西川歩（山村学園）

ドラフト候補の西川歩（にしかわ あゆむ）は、身長172cm・体重75kgの左投左打の投手。埼玉県川越市出身。山村学園所属。

最速147km/hのストレート、変化球はスライダー、チェンジアップを操る。

横浜スカウトから「力のある直球があり、技術もある」と評価されている。

経歴・プロフィール

小学校・中学校時代

小学校2年生時から野球を開始。

川越第一中学校では軟式野球部に所属し、3年生時に県選抜の西武ライオンズジュニアユースに選出されています。

山村学園では1年生春から活躍

山村学園では1年生春からベンチ入り。

春季関東大会では準決勝の関東一戦でリリーフ登板し、3 2/3回1失点の投球を見せています。

夏の選手権予選では大宮南戦で2回無失点6奪三振の投球を見せるなど、チームのベスト4進出に貢献しています。

2年生秋からエースを任される

2年生夏の選手権予選では初戦の川越東戦で4回からリリーフ登板。

6回1失点6奪三振の投球も、チームは敗戦となっています。

秋季大会からエースを任され、チームを準決勝に導くも花咲徳栄戦で敗戦。

3年生時に147キロでスカウトから注目

3年生春季大会でも準決勝で石塚裕惺擁する花咲徳栄と対戦。

8回10奪三振3失点の投球を見せるも、9回に5失点を喫し敗戦となります。

夏の選手権予選では4回戦の大宮東戦で冨士大和との投げ合いを演じ、4回無失点で勝利に貢献。

5回戦の聖望学園戦では自己最速を更新する147km/hを計測し、自責点0、12奪三振完投でチームをベスト8に導きます。

準決勝では花咲徳栄戦と対戦。

初回に3失点し、その後は粘りの投球で無失点に抑え完投するも、チームは敗戦となっています。

動画と特徴

ノーワインドアップで体重移動の際に重心を下げて投げ込みます。

勢いあるストレート

魅力は最速147km/hのストレートです。

常時140km/h前半で勢いがあるストレートを投げ込みます。

投球の際の重心が低く、肘を柔らかく使うことで手首を立てられています。

その為、リリース高さが低い割に、質のいいボールが投げられていると予想できます。

VAAが優れた投手と言えそうです。

変化球は少ない

変化球はスライダー、チェンジアップが持ち球です。

投球の多くが4シームで、変化球の投球割合は少ないです。

対左にはスライダー、対右にはチェンジアップを投げ、どちらも空振りが奪える武器になっているボールです。

制球面ではやや課題がある

制球面ではやや課題があります。

逆球や抜け球も見られ、バラつきが見られます。

それでも、バラつき度合いは小さく、ストライクゾーン近辺には投げられています。

四死球でランナーを貯めるようなことは少ないでしょう。

成績

夏の選手権予選の成績です。

試合数が少ないですが、どの大会でも高い奪三振率を記録しており、三振が奪えるタイプであることがわかります。

また、2年生以降では低い与四死球率と被安打率で、ランナー自体もあまり出さない投球が出来ています。

それが安定した防御率に繋がっているのでしょう。

成績だけ見たら文句なしですね。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点で横浜スカウトからのコメントが出ています。

制球力やストレートの力強さを評価している事がわかります。

その他に報道は出ていませんが、下級生時から主力として結果を残しているので、多くのスカウトが視察していると思います。

今後の動向に注目です。

皆様のドラフト指名予想

読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。

是非ご投票ください！

まとめ

以上が、西川歩のご紹介でした。

最速147km/hの勢いがあるストレートが魅力の左腕投手。

ドラフト2024での指名の可能性は高いと思います。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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