本記事では2024年ドラフト会議の指名の順番やルールをまとめています。
ドラフト前に、もう一度ルールをおさらいしておきましょう。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
概要
ドラフト会議の概要は下記です。
2024年は下記となります。
公式タイトル | プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD |
日程 | 2024年10月24日(木) |
主催 | NPB |
協賛 | 大正製薬株式会社 |
日程は10月24日(木)
公式ページで公表された、2024年ドラフト会議の日程は10月24日(木)です。
例年と同様に日本シリーズ開始前の木曜日となっています。
開始時間は17時
例年17時から抽選説明が開始され、17時10分くらいから一位指名抽選が行われています。
タイムスケジュールは例年下記のようになっています。
17時00分~ | 抽選説明 |
17時10分前後~ | 一位指名&抽選 |
一位指名の抽選重複によって、二位指名以降の時間は左右してきます。
また、育成指名を含め21時くらいには全指名が終了する感じとなっています。
テレビ中継・ネット配信
ドラフト会議を楽しみたい方は17時から視聴しましょう。
例年、テレビ中継も無料のネット中継もあります。
テレビ中継やネット配信については下記のページで紹介していますのでご参考ください。
【2024】ドラフト会議のテレビ放送やネット中継【無料あり】観覧と申し込み方法
ローソンチケットで全席指定席として3,850円で販売。
10月3日~7日で選考抽選の受付、10月12日から一般発売です。
指名のルール
ドラフト指名に関するルールです。
一位指名は入札方式
1巡目指名は全チーム一斉に入札し、入札が被った場合はくじ引きです。
くじに外れたら再び入札・くじ引きを繰り返し、全球団が決定するまで繰り返します。
二巡目以降はウェーバー方式
2巡目以下の指名はウェーバー方式です。
ペナントレース順位とセパの優先権で決まり、セパの優先権は年ごとに交互となっています。
2024年の優先権はパ・リーグで、現時点ではドラフト2024は下記の順で指名となっています。
- 2巡目
西武 → 中日 → オリックス → ヤクルト → 楽天 → 広島 → ロッテ → 横浜 → 日本ハム → 阪神 → ホークス → 巨人 - 3巡目
巨人 → ホークス → 阪神 → 日本ハム → 横浜 → ロッテ → 広島 → 楽天 → ヤクルト → オリックス → 中日 → 西武
4巡目は2巡目と同じ順番、5巡目は3巡目と同じ順番、という具合に進んでいきます。
指名順を表でまとめると下記になります。
*右にスクロール可能
順位 | 巨人 | 福岡 | 阪神 | 日ハム | 横浜 | 千葉 | 広島 | 楽天 | ヤク | オリ | 中日 | 西武 |
2巡目 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
3巡目 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
4巡目 | 36 | 35 | 34 | 33 | 32 | 31 | 30 | 29 | 27 | 27 | 25 | 25 |
5巡目 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 |
6巡目 | 60 | 59 | 58 | 57 | 56 | 55 | 54 | 53 | 52 | 51 | 50 | 49 |
指名人数
チームが「選択終了」を宣言すればそのチームの指名はそこで終了します。
また、全球団の合計が120名に達した時点でも終了です。
国内の独立リーグ選手や海外のプロ野球選手を指名した場合はその人数に含まれません。
なお、全球団の本指名が終了し、合計120名に達していない場合は、育成選手の指名へ移ります。
育成選手の指名も引き続き完全ウェーバー方式を継続して行います。
なお、基本的に本指名で120名に到達することはなく、育成指名に進むのが通常の流れです。
対象選手
ドラフトの解説の際に「新人選手」という言葉が出てきます。
新人選手とは
簡単に説明すると下記です。
- 日本の学校に在学したことがあり、NPBと選手契約をしたことがない選手
- 日本の学校に在学したことがないが、日本国籍をもつ選手
これらが新人選手の定義です。
指名可能選手
新人選手の中で指名可能な条件があります。
- 日本野球連盟所属選手(社会人)は連盟登録後2年間(高卒・中卒の場合は3年間)は指名できない(同チームから投手2名以上の選択は不可)
- 高野連・大学野球連盟所属選手はプロ志望届提出者以外を指名できない
- 新人選手で海外プロ組織に所属した経験がある場合は、ドラフト会議前の7日前までに指名対象選手とする旨の通知をコミッショナーにする必要がある
これらの条件を満たした選手のみ、ドラフトで指名可能となっています。
まとめ
以上がドラフト会議のルールについての解説でした。
ドラフト2024は10月26日です。
下の記事で全球団の上位指名予想についてまとめていますので、ご参考頂けますと幸いです。
【ドラフト2024】指名予想と注目候補ランキング