狩生聖真（佐伯鶴城）

ドラフト候補の狩生聖真（かりゅう しょうま）は、身長186cm・体重72kgの右投右打の投手。大分県佐伯市出身。佐伯鶴城所属。

最速150km/hのストレート、変化球はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップを操る。

スカウトから「将来性がすごく楽しみ」と評価される。

経歴・プロフィール

小学校・中学校時代

明治小学校2年生時に佐伯スラッガーズで野球を開始。

昭和中学校では軟式野球部に所属していました。

佐伯鶴城では1年夏からベンチ入り

佐伯鶴城では1年生夏からベンチ入りを果たすも、出場なく終わります。

2年生夏の選手権予選では初戦の大分鶴崎戦で先発し、4回1失点4奪三振の好投で勝利に貢献します。

続く3回戦の鶴崎工戦では6回からリリーフ登板。

8回まで無失点投球を披露するも、9回に4失点を喫しサヨナラ負けとなります。

3年生春に150キロを計測

秋季県大会では背番号10を任され、ベスト4入りに貢献します。

オフにはトレーニングで球速UP。

3年生春季大会から背番号1を任されベスト8入り。

その直後に行われた夏の選手権支部予選で自己最速を更新する150km/hを計測しています。

最後の夏にはNPB12球団が視察に訪れる

夏の選手権予選では、初戦の佐伯豊南戦で先発し、NPB12球団のスカウトが視察する中、5回無失点6奪三振の投球で勝利に貢献。

続く日本文理大付戦ではリリーフとして、149km/hを計測するなど3回無失点5奪三振の投球を披露します。

準々決勝の大分戦では5回からリリーフ登板し、5回2失点の投球もチームは敗戦となっています。

動画と特徴

セットポジションから足を大きく上げ、くの字ステップ気味に投げ込みます。

高回転数のストレート

一番の魅力はストレートです。

最速150km/hで、先発時は常時140km/h前半、出力を上げた際には145km/h前後を計測します。

空振りやファールが多く、ノビのある質のいいストレートです。

こちらによると回転数は2500rpmほどを計測しているようで、NPBでもトップクラスの数値です。

多彩な変化球

変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークを持ち球としています。

変化球自体の球数は多くないですが、中でもスライダーが軸になっています。

120km/h台中盤で縦気味の変化を見せます。

また120km/h中盤のブレーキの効いた落差の大きなチェンジアップも投げています。

制球力はやや課題がある

まだまだ体が出来ていないので仕方ない部分はありますが、制球力はやや課題があります。

ストライクゾーン近辺には投げられていますが、逆球や高めに抜ける球も多く見られます。

ストレートの場合は威力があるので、逆に高めに抜けるのが良い結果に繋がっているところもあるでしょう。

四死球で崩れるほど荒れる感じではなく、ゾーン近辺に投げられているので、感覚の良さはありそうです。

伸びしろに期待

投球を見ていても細いなという印象です。

186cmという長身ですが、まだまだ72kgという細さです。

これであの力強いストレートを投げられるのは、まさに天性の才能と言えるでしょう。

順調に成長すれば球界を代表する投手になってもおかしくありません。

成績

最後の夏は防御率1.38と素晴らしい結果を残しています。

イニング数を超えるほどに奪三振数が非常に多く、空振りが奪えるタイプであることがわかります。

やや与四死球率は高めですが、被安打率がそこまで高くないので、ランナー自体を出しにくい事がわかります。

それが安定した防御率に繋がっているのでしょう。

スカウトコメント・視察情報と指名予想

現時点で複数球団からコメントが出ています。

ストレートの質の良さや、将来性を高く評価されている事がわかります。

最後の夏には12球団が視察していることからも、非常に高い注目度が伺えますね。

皆様のドラフト指名予想

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是非ご投票ください！

まとめ

以上が、狩生聖真のご紹介でした。

最速150km/hの高回転数のノビのあるストレートが魅力の素材型右腕。

ドラフト2024では指名は確実で、上位指名の可能性もありそうです。

今後の動向や活躍に期待しましょう。

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