関浩一郎（青森山田）

ドラフト候補の関浩一郎（せき こういちろう）は、身長186cm・体重89kgの右投右打の投手。青森県青森市出身。青森山田所属。

最速152km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。

経歴・プロフィール

小学校・中学校時代

篠田小学校5年生時にテレビで甲子園を見たことがきっかけで野球を開始します。

沖館中学校では青森戸山シニアに所属していました。

青森山田では1年生秋からベンチ入り

青森山田では1年生秋からベンチ入りを果たします。

東北大会では初戦の仙台育英戦で先発し、2回1失点の投球でした。

2年生夏の選手権予選では、初戦の弘前中央戦で先発し、5回無失点6奪三振の好投を披露。

続く青森工戦、弘前戦でも先発し、チームの勝利に貢献します。

準決勝の八戸学院光星戦ではリリーフとして、2回無失点4奪三振の投球もチームは敗戦となっています。

2年生秋に東北大会優勝

秋季県大会ではチームを優勝に導き東北大会に出場。

東北大会では、準決勝の一関学院戦で12奪三振完封勝利を挙げるなどチームに貢献。

チームは東北大会優勝で選抜出場を決めています。

続く神宮大会では準々決勝の星稜戦で先発し、7回3失点ながらチームは敗戦となっています。

3年生春の選抜で甲子園デビュー

3年生春の甲子園では初戦の京都国際戦で先発し、8回3失点の投球で勝利に貢献しています。

続く広陵戦・中央学院戦ではリリーフ登板。

中央学院戦では5 2/3回無失点4奪三振の好投を見せるも、チームは敗戦となっています。

3年生夏に152キロを計測

選抜後の東北大会では聖光学院戦で149km/hを計測。

夏の選手権予選では、準々決勝の八戸学院光星戦で先発。

9回自責点0、10奪三振の圧巻の投球でチームを勝利に導きます。

決勝の聖愛戦ではリリーフとして登板し、自己最速を更新する152km/hを計測。

8回2失点10奪三振の投球でチームを優勝に導いています。

春夏連続の甲子園出場

甲子園では初戦の長野日大戦で先発。

9回1失点8奪三振の投球でチームを勝利に導いています。

続く滋岩井天史擁する賀学園戦では6回無失点の投球で勝利に貢献。

準決勝の京都国際戦では6回からリリーフ登板するも3失点を喫し敗戦となっています。

試合後には大学進学の意思を示しています。

動画と特徴

セットポジションから足を多くく上げ投げ込みます。

魅力はストレート

魅力はストレートです。

最速152km/hで先発時は常時140km/h前半です。

ギアを上げると140中盤から後半を投げ込みます。

ストレートで打ち取るシーンが多く、力強さを感じますね。

変化球は多彩

変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としています。

120km/h台の緩めのスライダーとチェンジアップが軸で、110km/h前後の緩いカーブも混ぜながら、コンビネーションで打ち取っていきます。

複数の変化球をしっかり投げ切れる当たり、指先感覚の良さを感じます。

制球面ではやや課題がある

気になるのは出力を上げた際の制球力。

一般的に力を入れると制球面でばらつく傾向にありますが、そのバラつきが大きいです。

良い力みなら良いのですが、力みすぎている印象を受けます。

成績

甲子園通算と2024年の夏の選手権予選ではやや傾向が変わっています。

甲子園通算では、与四死球率が低く、奪三振率が低く、被安打率が高くなっています。

予選では与四球率が5台と非常に高くなっていますが、対して奪三振数が10台と高く、被安打率が3台と低くなっています。

予選では高出力の投球だったので制球がバラついていたのかもしれませんね。

球速自体は速いので、やや出力を落として制球力を意識した投球をすれば、もっと楽な投球が出来そうですね。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点で2球団からのコメントが出ています。

どちらも「甲子園総括」内でコメントしていました。

その他にはコメントがなく、あまり熱量を感じないので、進学の可能性が高そうです。

皆様のドラフト指名予想

読者の皆様のドラフト指名順位予想をしています。

是非ご投票ください！

まとめ

以上が、関浩一郎のご紹介でした。

最速152km/hの力のあるストレートと多彩な変化球が魅力の本格派右腕。

スカウトコメントの熱量から進学の可能性が高そうですが、志望届を出せば指名の可能性は高そうですね。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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