの両方で投げることができ、チームに貢献しています。
岡田幸文は、引退していますが、ゴールデングラブ賞を2度獲得するなど、守備や俊足が武器の選手でした。
三位は埼玉西武ライオンズ
三位は埼玉西武ライオンズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
中崎雄太 | 投手 | 1位 | 47 | 引退 |
野上亮磨 | 投手 | 2位 | 4,067 | 現・巨人 |
浅村栄斗 | 内野手 | 3位 | 6,612 | 現・東北楽天 |
坂田遼 | 外野手 | 4位 | 897 | 引退 |
岳野竜也 | 捕手 | 5位 | 0 | 引退 |
宮田和希 | 投手 | 6位 | 208 | 引退 |
3位の浅村栄斗、2位の野上亮磨の活躍が光りました。
最多打点、ベストナインなどのタイトルを獲得している浅村栄斗は2008年ドラフトでのポイント(活躍度)がトップです。
野上亮磨は、先発や中継ぎで58勝を挙げました。
ドラフトが上手な球団ワースト3
ドラフトが上手な球団ワースト3は、広島カープ、阪神タイガース、横浜ベイスターズでした。
最下位は広島カープ
最下位は広島カープでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
岩本貴裕 | 外野手 | 1位 | 840 | 引退 |
中田廉 | 投手 | 2位 | 1,421 | |
小松剛 | 投手 | 3位 | 370 | 引退 |
申成鉉 | 内野手 | 4位 | 0 | 引退 |
松田翔太 | 投手 | 育成1位 | 0 | 引退 |
目立った活躍をしているのがリリーフを中心に200試合以上に登板している中田廉くらいということもあり、十二位(ワースト)となりました。
一軍に出場したのが指名した5人のうち3人だけだったのも要因かもしれません。
因みに、この年の指名人数が一番少なかったのは広島でした。
十一位は阪神タイガース
十一位は阪神タイガースでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
蕭一傑 | 投手 | 1位 | 25 | 引退 |
柴田講平 | 外野手 | 2位 | 388 | 引退 |
上本博紀 | 内野手 | 3位 | 2,303 | |
西村憲 | 投手 | 4位 | 716 | 引退 |
野原祐也 | 外野手 | 育成1位 | 22 | 引退 |
吉岡興志 | 投手 | 育成2位 | 0 | 引退 |
藤井宏政 | 内野手 | 育成3位 | 0 | 引退 |
目立った活躍なのは、500本以上のヒットを打っている上本博紀くらいでした。
一軍に出場したのも指名した7人中5人に留まっています。
十位は横浜ベイスターズ
十位は横浜ベイスターズでした。
獲得した選手一覧です。
選手名 | 守備 位置 | 順位 | ポイント | 備考 |
松本啓二朗 | 外野手 | 1位 | 391 | 引退 |
藤江均 | 投手 | 2位 | 1,372 | 引退 |
山崎憲晴 | 内野手 | 3位 | 726 | 引退 |
細山田武史 | 捕手 | 4位 | 237 | 引退 |
小杉陽太 | 投手 | 5位 | 787 | 引退 |
全員一軍に出場しましたが、目立った活躍をしたのは主にリリーフとして166試合に登板した藤江均くらいでした。
2球団競合で獲得した松本啓二朗がそこまで活躍できなかったのも影響しているかもしれません。
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ドラフト2008結果12球団ランキングのまとめ
以上が、ドラフト2008結果についてのランキングでした。
再度ランキングを出しておきます。
順位 | 球団 | ポイント |
1 | 日本ハム | 12,775 |
2 | ロッテ | 11,912 |
3 | 西武 | 11,831 |
4 | ホークス | 9,359 |
5 | オリックス | 6,258 |
6 | ヤクルト | 5,842 |
7 | 楽天 | 5,688 |
8 | 中日 | 4,388 |
9 | 巨人 | 4,210 |
10 | 横浜 | 3,863 |
11 | 阪神 | 3,800 |
12 | 広島 | 2,894 |
ランキングは、独自の指標を用いた調査で、2019年シーズン終了時のものです。
下位指名や育成指名の選手が活躍した球団、現在も現役で活躍している選手が多い球団、競合して獲得した選手が活躍できなかった球団といった具合に明暗が分かれました。