【ドラフト】河村説人(星槎道都大)の成績・経歴・特徴

今回、紹介する選手は星槎道都大学の河村説人投手です。

最速150km/hのノビのあるストレートが魅力の長身の本格派投手。

3年生秋のリーグ戦後は肩甲骨などの柔軟性をストレッチで鍛えており、今後の成長も見込まれます。

また、大学野球日本代表候補にも選ばれ、12月に行われた選考合宿にも参加しました。

今回はそんな星槎道都大学 河村説人

記事の内容

をご紹介しています。

河村説人(星槎道都大)経歴やプロフィール

【ドラフト】河村説人(星槎道都大)の成績・経歴・特徴

まず、河村説人の経歴です。

経歴
  • 名前 : 河村説人(かわむら ときと)
  • 出身地 : 北海道むかわ町
  • 生年月日 : 1997年6月18日
  • 身長 : 192cm
  • 体重 : 85kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:鵡川ジュニアファイターズ(むかわ町立鵡川中央小学校)→ むかわ町立鵡川中学校 → 白樺学園高校 → 亜細亜大学(中退)→ 星槎道都大学

詳しく見ていきましょう。

河村説人は中学3年生の時に軟式野球の北海道選抜チームに選ばれる!

小学校3年生から野球を始め、鵡川ジュニアファイターズでプレーしました。

中学生時代は軟式野球部に所属します。

中学校3年生の時には、北海道選抜チームに選ばれました。

河村説人は高校3年生夏の甲子園に出場!

高校は白樺学園高校に進みます。

1年生の秋からベンチ入りし、全道大会2回戦の函館商業高校戦に先発、6回を3失点(6奪三振)に抑えました。

2年生秋は、全道大会2回戦の稚内大谷高校戦で7回1失点に抑える等の活躍でベスト8、3年生春はベスト4になります。

3年生夏は、北北海道大会初戦の深川西高校戦では、9回無失点で完封勝利を挙げました。

準々決勝の稚内大谷高校戦では、リリーフとして6回を3失点(7奪三振)に抑え、この試合で144km/hをマークします。

決勝の旭川実業高校戦で完投勝利を挙げ、甲子園に出場

甲子園1回戦の下関商業高校戦に先発として投げましたが、序盤に3失点し5回で降板、試合も延長戦の末に敗れました。

河村説人は亜細亜大学を退学し星槎道都大学に再入学!

高校を卒業した後は、亜細亜大学に進学しました。

右肩を痛めた影響で、練習試合の登板もなく、「環境を変えたい」と思い1年生夏の時点で退学する事を決めます。

その後は、白樺学園高校の寮に入り、練習を後輩と行いました。

そして、翌年の春、星槎道都大学(札幌学生野球連盟)に再入学します。

河村説人は大学3年生冬に大学日本代表候補に選ばれる!

星槎道都大学では、1年生の1年間は規定により試合に出場することはできず、2年生春からリーグ戦に登板します。

北海学園大学戦で初先発し、4回2失点でしたが、この試合で球速150km/hを記録しました。

3年生春は、先発で投げた北海学園大学2回戦で6回を1失点に抑え、初勝利を挙げます。

リーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権に出場しますが、登板機会はありませんでした。

3年生秋は、3試合に先発登板し、全ての試合で勝利、防御率1.53と活躍します。

しかし、同率首位となった東海大学札幌キャンパスとの優勝決定戦では、5回を投げて4失点、試合も敗れました。

リーグ戦終了後、「柔軟性が課題」と考えており、肩甲骨や股関節周辺の可動域を広げるストレッチを、定期的に行っています。

また、3年生冬には、大学日本代表候補にも選出されている。

河村説人(星槎道都大)の成績

次に、河村説人の成績です。

成績
  • リーグ戦通算(18春~19秋):17試合、4勝0敗、45投球回、防御率2.40、被安打率7.40、奪三振率7.80
  • リーグ戦19年通算:9試合、4勝0敗、30 1/3投球回、防御率2.08、被安打率7.42、奪三振率5.93、四死球率3.86

成績は、2019年終了時点のものです。

打たれたヒットはやや多めですが、失点はそこまで多くはありません

そこまで奪三振率が高くないものの、三振でアウトを取ることもできています

一方で、四死球が少し多いようです。

河村説人(星槎道都大)の特徴や動画

続いて、河村説人の特徴です。

まず、こちらの動画を見ていきましょう。

【ドラフト2020候補】河村説人の球質分析&投球フォーム【スロー撮影】

三塁方向に左足を上げて、タメを作っています。

体重移動を使った大きな腕の振りです。

河村説人は角度の付いたストレート!

バッターがストレートに振り遅れていたり、空振りしていました。

ストレートの最速は150km/h、常時140km/h前半ですが、ギアを入れると140km/h後半を投げ込みます。

回転数は約2,380rpmとMLB平均以上となっています。

また、上体を一塁方向に少し傾けながら投げるので、腕が縦に振れ、縦回転に近いボールになっています。

その為、ホップ量が多いボールが投げられています。

また、回転数のバラツキが大きいようで、中には回転数が2600rpmを超えるボールもあったようです。

もしこのレベルのボールを安定して投げられると、プロでも面白うように空振りが奪えるでしょうね。

河村説人は縦の変化球!

動画では、カットボール、フォーク、カーブを投げています。

カットボールは135km/h前後となっており、ジャイロ回転気味で、縦に変化しながら小さく横に変化しています。

空振りを奪う事も出来ており、決め球として使えそうです。

130km/h超えのフォークは変化量が大きく、空振りを取るのに使えるでしょう。

カーブはそこまで変化量は大きくなく、タイミングをズラすという目的では有効でしょう。

ただ、投球割合は少ないので、自信があるボールではなさそうです。

河村説人の制球力はまずまず!

動画を見ると、大体はキャッチャーの構えた所に投げられています。

一方で、明らかなボール球となったり高めに抜ける事もあったので、制球力はまずまずといったところでしょう。

四死球の数が少し多めなので、より正確なコントロールをできるかが、今後の課題となりそうです。

河村説人の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 勢いある最速150km/hのストレート
  • 変化球はカットボール、フォーク、カーブ
  • 制球力はまずまず

です。

各ボールは全体的にレベルが高く、質の良いストレートは魅力ですね。

大学に入ってからも球速を伸ばしており、体格的にも長身で細さもあるので、伸びしろはまだまだあるでしょう。

河村説人(星槎道都大)のスカウト評価や指名の可能性

次に、河村説人のスカウト評価です。

スカウトコメント
  • 日本ハム・白井康勝スカウト「角度のあるボールがあり、リーグ戦では抜いたカーブが良くて、カウントを整えていました。カットを覚え、フォークもある。体が強くなってきたし、面白いと思います」

現時点で日本ハムのみのコメントです。

球種の多彩さや、体格的なメリットについてコメントしています。

スカウトコメントは少ないですが、実力的には大学生トップクラスです。

2020ドラフトでは指名は確実でしょうね。

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河村説人(星槎道都大)のまとめ!

以上が、星槎道都大学 河村説人経歴、成績や特徴でした。

最速150km/hのノビのあるストレートと縦の変化球を投げ分けて抑える、本格派投手です。

ボールの質の良さや恵まれた体格から、今後の活躍次第では2020ドラフトでの指名もあると思います。

大学野球日本代表入りになるかも含めて、今後の活躍や動向に注目です。

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