【ドラフト】谷岡楓太(武田)の成績・経歴・特徴は?

2019ドラフト注目選手を紹介します。

今回、紹介する選手は、武田高校の谷岡楓太投手です。

最速152km/hの質の良いストレートとやナックルカーブが持ちあじの本格派右腕。

今回はそんな武田高校 谷岡楓太経歴、成績や特徴、スカウト評価を見ていきましょう。

谷岡楓太(武田)の経歴やプロフィール

谷岡楓太の経歴です。

経歴
  • 名前 : 谷岡楓太(たにおか ふうた)
  • 出身地 : 広島県広島市
  • 生年月日 : 2001年度
  • 身長 : 175cm
  • 体重 : 82kg
  • 投打:右投右打
  • ポジション:投手
  • 経歴:日浦少年スポーツクラブ(広島市立日浦小学校)→ 安シニア(広島市立日浦中学校)→ 武田高校

詳しく見ていきましょう。

谷岡楓太の小学校、中学校時代は?

小学校1年生の時からソフトボールを始め、日浦少年スポーツクラブに所属します。

中学校時代は軟式野球チームの安シニアでプレー。

当時もピッチャーでしたが、コントロールが良くなかった事もあり、エースにはなれなかったそうです。

また、中学校時代の球速は125km/h程度でした。

谷岡楓太は、高校入学当初、ストレッチに力を入れる!

高校は県内の武田高校に進みます。

武田高校は進学校で、平日は1日に練習でにる時間は50分ほどだそうです。

入学当初は、投球練習をせず、股割りなどのストレッチに力を入れました

これは、監督の意向によるもので、走り方を見て「怪我しそう」と思ったそうです。

股割りをやる時に、最初は前に手が付く位までしかできませんでしたが、トレーナーの考えたメニューをこなし、1年生6月には頭が付くようになりました。

その後、投球練習を再開し、球速を測ると135km/hまで伸びていました

1年生秋からはベンチ入り。

1年生秋の県大会2回戦の広島商業高校戦で、3 1/3回を1失点に抑えるなど、2試合にリリーフ登板します。

谷岡楓太は、3年生6月に球速を152km/hに伸ばす!

2年生春は球速を148km/hまで伸ばしました。

2年生夏は、県大会2回戦の呉商業高校戦に先発し、4失点で4回途中で降板します。

2年生秋は、県大会の全3試合に先発し、準々決勝の広陵高校戦では、9回を完投しますが、6失点で試合は敗れベスト8。

県大会ベスト8となったのは、武田高校では初のようです。

3年生の6月に行われた近大付属高校(大阪)との練習試合では、自己最速を152km/hに伸ばし、巨人など4球団のスカウトが視察したそうです。

3年生夏の県大会では、2回戦の神辺高校戦でリリーフとして最終回に登板、2つの死球を与えましたが、3者連続三振に抑えます。

県大会3回戦の沼田高校戦では、4点リードの8回1アウト一塁、二塁から登板、押し出し四球など8四死球もあり逆転負け、高校野球生活を終えます。

谷岡楓太(武田)の成績

谷岡楓太の成績です。

成績
  • 2019年夏:2試合、2 1/3投球回、防御率15.43、被安打率3.86、奪三振率23.14、四死球率38.57

2019年夏は、4連続押し出し四死球で大量失点したので、防御率や四死球率が悪くなっています。

一方で、ヒットはそこまで打たれていません

また、三振を奪えるピッチャーと言えそうです。

ただ、イニング数が少ないので参考程度に見ておいた方が良いでしょうね。

谷岡楓太(武田)の特徴や動画

谷岡楓太の特徴です。

まずは、こちらの動画を見ていきましょう。

武田高校 谷岡投手 Max151km/h

左足を大きく上げてタメを作った後は、体全体で体重移動を使って投げています

テイクバックは小さめですが、柔らかな腕の振りです。

谷岡楓太は力のあるストレート!

先ほどのストレートを見ると、若干シュート回転していますが、ノビのあるストレートを投げています。

状態を傾けて腕を縦に振れるので、回転の質が良いのでしょう。

2018/10/6@三次きんさい 武田・谷岡楓太投手の投球(4回三者三振)MAX145

上の動画でもバッターが振り遅れたり、高めのストレートに空振りしている場面が見られました。

球速以上に早く感じそうですね。

ちなみに、ストレートの最速は152㎞/hです。

谷岡楓太の変化球は?

動画内では、ナックルカーブやスライダーを投げています。

ナックルカーブは縦に大きく変化しており、見逃しや空振りが奪えています。

下の動画の1分30秒あたりを見ると、もっと分かりやすいかも知れません。

https://www.youtube.com/watch?v=5VTgOqNuxrs?start=89

その他にはフォークも投げるようです。

谷岡楓太の制球力はまずまず

夏の予選では4連続押し出しをしていますが、動画を見ると、大体はキャッチャーの構えた所に投げられています。

一方で、投球が高めに浮く場面や変化球が逸れてパスボールとなった場面も見られました。

上のレベルでは、より正確なコントロールが求められそうです。

制球力はまずまずといったところです。

谷岡楓太の特徴まとめ!

特徴をもう一度まとめると

特徴まとめ
  • 最速152km/hの質の良いストレート
  • 変化球は、ナックルカーブ、スライダー、フォーク
  • 制球力はまずまず

です。

最速152km/hのストレートとナックルカーブが魅力の本格派右腕です。

ストレートの質も良く、変化球も多彩です。

高校に入ってから大幅に球速を伸ばしており、伸びしろもまだありそうです。

また、高校は一人ひとりが必要な課題を考えて解決するために練習をする環境で、フォームや体重の増量などは指導者と相談しながら課題に対して取り組みました。

監督の話では、「『これをやってみよう』と指示をしたことは、手を抜かずに最後までやり遂げる。コーチやトレーナーから、野球の技術、体の構造、栄養についての知識を貪欲に吸収しようと食らいついていく」選手だそうです。

そういう姿勢もプロになるうえで大切だと思います。

谷岡楓太(武田)のスカウト評価や指名の可能性

谷岡楓太のスカウト評価です。

スカウト評価
  • 広島・白武佳久スカウト部長「未完成じゃけど僕らは素材を見に来てる訳じゃからねえ。そういう意味でも楽しみ」「真っすぐいい。スピードが出ていたし、変化球も良い。体はまだ成長段階かな」
  • ヤクルト・岡林洋一編成部課長「まだまだこれからの選手。それがまた魅力でもあります」
  • 楽天・山下スカウト「力強い球を投げるのは魅力。これから伸びしろがある投手」
  • DeNA・安部スカウト「腕を振って投げらるし、ここまで馬力で投げている子はなかなかいないかな」

これらは、いずれも3年生夏の大会を視察した時のコメントです。

ストレートや変化球について評価されており、将来性や伸びしろを期待しています。

視察状況や投球内容を見る限りでは、将来性を考えて2019年ドラフトで指名される可能性も考えられます。

因みに、本人はプロ志望届を出すとのことです。

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谷岡楓太(武田)のまとめ!

以上が、武田高校 谷岡楓太経歴、成績や特徴、スカウト評価でした。

最速152km/hの力のあるストレートとナックルカーブなどの変化球が持ち味の投手です。

球速がどんどん伸びていることを考えると、伸びしろもありそうです。

将来性を考えると、2019ドラフトでの指名も十分あるでしょう。

今後の動向に注目していきましょう。

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