佐藤柳之介（富士大）

ドラフト候補の佐藤柳之介（さとう りゅうのすけ）は、身長179cm・体重88kgの左投左打の投手。宮城県七ヶ浜町出身。富士大所属。

最速148km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。

大学3年生冬に大学日本代表候補に選出された。

経歴・プロフィール

小学校・中学校時代

小学校3年生時から塩竈ドラゴンズで野球を開始。

向洋中学校では七ヶ浜シニア（現・仙台伊達リトルシニア）に所属していました。

東陵では1年生時から公式戦に出場

東陵では1年生秋から公式戦に出場。

2年生秋季県大会から主力投手を任され、県大会1回戦の仙台三戦に先発。

12回1失点16奪三振の好投を見せるも、チームは敗戦となっています。

3年生夏の県大会では、4回戦の仙台商戦で11奪三振完封勝利を挙げるなど躍動。

チームをベスト4入りに導きます。

富士大では1年生春からベンチ入り

富士大では1年生春からベンチ入りを果たします。

春季リーグでは15イニングで21奪三振を奪う活躍を見せます。

その後は登板ないシーズンが続くも、2年生秋季リーグで復帰登板を果たします。

3年生時に躍動&日本代表候補に選出

3年生春季リーグでは2試合のみの登板もチームは優勝。

続く全日本選手権では創価大戦で147km/hを計測し、6回無失点の好投で勝利に貢献しています。

秋季リーグでは防御率1.27で最優秀防御率賞を獲得し、リーグ優勝に貢献。

明治神宮大会では上武大戦で8奪三振完封勝利を挙げています。

冬には大学日本代表候補に選出され、紅白戦で自己最速を更新する148km/hを計測しています。

4年生秋には10球団のスカウトが視察

4年生春季リーグでは防御率1.99と結果を残すも、チームはリーグ優勝を逃します。

秋季リーグでは八戸学院大戦で10球団のスカウトが視察する中、6回1失点8奪三振の投球で、リーグ優勝を決めています。

なお、チームメイトには同級生に麦谷祐介、安徳駿がいます。

動画と特徴

ゆったりと足を上げ、グローブ側の手を大きく上げて投げ込みます。

ノビのあるストレート

一番の魅力はストレートです。

最速148km/hで常時140km/h前半ですが、空振りが奪えるノビのある球質です。

上から投げ下ろし、かつ肘を柔らかく使えて腕を縦に振れていることで、回転の質が良さそうです。

出力はそこまで出ませんが、キレで勝負するタイプですね。

高レベルな変化球

変化球はスライダー、カーブ、フォークが持ち球です。

なかでも110km/h台の縦割れの大きなカーブが武器で、カウント球として有効に使います。

その他には130km/h前後のスライダーや130km/h中盤のフォークを投げ分けます。

制球面ではやや課題がある

制球面ではやや課題があります。

抜け球や逆球も見られ、バラつきがある印象です。

それでもストライクゾーン近辺には投げられているので、四死球で崩れるようなタイプではないです。

成績

成績は2024年9月14日時点です。

リーグ戦通算では防御率1.18という抜群の安定感を記録しています。

三振数はイニング数を超えるほど多く奪えており、三振が奪えるタイプです。

与四死球率2台でまずまずで、被安打率が4台とかなり低くなっています。

その為、ランナー自体を出すケースが少なく、三振も奪えることで安定した防御率に繋がっているのでしょう。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点でスカウトからのコメントは出ていません。

全国でも好投し、大学日本代表候補の合宿にも参加しているので多くのスカウトが視察しているでしょう。

秋季リーグでは10球団のスカウトが視察に訪れている報道が出ており、注目度は高そうです。

プロ志望提出の意向を示していることから、今後の活躍次第ではコメントも出てきそうです。

皆様のドラフト指名予想

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是非ご投票ください！

まとめ

以上が、佐藤柳之介のご紹介でした。

最速148km/hの空振りが奪えるノビのあるストレートが魅力の左腕投手。

ドラフト2024で指名は確実で、実力的には上位指名でも不思議ではありません。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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