今回ご紹介するのは、BC栃木の若松聖覇外野手です。
長打力や肩の強さ、足の速さが強みで、走攻守揃った外野手。
高校卒業後は、独立リーグでプレーし、1年目からほぼ全試合に出場しています。
今回は、そんな2020年ドラフト候補 BC栃木・若松聖覇の
をご紹介しています。
◇目次◇(該当箇所クリックで飛べます)
若松聖覇の経歴やプロフィール
■この日の”熱撮り”
この日の熱い画像はこちら💁♂️文句無しの1枚。#若松聖覇 選手の、初球を快心の一撃💢サヨナラ2ランHRの1シーン。#栃木ゴールデンブレーブス
2020年10 月4日 対 神奈川戦
※撮影者:アシスタント
※公式Facebookより pic.twitter.com/8zkBXnUxeu— TGB公式カメラマン (@TGB_photo) October 5, 2020
まずは、若松聖覇の経歴です。
詳しく見ていきましょう。
高校1年生からレギュラーとなる!
小学生の時から軟式野球をはじめ、茨木ナニワボーイズ小学部でプレーします。
中学生になってからは、硬式野球チームの寝屋川中央リトルシニアに入りました。
高校は、大阪を離れ、長崎県の島原中央高校に進みます。
1年生夏からレギュラーとなり、県大会では4番・セカンドで出場し、投手としてもマウンドに上がりました。
1回戦の長崎明誠高校戦では、ヒットを打ち、リリーフ登板し2回1失点、2回戦の松浦高校戦では、ノーヒットでしたが、投手として4回を無失点に抑えます。
しかし、3回戦の九州文化学園高校戦ではノーヒットで、投手としても3回8失点で試合も敗れました。
甲子園出場なし!
2年生からは、外野も守るようになります。
これは、高校の李監督が「色々なポジションをやらせれば、他の選手にも刺激になる」という考えによるものです。
夏の県大会1回戦の長崎西高校戦では、5回途中からリリーフして1失点した後は失点を許さず、二塁打を打ちますが得点にならず、試合も敗れました。
3年生夏は、県大会1回戦の佐世保北高校戦に2番・ピッチャーで出場し2安打1打点でしたが、7 2/3回を投げて4失点で、試合も敗れます。
県大会3回戦が最高成績で、甲子園出場はありません。
投手としては130km/h台のストレートを投げ、野手としては左投げのセカンドとしても注目されており、プロ志望届を提出しましたが、ドラフトでの指名はありませんでした。
独立リーグ1年目で5本塁打!
高校卒業後は、BCリーグ(独立リーグ)の栃木ゴールデンブレーブスに外野手として入団します。
リーグ戦前のオープン戦では、埼玉戦でホームランを打つなどアピールしました。
ホームランを打った事について、「ストレートだけにタイミングを合わせた。まさか入るとは思わなかった」と話しています。
オープン戦では6番などを打っていましたが、リーグ戦では2番など上位打線を打つようになりました。
因みに、「開幕しても、普通に打てるやろなと思って打席に立てている」そうです。
神奈川戦でサヨナラ本塁打を打つなど、リーグ戦で5本のホームランを打ちました。
サヨナラ本塁打について、BC栃木の西岡剛(元・ロッテ)は「この場面でホームランを打てるのは凄いことですし、チームにとって良い影響になった」と話しています。
同じチームの山田綾人、石田駿、堀越歩夢らとともに、2020ドラフトでのプロ入りを目指します。
若松聖覇の特徴や動画
次に、若松聖覇の特徴です。
こちらの動画を見ていきましょう。
足を少し開いて構えており、右足を上げてタイミングを取っていました。
足を踏み込んでからは、体重移動を使ってスイングに入ります。
その後は、フルスイングしており、スイングも鋭そうです。
長打力!
動画では、サイドスロー投手の高めに浮いた球をライトスタンドへの本塁打としています。
体重移動を使ってフルスイングしているので、長打を打てるのでしょう。
また、こちらの動画では少し外寄りの球を本塁打にしていました。
どのような球に対しても対応力がありそうです。
選球眼はまずまず!
ボール球を見送ることができていました。
また、三振数よりも多い四死球を選べています。
選球眼はまずまずといったところでしょう。
肩が強く、足が速い!
高校時代はピッチャーをやっており、肩が強そうです。
左投げながら、一塁への送球に不利とされるセカンドを守っていたということもあり、野球センスもあるかもしれません。
また、盗塁を決めていて、足も速いです。
特徴まとめ!
わかりやすくまとめると
- 長打を打てる
- 選球眼はまずまず
- 肩が強く足が速い
です。
長打力や肩の強さ、足の速さが魅力で、走攻守揃った選手と言っていいでしょう。
高卒1年目なので、伸びしろもありそうです。
若松聖覇の成績
続いて、若松聖覇の成績を見ていきましょう。
- リーグ戦計(20):58試合、打率.335、14二塁打、1三塁打、5本塁打、32打点、出塁率.427、19三振、4盗塁
成績は、2020年のリーグ戦終了時点でのものです。
試合数は60試合だったので、高卒1年目からBCリーグのほぼ全試合に出場した事になり、打率も3割を超えました。
打率よりも1割近く高い出塁率で、四死球を選んでの出塁もできています。
三振の数も、四死球の数(32)より少ないです。
また、本塁打などを打っており、長打を打てるバッターと言っていいでしょう。
そして、盗塁を決めていて、足も速そうです。
若松聖覇のスカウト評価や指名の可能性
続いて、若松聖覇のスカウト評価です。
残念ながら、スカウトの寄せたコメントはありません。
ですが、BCリーグを視察しているスカウトもいるので、評価をしているスカウトがいる可能性はあります。
高卒1年目と若いので、将来的なレギュラー候補として、2020ドラフトで指名される可能性もあるかもしれません。
また、元プロ野球選手や2020年にプロ入りした選手と比較しても遜色のない成績です。
- 西岡剛(元ロッテ、阪神):59試合、打率.335、16二塁打、2三塁打、7本塁打、41打点、出塁率.479、29三振、7盗塁
- 飯原誉士(元ヤクルト):38試合、打率.360、7二塁打、6本塁打、24打点、出塁率.488、9三振
- 榎本葵(元楽天、ヤクルト):70試合、打率.344、11二塁打、2三塁打、7本塁打、45打点、出塁率.424、35三振、25盗塁
- 樋口龍之介(日本ハム):66試合、打率.354、12二塁打、19本塁打、69打点、出塁率.470、29三振、11盗塁
- 加藤壮太(巨人):67試合、打率.310、10二塁打、4三塁打、7本塁打、35打点、出塁率.422、56三振、29盗塁
因みに、樋口龍之介は2020年に支配下登録されて一軍にも出場しており、加藤壮太は走攻守揃った選手で今後の活躍に期待できます。
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若松聖覇のまとめ
以上が、BC栃木 若松聖覇の経歴、成績や特徴でした。
長打力や肩の強さ、足の速さが武器の走攻守揃った選手です。
2020ドラフトで指名される可能性もあると思います。
今後の動向や活躍に期待しましょう。